相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

日蓮宗本山「法華山本興寺」

2014-05-31 09:19:25 | 寺院
横浜市泉区上飯田町に日什門流八別格本山のひとつ、日蓮宗の本山(由緒寺院)の「法華山本興寺」はある。玄妙阿闍梨日什大正師が開山。万治3年(1660年)に鎌倉の本興寺が江戸幕府の弾圧に遭った際に、日蓮ゆかりの地ここ「上飯田」に移された。650年の歴史と伝統を持つ本興寺、冠木門のごとき「総門」(山門)から綺麗に選定されたつつじの植込みがある長い参道を進むと途中に「開山日什」と刻まれた石碑があり、次に仁王像(金剛力士阿形と吽形)を祀った「仁王門」(天明5年=1785建立)を潜り境内寺域へ。境内には「本堂」(明治2年=1869年再建)、「宝蔵」、「大客殿」、「鐘楼」などの伽藍が建ち並ぶ。また境内は新緑の樹林におおわれており中でも聳える「イトヒバ」や「イチョウ」の古木は当寺の歴史を物語っている。(1405)









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中欧5ヶ国8日間の旅 ドイツ その5

2014-05-29 21:49:26 | 海外旅
いよいよ旧市街の中心にある、ドイツでも屈指の美しい宮殿いわれている「ツヴィンガー宮殿」へ入場。フリードリヒ・アウグスト一世が1709年から23年かけて建立したドレスデンを代表する世界的に有名なバロック様式の建築物建築家ペッペルマンの最高傑作とされる。気品溢れ重厚かつ優雅で豪華という他ない。当宮殿は、本来は木造建築物に囲まれた ザクセンの貴族たちが馬上試合などを行う祝祭広場として造られた。ツヴィンガー宮殿の「王冠の門」は皆が立ち止まる撮影ポイント。ツヴィンガー宮殿各所にギリシャ神話の神々の特徴が見事に配置・表現されている。 ツヴィンガー宮殿の内部は、今日では「博物館」になっているが、「ドレスデン陶磁器コレクション」は世界有数のものとされている。他に高価な衣装や装飾武具のコレクションが展示されている「武器博物館」(兵器庫)、「マイセン焼きのカリヨン」、「数学物理学博物館」などがある。第二次世界大戦末期の空爆により美しい街は壊滅的な被害を受けたが、現在は歴史的建造物のほとんどが再建、修復され中世の街並みが甦り、まるでバロック時代に迷い込んでしまったような気になるドレスデンであった。半日という慌ただしい行程ではあったがドイツ「ドレスデン」の魅力に心満たされたひと時であった。再訪のチャンスあれば今度はベストシーズンのいつの日かに夢を馳せプラハに戻った。(1401)











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相模原麻溝公園 アジサイ 開花中!!

2014-05-28 08:10:50 | 祭り・イベント
相模原麻溝公園には「管理事務所ゾーン」、「フィールドアスレチックゾーン」、「樹林広場ゾーン」、「花の谷ゾーン」、「芝生広場ゾーン」の5ヶ所のゾーンに170種、6千株のアジサイが植栽されている。6/8(日)にはこの市花「アジサイ」をテーマとした「アジサイフェア’14」が開催される。まだ全体的には蕾が膨らみかけている状態であるが、先週末頃から芝生広場ゾーンの白、青、紫、赤色のホンアジサイがようやく花びらを広げ始めている。間もなく訪れる梅雨、公園全体が各種アジサイによって彩られ文字通り「花の世界」が形成されるのが待ち遠しい。再来週のフェア’14に向け主役のアジサイたちも開花速度を上げスタンバイしている。(1406)










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中欧5ヶ国8日間の旅 ドイツ その4

2014-05-27 08:14:02 | 海外旅
ドレスデンで最も印象に残る場所のひとつが「君主の行列」である。ドレスデン城(王宮)の東側のアウグスト通り沿いのやや狭い道路に建つ壁面で、高さ8m、長さ102mに及ぶ壁画である。中世の時代「馬上槍試合」が行われ王侯貴族が騎士の馬上試合を観戦した。その後この建物は画廊を経て、ザクセン王ヨハンが歴史・武器博物室とした際、その外装を飾っていたのが「君主の行列」で、1000年に及ぶ歴史を持つヴィッテン家出の大公、選帝侯、王達35人の馬上の姿総勢93名が描かれている。当初は漆喰の上に絵の具を塗り重ね、削るという作業を繰り返すズグラッフィートという手法で描かれいたが、1906年にマイセン磁器タイル25000枚に転写された。もうすでに100年の歴史を刻んでいるがなんとも美しい。(1401)













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中欧5ヶ国8日間の旅 ドイツ その3

2014-05-26 08:14:37 | 海外旅
ブリュールのテラスを通り抜けると1726年~1743年にドイツ最大のプロテスタント教会としてバロック様式で建造された「フラウエン教会」(聖母教会)がある。なんと建造に6千日掛かったが第二次世界大戦中に僅か一夜で崩壊(破壊)された。しかし1994年から2005年にかけてノイマルクト広場に面して「ドレスデン復興のシンボル」として昔の姿で蘇った。瓦礫となった部材を組み合わせて再建された聖母教会は「ヨーロッパ最大のジグソーパズル」といわれ最も価値のある教会建築物に数えられ、ドレスデン市民に愛され続けている。再建された教会の塔の上には「和解の印」として英国から贈られた十字架が掲げられている。優美で慈愛に満ち溢れたフラウエン教会の西側には、石壁がモニュメントとして残されている。右側にバロックやルネサンス様式が混合したドレスデンを代表する歴史的建造物「レジデンツ城」(1918年までザクセン選帝侯の居住地)と、左側に屋根に78体の聖人像が立ち、高さ約85mの鐘楼が聳える「旧宮廷教会」(フリードリヒ・アウグスト2世が建てた)が荘厳さを競い合うように建っている。(1401)










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