相模原市南区磯部の「ざる菊」が美しく輝き今、見頃を迎え26日から開催されている磯部の秋の風物詩「第7回ざる菊花見会」に色を添えている。5日前に訪れた時より開花が進み赤、白、黄、紫、オレンジと全色の1300株のざる菊がほぼ見頃を迎えまさしく「ざる菊の競演」が始まった。会場は一面咲き乱れたざる菊の香りのベールに包まれている。来月3日11時から開催される「第7回ざる菊花見会」の式典では「うどんの振る舞い」、「勝坂はやし」、「オカリナ」、「相模の無鉄砲太鼓」などの演奏、同時に新磯商盛会の出店もあり「ざる菊」、「地元野菜」、「焼き芋」「卵」の販売が行われるという。今日は土曜日とあって大勢の花見客で賑わってており、来月中旬まで鮮やかな彩り豊かなこの秋の花「ざる菊」は花人たちを愉しませてくれるに違いない。(1510)
大和市下鶴間に鎌倉光明寺末の浄土宗の寺院「寳亀山鶴林寺」はある。創建は永禄12年(1569)。本尊は阿弥陀如来像。参道を進むと「本堂」、「鐘楼」、「不動堂」、「天神・蚕神」、即身仏となった瀬沼嵩信を弔う「地蔵」、「鶴鳴学舎跡」(下鶴間学校)がある。毎年1月末に行われる初不動には境内の「不動堂前」で「だるま市」が開かれ賑う。「下鶴間ふるさと館」から、小川を渡り直進すると右手に「下鶴間不動尊」の案内板、急勾配の石段脇に白と赤の幟が建ち並んでいる。上りきると「不動堂」、そして左側に「鶴林寺」の境内、中央に「本堂」が建つ寺域には450年の歴史が息づいている。(1510)
町田市鶴間に浄土真宗本願寺末寺「山王山圓成寺」はある。北條氏綱に仕えていた当地の領主山中修理亮が出家し開祖。創建は天文7年(1538)。本尊は弥陀如来立像である。町田市指定有形文化財に指定の室町後期に作られた全身彩色を施された寄木造「聖徳太子立像」が安置されている。大きく立派な「石門柱」を潜ると境内正面に鉄筋コンクリート造りである木造亜鉛葺寄棟造の巨大な「本堂」、隣に「鐘衝堂」、右手に「鐘楼」、その先に「庫裡」、「客殿」が建ち並ぶ。500年に近い名刹で境内、寺域には今も静かな歴史が刻まれているようである。(1510)
海老名(JR海老名駅すぐそば)にまた一つ新しい名所として、神奈川県央の新しいランドマークとしての商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」が本日10:00にグランドオープンした。小田急海老名駅改札を出るともう人、人、人で列をなしていた。入口では入場規制も行われるほどの盛況ぶりである。海老名に集客を!!のコンセプトのもと小田急小田原線、相模鉄道本線、JR相模線の3路線が乗り入れるターミナル駅「海老名」に直結した駅直結型のリージョナル型ショッピングセンター「ららぽーと海老名」の施設は先進的なデザインの4階建ての中に選りすぐりのショップ263店舗が入った。今まで「ららぽーと」と言えば「横浜」か「立川」に行くしかなかったが本日「海老名」がオープンしたことで便利になったし、ますます海老名も活況を呈し楽しい街になりそうである。(1510)>
大和市下鶴間に「下鶴間ふるさと館」はある。この辺りは東海道の脇街道である「矢倉沢往還」の下鶴間宿があった所である。このふるさと館には江戸末期に薬など雑貨商を営んでいた旧小倉家の商家を復元した「旧小倉家住宅」と幕府や領主が決めた法度や掟書などを木の板札に書き人目の惹くように高く掲げておく場所であった「高札場」としての 証「説明板」がある。高札場は神奈川県の東海道では9つの宿場にそれぞれ1ヶ所ずゝあったという名残である。母屋の他に白壁の「土蔵(袖倉)」も残されている。こういう歴史的建造物はいつまでも残しておいて欲しいものである。(1510)