続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

吉川宏志(私的解釈)なんで茶髪に。

2022-04-25 07:07:52 | 吉川宏志

 なんで茶髪にするのか分からないけれど大麦に似て娘は立てり

 なんで茶髪にするのか分からないけれど大麦に似て娘は立てり(何茶髪分大麦似娘立)はカ・サ・ハツ・フン・バク・ジ・ジョウ・リツと読んで、禍、査、発、憤、爆、示、剰、慄。
☆禍(災難)を査(調べる)と発(明らかになる)憤(いきどおり)が爆(はじけること)を示す。剰(多すぎるほど)に慄(恐れ戦いている)。

 なんで茶髪にするのか分からないけれど大麦に似て娘は立てり(何茶髪分大麦似娘立)はカ・チャ・ハツ・ブン・バク・ジ・ジョウ・リュウと読んで、歌、詐、初、文、漠、辞、常、流。
☆歌で詐(作りごとをいう)初めての文である。
 漠(つかみどころのない)辞(言葉)は、常に流(一か所に留まらない)。

 なんで茶髪にするのか分からないけれど大麦に似て娘は立てり(何茶髪分大麦似娘立)はカ・チャ・ハツ・フン・バク・ジ・ジョウ・リツと読んで、過、嗟、発、態、漠、事、状、立。
☆過(あやまち)を嗟(嘆く)。
 発(外に現れた)態(ありさま)を縛(戒める)。
 事の状(次第)は立(しっかり成り立つ)。


大森静佳(私的解釈)手をあてて。

2022-04-25 06:26:08 | 大森静佳

 手をあててきみの鼓動を聴いてからてのひらだけがずっとみずうみ

 手をあててきみの鼓動を聴いてからてのひらだけがずっとみずうみ(手当君鼓動聴手平湖)はシュ・トウ・クン・コ・ドウ・チョウ・シュ・ヘイ・コと読んで、須、頭、訓、個、導、帳、守、閉、己。
☆須(必要な)頭(物事の初め、いとぐち)を訓(教え導く)個(一つ一つ)がある。帳(ノート)は守(身から離さないように)閉ざす己(わたし)である。

 手をあててきみの鼓動を聴いてからてのひらだけがずっとみずうみ(手当君鼓動聴手平湖)はシュ・トウ・クン・コ・ドウ・チョウ・シュ・ヘイ・コと読んで、殊、統、訓、固、如何、調、手、標、蔽、固。
☆殊(異なるもの)を統(一すじにまとめ)訓(字句を解釈する)。
 固(はじめ)に如何(どのように)調べるのか。
 手(方法)の標(しるし)を蔽(見えないようにしている)固(あくまでも)。

 手をあててきみの鼓動を聴いてからてのひらだけがずっとみずうみ(手当君鼓動聴手平湖)はシュ・トウ・クン・コ・ドウ・チョウ・シュ・ヘイ・コと読んで、衆、悼、君、顧、慟、弔、衆、蔽、呼。
☆衆(大勢の人)の悼(死を悲しむ)君、顧(過去を省みて)慟(身もだえして悲しむ)。
 弔(死者を悼む)衆(人々)は蔽(見えないように=心の中)で呼びかけている。

※てのひらだけがずつとみずうみ(シュ・ヒョウ・コ)と読んで、主、漂、己。
 手をあててきみの鼓動を聴いてから、主(あなたのことばかり)を漂(思い浮かべている)己(わたし)です。


大森静佳(私的解釈)冗長な。

2022-04-25 05:55:10 | 大森静佳

 冗長な映画のような光来て春はあなたが庭そのもので

 春はあなたが庭そのもので冗長な映画のような光が来た、ということ。

 冗長な映画のような…間延びして長閑な、それでいて普通ではない空気の幻惑。
 春は、春のときめき、性の目覚め、性への高揚、それはあなたがわたしを包囲し優しく戸惑わせるもの。あなたはわたしにやってきて人生の無駄(有意義)を教えた。

 いつまでも続いて欲しい、この眩暈を伴う光。あなたがわたしに忍び込んだ春、庭そのもののようにわたしを抱きしめている。