続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

吉川宏志(私的解釈)遠くから。

2022-04-16 07:41:28 | 吉川宏志

 遠くから見る方がよい絵の前に人のあらざる空間生まる

 遠くから見る方がよい(遠見方良)はエン・ケン・ホウ・リョウと読んで、媛、絹、包、霊。
 絵の前に人のあらざる(絵前人有)はカイ・ゼン・ジン・ユウと読んで、怪、然、甚、幽。
 空間生まるはクウ・カン・ショウと読んで、空、寒、粧。
☆媛(美しい女性)が絹に包まれ霊(人智では計り知れないほど不思議な)怪(あやしい)然(状態)は、甚(はなはだ)幽(あの世)の空(むなしく)寒(寂しい)粧(身繕い)のようである。

  遠くから見る方がよい(遠見方良)はエン・ケン・ホウ・リョウと読んで、掩、験、放、了。
 絵の前に人あらざる(絵前人有)はカイ・ゼン・ジン・ユウと読んで、解、全、腎、融。
 空間生まるはクウ・カン・ショウと読んで、食う、感、証。
☆掩(おおったもの)を験(調べ)放(思いのままにして)了解(事の内容を理解して承知すること)で全て腎(大切なところ)に融(通じる)。
 食う(身に受け)感(心が動く)証(裏付け)がある。

 遠くから見る方がよい(遠見方良)はエン・ケン・ホウ・リョウと読んで、縁、兼、法、了。
 絵の前に人あらざる(絵前人有)はカイ・ゼン・ジン・ユウと読んで、解、全、訊、猶。
 空間生まるはクウ・カン・ショウと読んで、食う、観、仕様。
☆縁(つながり)は兼(二つ以上のものを持っている)法(やり方)を了(悟る)。
 解(部分部分に分けて)全てを訊(問いただす)。
 猶(ためらわずに)食う(多量に必要とすること)を観(よく見る)仕様(やり方)である。


『飯島晴子』(私的解釈)衿青くして。

2022-04-16 07:16:27 | 飯島晴子

   衿青くして鳥たちを裁く人

 衿青くはキン・セイと読んで、謹、製。
 鳥たち(鳥達)はチョウ・タチと読んで、調、舘。
 裁く人はサイ・ジンと読んで、祭、神。
☆謹製(謹んで造り)整える舘。
 祭神である。

 衿青くはキン・セイと読んで、禽、栖。
 鳥たち(鳥達)はチョウ・タツと読んで、諜、発つ。
 裁く人はサイ・ジンと読んで、砕、尽。
☆禽(鳥)が栖(住む処)の諜(様子を探る)。
 発つとき、砕(こまかく壊し)尽(全て無くす)。

 衿青くはキン・ショウと読んで、訓、章。
 鳥たち(鳥達)はチョウ・タツと読んで、調、立。
 裁く人はサイ・ジンと読んで、再、訊。
☆訓(字句を解釈する)章である。
 調べると、立(ある現象が生じる)ので、再び訊(問いただす)。