相模原市下溝に四季の花が絶えない市民のオアシスとなっている「県立相模原公園」がある。「ユリノキゲート」正面奥の「みんなの花壇」では今まで楽しませてくれた「アイスチューリップ」も終焉を迎え、「遊具広場」後方に植栽されている5本早咲きの「河津桜」が春の陽気に促され濃い桃色の花びらを全開させ見頃となっている。5本の河津桜の樹形はまさしくピンク色に染まっている。2月初旬開花から2週間その美しさを披露し続けた主役もクロージングへのカウントダウン、見納めの刻が近づきつゝありその証として枝によってはもう黄緑色の新しい葉っぱができ「葉桜」となり始めている。今ふた通りの季節の移ろい、現象をを見ることができる絶妙のタイミングである。今週末には散り始めるというまさしく「花の命は短くて・・・」の代表的な花、植物である。(2102)
相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。今、フィールドアスレチック、アジサイ順路のエリアでは「クリスマスローズ」が咲き始め華やかさを増してきている。そのクリスマスローズのそばで紫色の可憐な「クロッカス」の花が数輪咲いている。クロッカスと言えば早春に紫や黄色、白色をした可憐な花を咲かせる球根性の植物で欧州では古くから春の訪れを知らせてくれる花として扱われている。早春のまだ色の少ない季節に黄色や紫、白などのかわいらしい花を咲かせてくれる希少な花である。クロッカスには春咲き(2~4月)と秋咲き(10~11月)がある。秋咲は(10月頃)にひよっこり地上に現れることから「オクトーバークロッカス」、「コルチカム=イヌサフラン」とも言われている。地中海沿岸が原産、アヤメ科 /クロッカス属の球根植物である。花の特徴は花びら(花被片)は6枚、花の大きさは4~6cm位。細長い糸のような雌しべに因んでギリシャ語で糸を意味する「crocus」が語源となっている。クロッカスの花言葉は「青春の喜び」、「切望」、「愛の後悔」、「私を信じて」である。紫のクロッカスの花言葉は「愛の公開」。仲間の「サフラン」は薬草・香料・染料用の花で、赤い雌しべは薬用・染色・香味料に使われる。(2102)
座間市座間に「武相総鎮護」で「相模の飯綱様」として崇められている「座間神社」」はある。創建(伝)は凡そ1500年前。祭神は日本武尊。「春よ来いひな祭り」をキャッチフレーズ毎年この時期に「一千体ひな飾り」のイベントが開催されている。しかし今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴って現在「緊急事態宣言」下である。このところ新規感染者は減少傾向にあるがまだ予断を許さない状況で、三蜜回避、不要不急の外出自粛を求められていることから、今年は開催されないのではと思っていたが、今日2/28から3/3開催されるの情報が得られ早速撮影に赴いた。このイベントは3/3の女の子の節句「ひな祭り」まで供養で納められた「一千体のひな人形」が神社正面に位置する77段の石段、本殿、神楽殿に展示、並べられる。それは厳かであり壮観でもあり本当に美しい。同時にコラボ展として「すいめい館&ギャラリー」で「つるし雛」、江戸期から明治の古い「雛人形」も展示されている。当社がこの「ひな人形飾り」という日本の伝統文化を発信する場としたいという思いが込められている。今や少しずつ知名度が上がり開始時間前であったが、すでに大勢の鑑賞、見物客が会場に訪れていた。(2102)
相模原市南区下溝に四季の花で彩られる市民のオアシスと的存在の「県立相模原公園」はある。約24haの広さの園内には「噴水広場」と「メタセコイア並木」、花菖蒲の「水無月園」、大温室の「グリーンハウス」と花と緑豊かな総合公園である。クスノキゲート前の駐車場に20本ほど、グリーンハウス前に4、5本の「オカメザクラ」の蕾が膨らませ7、8割は花びらを広げ樹形全体がピンク味を帯びて美しい桜景色を魅せていた。イギリスの桜研究家イングラムの名に由来する「オカメザクラ」はバラ科サクラ属の落葉小低木で「カンヒザクラ」と「マメザクラ」の交配によるサクラである。早咲きで2月下旬から3月上旬頃が開花期の「オカメザクラ」が終焉を迎えた「河津桜」入れ替わりこうして見頃を迎えようとしていることは春はもうそこまで来ている証である。来週明けには気温上昇の予報、一気に満開となるかも知れない。(2102)
今日(2021年2月27日)は「満月」であり、2月の満月は「スノームーン」と呼ばれている。それは降雪の多い気候にちなんで名付けられた。早速、少し肌寒い午後七時すぎ、空を見上げると月の周りは明るく輝き本当に美しい真ん丸の満月である。月齢は15.3。 月は地球の唯一の衛星で地球から凡そ38万km離れた軌道を回っている。月の軌道は楕円形のため月と地球の距離は日によって異なる。最も短く接近するのが4月のフルムーンで35万7000km、長くなるのが10月で40万6000 kmである。平均は38万kmである。真冬に逆戻りしたような今夜、空に輝く満月を挑撮してみた。こうして毎月一回は空を見上げ月を撮っているがいつ見てもロマンに満ち溢れている。(2102)