相模原市緑区橋本に古くより「お伊勢の森」と呼ばれる橋本の鎮守「橋本神明大神宮」は鎮座している。当神宮は近隣にあった「天神社」を当地に遷座、さらに「大坂大鳥神社」を勧請、奉祀したことによる。創建(伝)は永禄12年(1569)。祭神は天照大神。一の鳥居を潜ると石畳の長い参道が続く。二の鳥居を抜けると境内奥正面には入母屋造り「拝殿」、平屋の「弊殿 」、神明造りの「本殿」と「覆殿」がある。さらに「神輿格納庫」、「神楽殿」、「御神符頒布所」、「納札所」、「社務所」がある。境内社には菅原道真を祀る「天満宮」、「大鷲神社」、「稲荷社」がある。お伊勢の森と呼ばれ御神木の大きな杉の古木が森のように境内を覆い、いつもはひっそりとした市民の安らぎ憩いの場となっている。毎年夏に開催される「橋本七夕祭り」では会場の一つとなり境内は出店や竹飾りで彩られ華やかとなる。(2503)






