色づき始めた相模原公園のメタセコイア並木 2014

相模原市南区下溝に県立の都市公園（総合公園）のひとつ「相模原公園」はある。相模原公園は、１１月頃から多くの樹木が色づき始め、特に１１月後半から１２月初めに「メタセコイア」が色づく頃になると大勢の人が訪れる。当園の中央にあるフランス風庭園の両側に樹齢３０年、高さは２０から３０ｍ、１００本のメタセコイアの壮大な並木が６００ｍに亘って続く。中央に配された噴水広場に赤いメタセコイアが投影され神秘的な美しさを創り出す。４日前微かに赤味がかっていただけであったが、今日はさらに紅葉速度が進んだようでもう全体的に色づき始めていた。来週にはもっと紅葉し当公園のシンボルとして壮美な景色を見せてくれるに違いない。(1411)

秋バラと紅葉のコラボ美に包まれた「旧古河庭園」

東京都北区西ヶ原に武蔵野台地の斜面を利用して造られた豪壮でモダンでおしゃれな建物、和洋の庭園、大正の息吹に触れられる空間と言われている「旧古河庭園」はある。洋館は大正６年竣工。外観はルネサンス調で煉瓦造りの躯体を新小松石の野面石積みで覆っている。その洋館南側には「イタリア式」と「フランス式」の庭園が見事に組み合わされ配置されている。バラフェスティバルは終了したが、まだ十分楽しめる「バラ園」は華やかで気品あふれる「ドフトゴールド」、「熱情」、「コンラッド　ヘンケル」、「ゴールデン　メダイヨン」、「ブルグント'81」、「春芳」、「ミスターリンカーン」などの秋バラが咲き誇り、その周りを優しく包むように真赤に色づい紅葉が美しく色を添えている。また低地に位置する日本庭園の中心には優雅な曲線を描く「心字池」はいま紅葉に彩られ池面を真赤に染め上げている。重厚な建物と和と洋が見事に調和した大正の庭園は今、バラと紅葉のコラボレーションという最も美しい季節を迎えている。(1411)

花貫溪谷の紅葉まつり 2014

茨城県高萩市の花貫川沿いに「名馬里ケ淵」、「不動滝」、「汐見滝吊り橋」と美しい景色が続く「花貫溪谷」はある。「紅葉まつり」は11月1～30日まで開催されている。渓谷一帯のモミジ、ナラ、クヌギ、ヤマザクラが赤や黄に染まり、遊歩道から紅葉狩りを楽し人で溢れている。特に汐見滝吊り橋では紅葉トンネルが形成されており、眼下の汐見滝や花貫川の清流と紅葉の美しいコラボの被写体は今ならでのまさしく自然が作り出した絵画＆芸術作品でありこの素晴らし景色は忘れられなくなりそうである。(1411)

厳かに賑やかに御会式「源吾山顕正寺」

相模原市麻溝台に日蓮宗の寺院「源吾山顕正寺」はある。開山は明治３０年(1987)で百年の歴史を有する。本尊は日蓮上人が哲学哲理によって定む釈迦牟尼佛である。開祖・日蓮上人の命日が大陰暦の10月13日、太陽暦の１１月２１日であることからその前後に同宗派寺院で行われる大法会（祭り）、一大行事(恒例行事)の「御会式」が今日(11/18)が行われた。本堂前には二つの万灯、その右横に纏一式が飾りつけされている。快晴の下、朝９時から読経、１時から僧侶の法話、、纏を高らかに振り乱す儀式が行われる。境内には多くの提灯が取り付けられ、出店している模擬店からは美味しい匂いが漂い食をそそられる。地元では「御会式」は祭りとして親しまれており夜９時まで行事は続く。(1411)

奥深い山を染め上げる奥多摩湖の紅葉

東京都西多摩郡奥多摩町と山梨県北都留郡丹波山村、同県同郡小菅村に跨る周囲４５ｋｍの人造湖（貯水池）で東京都民の水がめ、そして多摩川のダム、小河内ダムとして知られる「奥多摩湖」(1957年=昭和32年）はある。現在も水道専用貯水池としては日本最大級を誇っている。湖の周辺は「雲取山」、「川苔山」、「御前山」など全てが美しい紅葉に彩られた高低様々な周の山々がせまり奥深い山を染め上げる紅葉が湖面に映りこみ今、一年で最も美しい季節＆瞬間を迎えている。紅葉シーズンとあって紅葉狩りの大勢の人で賑わっている。奥多摩湖のユニークな名物の一つ「ドラム缶橋」といわれる浮橋が架けられている。湖面に陽が差し込み逆光であるが幻想的な美しさで煌めいている。(1411)