今年は月に一回の「満月」が12回あった。昨年は12月27日が最後の満月であった。12月の満月はまさに冬本番となり、寒さが厳しくなってくる寒い時期に見える月ということから、英語で「COLD MOON」(コールドムーン)といい、日本では「寒月」の呼び名が付けられている。時期であることから「が名付けられてた。昔、アメリカの先住民たちが農作業や狩りの目安にするため、満月ごとに呼び名を付けたといわれている。今日、18:01が最大の今年最後の満月を迎えた。今日の月齢は13.9である。19時45分空を見上げると晴れていて、空気が澄んでいるのか約40万km離れているとは思えないほどはっきり美しい今年最後に相応しい満月を拝むことが叶った。今夜は月の右側にある明るく光る太陽系の惑星である「金星」も観ることができた。(2412)
多摩センターパルテノン大通りは今、40万球のLEDが光輝く「イルミネーション」ワールド。その幻想的な美しさ、素晴らしさに見惚れていると夕暮れの上空に左舷が大きく欠けた「三日月」が出ていた。これは月周期の第2段階で新月と上弦の月の間に起こる。この満ち欠けは月がより照らされるようになることを表しており、この満ち欠けの始まりでは月は細く「三日月型」に見える。その後、上弦の月まで、照らされる領域が徐々に広がっていく。月相とは?月は球形の天体であり、宇宙空間では常に太陽に半分だけ照らされているが、月は地球の周回しているので、空に見える月の姿は常に変化する。月の満ち欠けは、ある時刻に地球から見て月がどの程度照らされているかを示している。宇宙では月は地球の周りを回っている。地球上では月が公転を繰り返すことにより、様々な月の満ち欠けを見ることできる。月相は8つの中で、主な4つの月相は「満月」、「新月」、「上弦」、「下弦」である。その間4つの小の月相がある。三日月、十三夜の月、更待月、有明月である。「三日月」は新月が終わると、月の円盤の一部が「三日月状」(26.3%/月齢は4.9)に見えるようになる。その宇宙の、天体の月相の一瞬間を捉えてたことになる。何と幻想的で神秘的なのか?今年最後の「満月」は15日である。コールドムーンと呼ばれているが、果たして運良く拝め挑撮できるであろうか?(2412)
今夜(17日)の月は2024年の中では地球から35万7000kmと最も近い位置で満月になり、今年見える満月のうちで最も大きな満月で「スーパームーン」と言われている。アメリカ先住民では10月の満月は「ハンターズムーン」と呼ばれている。2024年で地球から最も遠い満月(2/24)に比べて、今回の満月は視直径(天体の見かけの大きさ)が約14パーセント大きく見えという。月齢は14.3で最大は20:30頃であと一時間後であるが待ちきれず挑撮する。最も遠い満月だった2月は40万6000kmである。これは地球の周りを公転する月の軌道は楕円形をしているため、地球と月との距離は一定ではないこと、さらに月の軌道は太陽や地球などの重力を受けて刻々と変化しているため、地球と月との距離は変化しているらしい。気象庁は大きく明るく輝く満月を是非、眺めてみてくださいということであるが生憎の曇り空である。それでも雲を纏った月もまた幻想的である。(2410)
今日9月17日(火)は旧暦8月15日にあたり、夜には「中秋の名月」が昇る。秋の夜長を明るく照らす「十五夜のお月さま」を見上げてみた。今年は十五夜・中秋の名月と満月が1日違いで明日が「満月」である。しかし見た目はほぼまん丸である。中秋の名月は月の満ち欠けをもとに1ケ月の日付を決める太陽太陰暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のことで「十五夜の月」とも呼ばれる。「ちゅうしゅう」という音を表現するのには「中秋」、「仲秋」の2通りの書き方がある。仲秋は旧暦の8月を、中秋は旧暦8月15日をさす。もともと旧暦では1年を3か月ごとに分けて、1月〜3月を春、4月〜6月を夏、7月~9月を秋、10月〜12月を冬として旧暦8月は真ん中の秋なので「仲秋」と呼ばれた。秋の真ん中にあたる中秋の名月を愛でる習慣は平安時代に中国から伝わった。現在でも中国では中秋節の祝日として重要な行事の一つである。(2409)
今月(8月)の満月は20日(火)午前3時26分に最大を迎える。今夜は「スタージョンムーン」という「満月」である。8月は北アメリカの五大湖周辺で盛んに行われていた「チョウザメ漁」が最盛期を迎えるため、8月の満月は「スタージョンムーン」と名づけられた。アメリカの先住民が発祥と言われている。スタージョン(Sturgeon)とはでチョウザメのことでる。スタージョンムーンを眺めながら、皆でチョウザメの豊漁を願ったのかもしれない。昨日8/19の夜から8/20日の明け方にかけて、晴れていればほぼ一晩中美しい満月を楽しむことができるという満月である。すでに20時間近く経過しているので100%というわけにはいかないがほぼまん丸である。月齢は15.7 、地球との距離36.1万km先の月は雲をかぶりまるでおぼろ月夜のようであった。残念なり!!(2408)
午後9時の満月
午後9時40分の満月 この時ははっきりと拝むことができた!!
午後9時の満月
午後9時40分の満月 この時ははっきりと拝むことができた!!