相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

ホテル「ラポール千寿閣」が8月閉館の残念なニュース!!

2021-06-25 07:55:50 | ホテル・旅館
町田・相模原のホテル「ラポール千寿閣」が今年8月31日(火)をもって閉館、また当ホテルの隣で営業している「町田ボウリングセンター」も閉鎖と言う残念なニュースが報じられた。JR町田駅南口の老舗ホテル・結婚式場「ラポール千寿閣」は地元の千寿産業株式会社が現在まで約36年に渡り営業を続けてきた人気の老舗のホテルである。1964年にボウリング場と結婚式場を備えた「大町田スポーツセンター」としてスタート、1985年に現行のホテル業態になった。当初はホテル2階にチャペルを併設していたが、1992年に独立型チャペル「セントラポール教会」を新築した。緑豊かなイングリッシュガーデンに佇む教会はクラシックな趣で人気を集め、結婚式の実施件数は以前の2倍以上になったという。婚礼のほか、宴会、会議や法要などの利用でも多くの客を迎え入れ、深い絆(ラポール)を育んできた。しかし昨年3月よりコロナの影響で収入源である婚礼や歓迎会、送別会が激減、ゼロの月もあり5月の売上げははなんと50万円もいかなかったと言う。相模大夫も数十年前、ボーリングも数回やったし、ホテルの中華料理店でも2回ぼどであるが美味しい料理に舌鼓を打ったもの。更に当ホテルのイングリッシュガーデンは相模原のオープンガーデンの3番にもなっておりつい先日も訪れたばかりであり本当に残念の一語である。(2106)
 
 
 

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ラポール千寿閣「イングリッシュガーデン」が美しい!!

2021-05-28 17:41:02 | ホテル・旅館
相模原市南区上鶴間本町、JR町田駅前にあり小田急線からは「セントラポール教会」が見える「ホテルラポール千寿閣」はある。千寿産業株式会社は昭和40年(1965)結婚式場&宴会場、町田ボウリング場をオープン。もう50年近い歴史を有する。バラやアジサイなどの花が楽しめるこの季節に町田市と相模原市ではよく手入れされた個人宅や事業主の庭や花壇等を「オープンガーデン」として期間限定で公開している。ここ「ホテルラポール千寿閣」の正面ロータリー中央にある小さな「ナチュラルイングリッシュガーデン」では中央に設けられた「愛の鐘」へ続く小道にまだ残りのかわいいピンク色のつるバラ「バレリーナ」、そしてこの時期の代表花の白い西洋アジサイ「アナベル」や紫色の穂の「ラベンダー」が見頃となって華やかに彩っている。(2105)
 
 
 
 
 
 
 
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江戸時代に宿場町として賑った「小野路宿通り」を行く!!

2020-12-27 15:33:41 | ホテル・旅館
町田市の北部、緑豊かな多摩丘陵地域に位置する「小野路町」は、江戸時代には東海道と甲州街道を結ぶ脇街道として、また埼玉方面から大山詣でに往来する人々で賑わう宿場町であった。「小野路」の地名の由来には諸説あり、①大日本地名辞書では平安時代の牧場地帯「小野牧」への入り口、また②武蔵名勝図会によれば武蔵七党の一つの横山党の祖である小野氏との関係による、③鶴川村誌では「小野郷」への道筋であった等々。江戸時代には近隣の35ヶ村を纏める組合村の寄場として「見張り番所」が置かれ、明治時代には「登記所」や「郵便局」などの公的施設ができ、小野路は地域行政の中心的な役割を果たしていた。江戸時代には「角屋」、「福島屋」、「池田屋」、「煙草屋」、「河内屋」、「中屋」の6軒の旅籠があった。この旅籠のうち旧「角屋」がここ小野路町の観光交流の拠点として改修され「小野路宿里山交流館」となった。ここを起点として多摩センター方向数百メートルがメインストリートの「小野路宿通り」である。すぐ傍に当地の名主「小島家」、中ほどの「中宿バス停」前にはかつての伝言板「高札場」、「御取締見張番屋」跡があり、通りの左側には小川が流れ両サイドは板塀が続き宿場の名残り・ノスタルジーを感じさせてくれ、江戸時代にタイムスリップしたかのような不思議な空間・エリアである。近くには小野路の鎮守「小野神社」や臨済宗寺院「小野山萬松寺」がある(2012)
 
 
 
 
 
 

小野神社

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ホテルニューオータニの池泉回遊式「日本庭園」に都会の喧騒を忘れて!!

2020-03-29 10:00:06 | ホテル・旅館
紀尾井町に日本を代表する「ホテルニューオータニ」はある。毎年一回この時期に訪れる当ホテル内には東京名園の一つに数えられ400年の歴史を持つ池泉回遊式の「日本庭園」がある。約4万㎡という広大な庭園内の池の廻りに約48000本の樹木、二つの茶屋、「大小の滝」、「枯山水」、「十三重の塔」、「石灯籠」(加藤清正の下屋敷)や赤玉石などが巧みに配置されている。その豊かな緑の空間を彩るように四季折々の花々が咲き誇り、季節の鳥が訪れ、ゴーゴーと流れ落ちる滝、池の一角に満開となって庭園を彩っている「一本の桜」、数匹の鯉が放たれ池を眺めていると都心の喧噪さを忘れさせてくれる心安らぐオアシスとなっている。(2003)
 
 
 
 
 
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武将の陣地跡に建つ鶴巻温泉元湯「陣屋」

2018-11-09 14:22:43 | ホテル・旅館
神奈川県秦野市鶴巻北に「陣屋旅館」と呼ばれている老舗の「鶴巻温泉 元湯陣屋」はある。大正7年、三井財閥が平塚の奥座敷といわれる温泉が湧く鶴巻の「和田義盛公」の跡地に重要客を接待する為に御寮(別荘)「平塚園」が建てたのが始まりである。四季折々の自然が息づく一万坪の見事な庭園に建つ百年以上に及ぶ歴史がある老舗旅館。お客を送迎時には陣太鼓が打ち叩かれる。鶴巻温泉駅北口よりなだらかな坂を上っていくと「弘法の里湯」の左奥に「陣屋」はある。足を踏み入れると駅前の喧騒さが嘘のように静寂さが漂う別世界である。和田義盛公跡地の看板、入口には陣太鼓、左右に池が配され右にトトロの楠木」の奥に結婚式用の「雅の間」、「源氏館」、「富月殿」がある。左の「賑わい亭」、その奥に「竹河の間」さらに奥に明治天皇が泊まられ、数々の将棋の対局も行われた「松風の間」、竹林の右手に「狩鞍庵」がある。宿泊用には源氏物語に登場の人物の名がつけられた「桐壷」、「若紫」など20の客室がある凄さである。さらに「鎧と刀館」には当主収集の毛利元就や宮本武蔵に所縁のある武具、武田家伝来の鎖帷子、上杉謙信の十字の槍など鎌倉時代や戦国時代の貴重な古美術品が展示されている。敷地の最奥には露店風呂、陣屋古墳跡、湯の上稲荷がある。また映画監督の宮崎駿は陣屋オーナー家の親戚であり幼少時ここで過ごした思い出がモチーフとなりあの「となりのトトロ」他の作品が生み出された。美しい庭園、四季を彩る梅、桜、竹林、紅葉を鑑賞、鳥、ホタル、沢蟹が戯れる異空間で季節感溢れる美味しい料理に舌鼓を打ち、名湯で心身の癒しは間違いなく至福のひと時となるに違いない。(1811)










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