町田市三輪に「東国花の寺百ヶ寺」の一つで「シャクナゲ寺」として知られている真言宗の寺院「見星山三輪院高蔵寺」はある。山号は名の如く星が近くに見えるような高台にあり、古来、奈良県三輪の人々が移り住んたという「三輪の里」に構えられた花の寺である。創建は康安2年(1362)で650年余の歴史を持つ古刹。本尊は金剛界大日如来である。花の寺らしく毎年4月には境内及びシャクナゲ園は1500株のシャクナゲ、そして現在は梅の花で彩られる。参拝を終え帰路につこうとした時、なんと一匹の野生の「茶色と黒の縞の入った狸」と遭遇した。思わずシャツターを切った。カメラに気付き何度も振り返り警戒していた。逆に顔をカメラに向けてくれたことで瞬撮できた偶然の4ショットである。(1802)






