相模原市南区新磯野4丁目に総戸数1600戸超えの大規模マンション「相武台グリーンパーク」はある。テニスコートのそばに「カワヅザクラ」が3本、道路際に1本植栽されている。今道路側の一本で一番花を確認した。桜の種類で一番早く咲くのが「カンザクラ」、そして二番手が「河津桜」である。カワヅザクラはバラ科サクラ属のサクラ。日本固有種の「オオシマザクラ」と「カンヒザクラ」の自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種のサクラである。何といっても満開期に達すると濃いピンクの花弁の集合美は圧巻である。遊具広場の一角では主に「紅梅」が10本ほど植栽され、それこそ真赤というより深紅の可愛らしい花をつけ始めこれから見頃を迎える。間もなくクリーンパークは春爛漫に彩られ最も美しい季節の序章を迎えている。(2401)
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。イベント広場からグリーンハウスへ向かう途中の一画にある小さな花壇にまるで蝋細工のような光沢のある花びらの赤、ピンクと白の「木瓜」が数百輪ほど可憐な花姿を披露中である。「木瓜」の花は春の花であるが、11〜12月の時期に咲くのは「寒木瓜」である。バラ科の落葉低木で晩秋頃から葉より先に根ぎわより分枝したトゲのある小枝に鮮やかな緋色や白色の5弁花が3~4輪まとまって咲く。花の緋色は「緋木瓜」、白は「白木瓜」で秋から冬にかけて咲く希少な花であるが、さすがにピークを過ぎ枯れ欠けたり萎れたりして終焉を迎えようとしている。(2401)
相模原市南区麻溝台、相模原公園に隣接した全天候型舗装トラックやサッカー・ラグビー等の試合も行える天然芝フィールド、15,300人収容可能なスタンドを備える「相模原ギオンスタジアム」(相模原麻溝公園競技場)はある。当スタジアム内の正面の駐車場と外周フェンス沿いに10本ほどの「カワヅザクラ」(河津桜)と一本置きに同数の「ソメイヨシノ」が植栽されており南区の桜の名所となっている。2月中旬までは「カワヅザクラ」、4月初旬までは「ソメイヨシノ」と2種類の桜で美しく彩られ花見客も多く訪れる。カワヅザクラはバラ科サクラ属のサクラ。日本固有種のオオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種のサクラである。一週間前は五輪にも満たなかったが今日は、すべての蕾が大きく膨らみ先端が赤みを帯びだして樹全体ピンク味を帯びている。今、手前の3本に合わせて十数輪の可愛らしい濃いピンク色の花びらの開花を確認できた。この勢いで行けば今週末には一分咲位までは行きそうに勢いである。(2401)
相模原市南区下溝、モナの丘前の小高い丘に神科・心療内科と認知症の治療や療養専門の「相模が丘病院」はある。当院からは西の空を仰げば、多くの人々によって親しまれる大山が丹沢の東端に聳え、眼下には相模川の名勝地「八景の棚」の美しい眺め。入口の傍に一本の「カワヅザクラ」が植栽されており今、大きく膨らんだ無数の蕾の中に2輪ではあるが可憐な花姿を披露し始めていることが確認できた。まだまだ開花宣言とまでは行かないがあと数日すれば一分咲きくらいには開花数を増やしてくれそうである。(2401)
相模原市南区新戸に建長寺末寺で曹洞宗寺院「萬年山長松禅寺」は鎮座している。足利氏満が開基となり室町時代に創建、本尊は薬師如来である。当寺には市の重要文化財の足利氏満が書いた「寄進状」が保存されている。「山門」を抜けると正面に宝方造り屋根を持つ「本堂」、左手「鐘楼」、その一角にはいろんな表情の「羅漢像」が幾体も置かれている。山門前に「おびんずるさん」と「六地蔵」が祀られている。江戸時代に当寺は「寺子屋」を開くなど教育の場であった。「山門」、「庫裡」の前は多くの樹木が植栽され、今、百花に先駆けてて咲く「梅の花」が参道を彩り始めている。「紅梅」、「白梅」の画像。☜(2401)