荒崎の海へ行くことが目的だったけど、地層の説明を聞いているメンバーの熱意に打たれ、何となく地層に関心があるような気分になってしまった。
500万年前・・・想像がつかないくらい昔の地層隆起。三浦半島の成り立ち。横須賀の大部分は逗子層でできていて、わたしが子供のころ(こんこん石)と称していたものは逗子層の泥岩とのこと。
「ここ相模湾ではフィリッピン海プレートの影響を見る事ができます。ハワイを基準にして北米から年間4センチづつこちら(本州側)に向かっています。」
「・・・」(サッパリ意味が・・・)
「砂粒より小さいものを泥といい2ミリ以上のものを礫岩といいます。礫岩、砂岩、泥岩というわけです。泥岩も粒の粗いものはシルト岩、さらに小さいものを粘土といいます」と、基本のレクチャー。
「地震などで地層は上下します。つまり大きいものは下に沈み、小さく細かいものは上に出てくるわけです。他にも横ズレ断層などで変化して行きます。海底で地層内部が曲がり変化していくスランプ構造もあります。」
「この関東ローム層は比較的最近の8万年前に関東西側から飛んで来たものです」
「微化石である放散虫(0.1ミリくらい)の痕も見ることができます原生動物はアメーバー状ですから・・・」
延々続くレクチャー。みんな関心を持って聞いている。(わたしもその振り)三崎層、三浦層、逗子層、初声層・・・それぞれの区分。
地球の変化・・・。
先生方が作ってくださった懇切丁寧なパンフレットを、集合場所に置き忘れてしまったわたし・・・皆が一生懸命説明と照らし合わせて確認しているのに手ぶら・・・本当に恥ずかしいわたしでした。
天気も最高、海も波静か、干潮・・・楽しい一日をありがとうございました。