相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

白鳳誕生の寺「龍谷山東雲寺」

2014-11-30 13:40:12 | 寺院
町田市成瀬に曹洞宗で白鳳誕生の寺「龍谷山東雲寺」(成就院)はある。創建年(伝)は天文5年(1536)。龍谷により成瀬城の防御施設として建立された。本尊は関東地方では最古の白鳳時代の「誕生釋迦牟尼仏」。「成瀬杉山神社」の上にあり参道、境内には百本近いソメイヨシノの大木があり春は多くの花見客で賑わう。境内には「梵鐘」(延亨2年鋳造)、「石仏」、「石碑」、大棟両端に光り輝く鴟骨を持つ「本堂」、六角形「釈迦堂」、「位牌堂/座禅堂」が建ち並ぶ。秀吉の小田原城攻めで成瀬城は落城、東雲寺も廃寺となり江戸時代元和6年(1620)再興という歴史をもつ寺院である。(1411)












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武相四十八ヶ所観音霊場の龍淵山天応院

2014-11-29 21:45:01 | 寺院
原当麻駅近くに曹洞宗寺院「龍淵山天応院」はある。室町時代(明応4年=1495)季雲禅師が開山、この地方を所領していた北条氏照の娘貞心尼によって中興開基されたと伝えられている。縁起では慶長元年(1596)天山存雲和尚が創建。当寺は石雲院(静岡県榛原)の末寺で、虚空蔵菩薩(十一面観音)を本尊としている。慶安3年(1650)9石7斗の朱印を拝領、徳川家光の養育役の青山忠俊により再中興された。天応院の役割は明治6年管内区画改正により、県内が20区に分けられ、その下に185の番組が置かれ、相模原は20組に属した時の役所が当寺に設置されていたという。山門を潜り参道両脇の石碑を見ながら進むと正面に立派な本堂と庫裏がある。ここ天応院は武相四十八ヶ所観音霊場32番札所でもある。境内の樹木が少しずつ秋色に染まりつつあった。(1411)












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鎌倉鶴岡八幡宮境内の紅葉

2014-11-28 14:19:25 | 紅葉
鎌倉市雪の下に鎌倉を代表する社寺の一つ「鶴岡八幡宮」はある。秋が深まり、寒さも増してき鎌倉にもいよいよ紅葉前線が南下してきた。「源平池」や「柳原神池」、「若宮横」、「朱塗りの橋」のハゼとモミジが艶やかに紅葉し、マッチし寺社の境内は神秘的な色合いを濃くし美しい景色が広がっている。場所を変え「鎌倉国宝館」前に移動するとモミジの木々が美しく鮮やかに色づいている。天候、気温という自然が作り出す芸術品とはいえ、古都鎌倉は今、「紅葉」と「黄葉」の雅で華やな幻想的な世界を創り上げている。当宮は四季の花々が咲き境内は美しい。四季の中でやはりこの時期が最もで美しく好きである。(1411)




















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紅葉に包まれた「当麻山無量光寺」

2014-11-26 20:52:16 | 紅葉
相模原市南区原当麻に「時宗」の根本道場で一遍上人ゆかりの寺院で相模川を見下ろす丘の上に位置し神奈川の景勝50選にも名を連ねている「当麻山無量光寺」はある。重厚感溢れ風格漂う山門を潜り石畳の参道を歩めば、深い木立に覆われ世俗を隔てた静寂に包まれている境内が広がる。池を中心とした庭園は鎌倉・室町期の築庭手法によるものだという。本堂横に建てられている一遍上人像が当寺を見守っている。「むかし、空也上人へ、ある人、念仏はいかがもうすべきやと問いければ、捨ててこそとばかりにて、なにとも仰せられず」(遍上人法語より)。訪れた日、参道そして池の廻り、鐘楼前の境内は美しい紅葉で覆われていた。(1411)


















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秋色に染まり始めた道保川公園の紅葉 2014

2014-11-25 08:16:23 | 紅葉
相模原中央区上溝に道保川のせせらぎと野鳥のさえずりが「残したい日本の音風景100選」の一つ選ばれた「道保川公園」はある。水と緑が一体となった自然とのふれあいの場として整備された広さ8.8haの園内には木製デッキ、遊歩道が設けられ、「野鳥」、「山野草」、「森林生体」、「水生動植物」などの観察ゾーンに整備され相模原の学習体験の場としてまたオアシス的存在となっている。秋晴れの今日ここ「道保川公園」にも紅葉の季節が到来したようだ。紅葉は落葉広葉樹が落葉の前に葉の色を変える現象でその美しさを誇示しているようでもあり、最後の命火を燃やしているかのようでもある。園内でも特に「林間広場」周辺や「池畔」は紅葉した楓、黄色く色づいた木々が見ごろを迎えている。紅葉を映し込み赤味を帯びた池面に泳ぐカモ、今ここ「道保川公園」全体が秋色に一色に染まっている。(1411)






















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