「シェランネン広場」よりお洒落な可愛らしい店や家が建ち並ぶ路地裏を進むとクロスターガッセ(通り)へ出る。ローテンブルク旧市街の中心(マルクト広場近く)に建つ教会で1300年から190年の歳月を費して建てられたゴシック様式の「聖ヤコブ教会」が聳え建っている。「祭壇」と「ステンドグラス」は有名。教会の近くには日本人が経営するお店もある。教会の先には「マルクト広場」があり街のシンボルとなっている「市庁舎」と「市参事宴会場」と色鮮やかな「木組みの建物」が並んでいる。同じエリアには「観光案内所」もあり「市参事宴会場」の仕掛時計が動き出す時間には大勢の観光客が押し寄せ賑やかさが頂点となる。フリータイムとなりまず向かったのが「コボロツエラー門」から城壁の外に出て坂を下っていくと「二重橋」がある。橋から臨む蛇行した「タウバー川」、「コボロツエラー教会」、聳え立つ「城壁」とカラフルな「旧市街」の全景&眺望はまるで絵葉書のように美しい。中世の街並みがそのまま残る、まさしくお伽話の世界に迷い込んだようである。次に訪れたのが街はずれの「ブルク門」より城壁外にある美しい「ブルク庭園」へ。ここからは「タウバー溪谷」の美しい眺望に見惚れた。続いてマルクス塔のある通り(アンズバッハ)の先にある「レーダー門」へ。階段から上ってみるとやっと一人歩ける程度の幅の通路がある。ここからの街並み、家並みの景色もまた美しく最高である。色とりどりの塔「市壁」と「門塔」を配した周囲3.3kの城壁に囲まれた旧市街には歴史ある「教会」、張り巡らされた「石畳の道」、「建造物」、ショッピング店、家並、街並みは世界が認めた前評判通りの統一された美しさであった。観光のハイライトと言わしめるだけの理由があった。古さゆえの問題もあるようだがいつまでも残してほしい街である。(1504)





















