相模原市南区下溝にある「県立相模原公園」前に相模大野、小淵から出ている神奈中バス停「相模女子美大前」がある。その右にある「駐車場」の右手小丘に2本ほど「百花に先駆けて咲く」冬の代表花の「梅」(寒紅梅)が無数の花びらを開き見頃を迎えようとしている。お隣の「相模原麻溝公園」の「紅梅」も同じ品種の「寒紅梅」のようで満開見頃となっている。この梅は野梅性で特徴は早咲き。花びらは一重と八重があるがここのは見たところ八重のようである。熱海梅園、羽根木公園、相模原北公園からの梅便りも聞こえ始めた。(2501)
相模原市南下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。梅が開花し、河津桜が開花目前の中、芝生広場とイベント広場の一画に「タマナワザクラ」と「寒桜」のエリアがある。「寒桜」が2、3輪であるが可憐な花を披露し始めている。「寒桜」は「カンヒザクラ」と「ヤマザクラ」または「オオシマザクラ」の雑種で冬の時期に咲く桜である。花はカンヒザクラ色が強いのか淡紅で一重咲、大きさは中輪である。殆どの品種の桜は春(例年3月上旬頃)に咲くがこの桜が咲きだしたということは春がもうそこまで来ていることを知ることができる。(2501)
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。師走から新年のこの時季さすがに花は少ないが、今、クヌギゲートより入園すると「みんなの花壇」前の広場の一画に2本の「ハクモクレン」の木がある。今、2月開花を目指して数百個の蕾をぱんぱんに膨らませて今にも開花しそうである。この「ハクモクレン」(白木蓮、白木蘭)は中国南部原産モクレン科モクレン属に属する落葉高木の1種である。この花木は日本など世界各地で庭木や街路樹として植栽されており、和名の「ハクモクレン」は「ハス」に似た花を咲かせる木の意味で「木蓮」で、花色が白いので「白木蓮」と名付けられた。(2501)
相模原市南区麻溝台にクレマチス、アジサイ、クリスマスローズの三大花の名所「相模原麻溝公園」はある。今、当園は「サザンカ」、「ローバイ」の花々が咲き誇っているが、もう一つ春を告げる花の代表「クリスマスローズ」が管理事務所傍の花壇で早咲き種が数種開花していた。他の花壇はまだ全体的に葉っぱだけである。当園には管理事務所前とセンター広場横とスロープ斜面、あじさい順路の奥、ふれあい動物広場の3か所に約6,000株が植えられている。可愛らしい花をつける「クリスマスローズ」は花の少ない冬の季節を彩る数少ない庭花である。花丈は20~30㎝、花姿は小首をかしげ何か耳を澄ましているように、やがて来る春の足音を待つように冬の寒さに耐え咲くかわいい花である。(2501)
座間市緑ヶ丘にかつては深い谷で谷を流れる沢には蟹が多く群れていたことから園名がつけられた「かにが沢公園」はある。冬は「梅」、「スイセン」、春は「桜」、秋には「彼岸花」と四季の花で彩られる市民の憩の場で、座間八景の一つとなっている。さすがにこの時季は花種、花数は少ないが「梅」が開花し、「モクレン」が蕾を膨らませ、「椿」が開花し始めた。中央部の遊歩道脇の花壇の一画で「ムクドリ」が7、8羽地面を突きさかんに捕虫である。「ムクドリ」はスズメ目ムクドリ科の鳥類の1種で白頭翁という。黒褐色の体とオレンジ色の鋭い嘴が特徴的な身近な野鳥との一会であった。(2501)