続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)海鳥や。

2022-04-17 09:01:43 | 飯島晴子

   海鳥やひとびとゆるく着物着て

 海鳥やひとびと(海鳥人人)はカイ・チョウ・ニン・ニンと読んで、開、帳、人、人。
 ゆるく着物着て(緩着物着)はカン・ジャク・ブツ・チャクと読んで、閑、寂、仏、着。
☆御開帳である、人々閑寂(物静かで落ち着いた様子)で仏様に着(行きつく)。

 海鳥やひとびと(海鳥人人)はカイ・チョウ・ニン・ニンと読んで、皆、帳、忍、任。
 ゆるく着物着て(緩着物着)はカン・チャク・ブツ・ジャクと読んで、貫、著、物、惹。
☆皆(すべて)は帳(ノート)に忍(しのばせてあり)任(思うとおりにする/委ねること)を貫く。
 著(書き表した)物(事柄)を惹(惹きつける)。

 海鳥やひとびと(海鳥人人)はカイ・チョウ・ジン・ニンと読んで、解、調、訊、任。
 ゆるく着物着て(緩着物着)はカン・ジャク・ブツ・チャクと読んで、換、若、物、着。
☆解(バラバラにして)調べ、訊(問いただすこと)任(委ね)換(入れ替える)若(ごとし)。
 物(事柄)は着(落ち着く)。 


吉川宏志(私的解釈)浜という。

2022-04-17 07:50:46 | 吉川宏志

 浜という文字に兵あり上陸をせし浜にいまも基地は残りて

 浜という文字に兵あり(浜言文字兵有)はヒン・ゲン・モン・ジ・ヘイ・ユウと読んで、頻、厳、悶、地、塀、有。
 上陸をせし浜にはジョウ・ロク・ヒンと読んで、常、碌、頻。
 いまも基地は残りて(今基地残)はコン・キ・チ・ザンと読んで、恨、基、地、残。
☆頻(しきりに)厳しく悶(もつれる)持(所有する)地(土地)の塀が有る。
 常に碌(役に立たず)頻(たびたび)恨(うらめしく思う)基地の残(むごさ)。

 浜という文字に兵あり(浜言文字兵有)はヒン・ゲン・モン・ジ・ヘイ・ユウと読んで、彬、拳、悶、示、蔽、憂。
 上陸をせし浜にはジョウ・ロク・ヒンと読んで、蒸、禄、貧。
 いまも基地は残りて(今基地残)はコン・キ・チ・ザンと読んで、困、基、地、惨。
☆彬(明らかに)拳(握りこぶし)の悶(思い悩み)を示すことを蔽(見えないようにする)憂(苦しみ)がある。
 蒸(多くの民)の禄(さいわい)を貧(不十分)に困(こまらせている)基地を惨(傷ましく思う)。

 浜という文字に兵あり(浜言文字兵有)はヒン・ゲン・ブン・ジ・ヒョウ・ユウと読んで、貧、言、文、事、表、由。
 上陸をせし浜にはジョウ・ロク・ヒンと読んで、情、録、稟。
 いまも基地は残りて(今基地残)はコン・キ・チ・ザンと読んで、魂、痴、慚。
☆貧(不十分な)言(言葉)の文で事(事柄)を表す由(わけ)は情(個人的な感情)を録(文字で書き表す)という稟(生まれつきの性質)の魂(精神)である。
 希(まれ)に痴(物事に夢中になり正常でなくなること)を慚(恥じている)。