相模原市南区上鶴間本町に江戸期には上鶴間村小名中和田の鎮守社で市内最古の神社「長嶋神社」はある。創建年代等は不詳であるが創立は鎌倉時代頃に遡ると推定される。2010年に350年以上(明暦3年=1657)前に書かれた鮮明な「棟札」が発見された。これまでは元禄16年(1688)に再建に関った大工の「墨書」が見つかっていたが更に30年歴史が遡ることになった。御祭神は伊邪那岐命、伊邪那美命である。鳥居を抜けると境内には正面に茅葺屋根を銅板葺「本殿」、左に「神楽殿」、本殿の右に併祀神社で須佐能男命を祭神とする「八坂神社」、白瀧弁財天と北向庚申塔がある。八坂神社は病気除けとして崇められ最近では元旦深夜に「おけら火まいり」、来週には御祭禮が行われる。(1606)
山梨県南部、富士河口湖町の中央付近に位置する「西湖」。富士山の火山活動によって生じた堰止湖。面積は富士五湖では4番目の大きさで、2番目の最大水深を誇る。山梨県指定天然記念物「フジマリモ」の群落地としても知られている。「クニマス」の発見でも有名になった。西岸部には太古を思わせる青木ヶ原樹海が広がり藍色の瞳のような神秘的な湖で「乙女の湖」の愛称がある。花壇に咲く色とりどりの美しく可愛らしい花が湖をより一層引き立たせていた。(1606)
相模原公園は四季の花で彩られる。6月のメインの花「アジサイ」、「ハナショウブ」が終わり告げ、花の少ないこの時季はネムノキ、アメリカリョウブ、サンゴシトウ、マリーゴールド、サルビア、ジニア プロフュージョン、そして「ハーブ」が目を楽しませてくれる。クスノキゲートより「緑の街」へ進むとその一角にあるハーブ園にはハーブの代表花と言われる紫色の穂を成長させている「ラベンダー」である。遊歩道両側を数十株のラベンダーが甘い香り、芳香を漂わせ小さなラベンダーの回廊を創っている。見た目は清楚な紫色の花だが香りは強く抗菌効果、防虫効果、美容にも効果がある。ラベンダーは花言葉ように「繊細」、「清潔」、「優美」で落ち着いた初夏の香りは心をリラックスさせてくれる花である。(1606)
厚木市関口に浄土宗寺院「関口山仏性院大信寺」はある。寺伝(沿革縁起)によると創建は頼朝鎌倉幕府創設の年の建久2年(1192)、意久阿蘭の造立である。もともと天台宗として開山したが、文明6年に絵蓮社独誉九工上人が浄土宗に改宗した。建立から470年目の寛永年間に起きた相模川の大洪水により関口村、民家耕地と共に総てが流失。大信寺もこの災害に遭い寺宝、記録をすべて流失してしまった。座架依橋を渡りきった左側に位置し、「山門」(寺号標)を抜けると正面に「本堂」がある。訪れた日は住まい玄関柱交換の工事中で前面にはカバーが掛かり全容はとらえきれなかい。また当寺のすぐそばには関口の氏神「日枝神社」が鎮座している。(1606)
市民のオアシス的存在の「県立相模原公園」、西側のクスノキゲートを入った正面にある「みんなの花壇」にはいま「ジニアプロフュージョン」かと思われるカラフルな色とりどりの花が咲き帯、列を作っている。10000株以上はありそうである。またみんなの花壇前には青いベンチが置かれ、その後方にブロック製ミニ花壇に5色の「サンパチェンス」が可愛らしいトロピカルな美しい花を広げアクセントとなっている。「サンパチェンス」は“太陽 (sun)+忍耐 (Patience)”からきているという。(1606)