比牟禮八幡宮参拝の後、我々はケーブルカーに乗って4分空中散歩「八幡山へ」(271.9m)。降車するとそこには1596年(文禄5年)、豊臣秀次の生母(秀吉の姉)日秀尼公により、秀次の菩提を弔うため 後陽成天皇から瑞龍寺の寺号と京都村雲の地に賜り創建された日蓮宗唯一の門跡寺院の「瑞龍寺(村雲御所)」(1961年に京都より この八幡山へ主要建物が移築)がある。ケーブルカーを降車し階段を上っていくと石垣を左右に控えた山門、頂上には本堂がある。寺内にある釈迦三尊像や観音菩薩立像が祀られている。本堂前には展望台が設けられており眼下には整然と作られた近江八幡の町が美しく広がっている。日蓮宗では唯一の門跡寺院として格式が高く八幡山城の盛時を偲ばせ、寺院の歴史を物語っているようである。(1407)










