相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

今年の「桜追撮」の旅が終わりを迎えた!!

2024-04-27 11:39:29 | 桜・桜まつり
「桜」はバラ科サクラ属に分類される落葉広葉樹で原種は11種確認されている。エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラ、カンヒザクラ、マメザクラ、チョウジザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、タカネザクラ、ミヤマザクラ、クマノザクラなどが認められており、これらの変性や交雑などから「ソメイヨシノ」、「カワズザクラ」、ジュウガツザクラ、フユザクラ、カンザクラ、オカメザクラ、枝垂れ桜など数十種類の自生種が存在する。桜は何故こうも心惹かされてれてしまうのだろう? 桜は「日本の国花」というだけではなく、花そのものが美しく品がある。「桜」はまず長い冬を越えたあと春の訪れを知らせてくれ絶妙のタイミングで咲いてくれる。この時期は人間の人生の節目、転換期に関わっている。3月は卒業式、退職など別れがあり、4月は入学式、入社式と出会いがある。桜はこれから楽しいことに花を添え希望を象徴しているような花である。そしてなによりもその気品漂う花姿を披露したかと思うとあっという間に潔く散ってしまう姿、儚さが日本人の美学気質にマッチしている。良寛和尚の辞世の句「散る桜 残る桜も 散る桜」と詠んでいる。「今どんなに美しく綺麗に咲いている桜もいつかは散る」。限られた命、時間と心得よと訓えている。また小野小町は「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」と呼んでいる。桜の魅力、美しさに憑りつかれた様に2月初旬から相模太夫の「桜追撮の旅」がスタートした。まず「河津桜」では「松田山」、「ギオンスタジアム」、新戸の「河津桜あじさいライン」、「相模原公園」、「橋本公園」、「宗仲寺」。続いて見逃せないのが「枝垂れ桜」で相模原公園「せせらぎ園」、「原町田交差点」、「浄運寺」と「青柳寺」へ足を運んだ。そして3月下旬に東京では桜の女王「ソメイヨシノ」の開花が確認され慌しくなった。町田の「恩田川」と「芹が谷公園」、相模原では「相模原公園」、「せせらぎの園」、「麻溝公園」、「古山公園」、「相模原市役所さくら通り」、「松が枝公園」、「東林間桜通り」、相模原沈殿池へ。座間では「谷戸山公園」、「かにが沢公園」、「芹沢公園」、「さくら百華の道」、緑ヶ丘跨線橋の「座間桜」、さがみ野。都内では「隅田公園」、「上野恩賜公園」、「千鳥ヶ淵」、「靖国神社」を巡ったが、「桜」、「花見」がインスタ等で全世界に広がり今年は外国人の多さにびっくりさせられた。「桜」のトリを務めるのが先週から咲き始めた濃ピンク色の花ビラが美しい「八重桜」である。八重桜の名所である相模原下溝の「下原の八重桜通り」に赴いた。まだ5月に咲く桜もあるが、「八重桜」は締めにふさわしい桜であった。約40ヶ所、2ヶ月、数百km?に及ぶ移動となった「桜追撮の旅」が終わった。(2404)
松田山のカワヅザクラ

靖国神社の桜標準木

上野公園

千鳥ヶ淵

町田のシダレザクラ

下原のヤエザクラ
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「下原やえざくら通り」の「八重桜」を撮る!!

2024-04-17 08:59:24 | 桜・桜まつり
相模原市で「八重桜」の名所と言えばここ相模原下溝の中央部、道保川の西側に沿うように南北1Kmに渡って樹齢40年、約100本の「八重桜並木道」が続くことから「下原やえざくら通り」と呼ばれている。緩やかなカーブの道路であることから並木の全貌がよく見える。終焉を迎えた桜の女王「ソメイヨシノ」からバトンを受けて濃いピンクと白い大きな花房が特徴の「八重桜」が大トリを務める。既に6、7分近い咲きとなって見ごろを迎えている。剪定が行われたため昨年のよう地面に向かってしだれるような花房は残念ながらなくなってしまった。「八重桜」は「里桜」とか「牡丹桜」とも呼ばれるバラ科のサクラ属の落葉広葉樹。鈴なりの花は100枚近くはある。多い種は300枚をいっぱいつける八重桜もある。木々を見上げると大きな花房がこぼれそうなくらい咲きなんとも豪華である。(2404)
 
 
 
 
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「新磯野西公園」では「ソメイヨシノ」と「オオシマザクラ」が競演!!

2024-04-14 14:06:58 | 桜・桜まつり
相模原市南区新磯野に住宅街としては適度な広さの街区公園「新磯野西公園」はある。昭和後期に造られた第二次ベビーブームのための公園である。公園の西側には金網フェンスを隔てて「キャンプ座間」隣接している。市道を隔てて1600世帯のマンモス集合住宅「グリーンパーク」がある。公園敷地面積は2536㎡。園内には花壇があり樹木も多い。春は「桜」や「コブシ」、秋は「もみじ」と四季を彩る。今咲き始めた3、4本の「ソメイヨシノ」のピンクの花びらと「オオシマザクラ」のホワイトの花びらのコントラスト、競演しているかのようである。オオシマザクラはソメイヨシノの片親である。(2404)
 
 
 
 
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「靖国神社」500本の桜が御霊に捧ぐように満開へ!!

2024-04-14 12:15:22 | 桜・桜まつり
千代田区九段北に国守のために尊い生命を捧げた246万余柱の御霊を慰め、その事績を長く後生に伝える目的で創立された「靖国神社」は鎮座している。「明治天皇」は国家の為一命を捧げた人々の御霊を慰めその事績を後世へ伝えるべく明治2年(1869)に建立された「招魂社」が「靖国神社」の起源である。「社号標」、高さ25mの「第一鳥居」を抜けると中央広場、大村益次郎像、更に進むと「第二鳥居」、荘厳な「神門」がある。「中門鳥居」の正面に「拝殿」がある。多くの人が参拝待ちである。神門の右に東京管区気象台が都内の「桜の開花」を確認する一本の「標本木」があり満開となりそうである。当社の神域、境内の至る所に植栽された500本の「桜」満開となって御霊に捧ぐように美しい社域を創り上げていた。(2403)
 
 
 
 

満開となった標本木


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「相模原沈殿池」のソメイヨシノが満開となる!!

2024-04-13 07:26:58 | 桜・桜まつり
相模原下溝に昭和29年に築造された相模川系横浜水道局の沈殿処理に使われている「相模原沈殿池」はある。相模湖で発電に放流された後~沼本ダムで取水~ずい道~津久井分水池~下九沢分水池~更にずい道を通りここ「相模原沈殿池」へ送られている。88万3千㎡の水を貯水でき、この貯水量はも横浜市民が一日に使用する水量の70%に当るらしい。沈殿池は鉄柵で囲われているがその周囲は散策コースが設けられ「かながわ探鳥地50選」の一つで池にはコサギ、カルガモ、カワラヒラなどバードウォッチングができる。今、「沈殿池」の周囲は満開の「ソメイヨシノ」桜で彩られ今一番美しい光景である。(2404)
 
 
 
 
 
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