夜の更けに「痛い痛い」と母は呼ぶ麻薬を飲ませその声を消す
夜の更けに「痛い痛い」はヤ・コウ・ツウ・ツウと読んで、野、荒、痛、通。
母は呼ぶ麻薬を飲ませはボ・コ・マ・ヤク・インと読んで、模、枯、魔、厄、因。
声を消すはセイ・ショウと読んで、笑、消。
☆野(抑えがきかない)荒(飢饉/農作物の不作によって食べ物が欠乏すること)の痛(傷ましい)通(報せ)があった。
模(ありさま)は枯(かれて衰えてしまうこと)の魔の厄(災い)が因(もと)で、笑(笑顔)が消えてしまった。
夜の更けに「痛い痛い」はヤ・コウ・ツウ・ツウと読んで、爺、工、通、通。
母は呼ぶ麻薬を飲ませはボ・コ・マ・ヤク・オンと読んで、模、個、摩、役、隠。
声を消すはショウ・ショウと読んで、掌、匠。
☆爺(老人)の工(作業)は通(滞りなく)通(最初から最後までやりとおす)。
模(ありさま)は個(一つ一つ)を摩(みがく)役(つとめ)である。
穏やかに掌(つかさどる)匠(たくみ)である。
夜の更けに「痛い痛い」はヤ・コウ・ツウ・ツウと読んで、夜、交、痛、通。
母は呼ぶ麻薬を飲ませはボ・コ・マ・ヤク・インと読んで、慕、己、真、躍、淫。
声を消すはショウ・ショウと読んで、性、照。
☆夜の交わりは痛(はげしく)通(行き来する)。
慕(恋しく思う)己(わたくし)は、真(本当)に躍(飛び上がるほどの喜び)があり、淫(みだらな)性(傾向)に照れてしまう。