相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

徳川幕府の永代祈願所であった「宝林山霊雲寺」

2014-09-30 10:39:52 | 寺院
文京区湯島に徳川幕府の永代祈願所として設けられた真言宗霊雲寺派総本山の寺院「宝林山霊雲寺」はある。創建は元禄4年(1691)、本尊は胎蔵界・金剛界大日如来。地下鉄「湯島駅」より湯島天神(鳥居)前を進み「三組坂上」を右折するとほどなく重厚な構えの「総門」がある。境内へ入ると正面に見上げるような大きさをした鉄筋コンクリート造2階建ての「大本堂」(灌頂堂)がある。「総門」、「庫裏」とともに昭和51年(1976)に落成した。大本堂は正面階段を上がった2階部分に仏壇を構えられており、両部(金剛界・胎蔵界)の大日如来像2躯を本尊として安置している。1階には「寺務所」、「書院」などがある。当寺は御府内八十八箇所28番札所である。江戸幕府から朱印状を受けるなど幕府の保護を受け、関東における真言律宗の中心的な寺院であったといわれるだけに格式の高さが漂っている。(1409)


















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谷中銀座と夕やけだんだん坂

2014-09-29 14:27:55 | 国内旅
日暮里駅から本行寺~経王寺~延命寺という風情ある寺町を通り過ぎると急に視界が開けよくドラマやバラエティー番組などで取り上げられている「谷中銀座商店街」と夕日の名所となっているゆるやかな階段状の坂「夕やけだんだん」(石段)がある。「夕やけだんだん」は段差が低く、緩やかな傾斜(高低差は4m)、段数は36段、幅は4.4m、長さは15mの小さな石段である 。階段上から谷中銀座を見下ろす風景(夕焼けの絶景スポット)は有名で谷中関連の雑誌や番組によく登場する。階段には野良猫・飼い猫と多くの猫が集まることから「夕やけにゃんにゃん」と呼ばれている。「夕やけだんだん」坂を下りた所にあるのがお馴染みの「谷中銀座商店街」で昔ながらの個人商店の他いろんな業種約70店舗が全長170メートルにわたって連なる様に建ち並んでいて賑わい・活況を見せている。平成に入り谷中・根津・千駄木の界隈が「谷根千」と呼ばれ注目度が高まり下町情緒あふれる商店街は古き良き時代の懐かしさを求めて訪れる人も多く、中には外国の人の多さに驚くばかりである。(1409)














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明治の大将軍を偲ぶ乃木神社と旧邸と庭園へ

2014-09-28 14:55:12 | 神社
港区赤坂に乃木希典将軍と夫人を祀る「乃木神社」はある。創建は大正12年(1923年)。地下鉄「乃木駅」側にある「一の鳥居」を潜ると3000坪ある境内左側には「手水舎」と「赤坂王子稲荷」右手に「乃木会館」がある。「二の鳥居」を潜ると石畳正面に「拝殿」、「幣殿」その奥に神明造りの「本殿」が構えられている。右手に「儀式殿」、「宝物殿」、「参集殿」、「社務所」、「正松神社」が建ち並び、左手には学問の神と崇められた証か「教育の碑」がある。一の鳥居左手には約920坪の敷地の中に「旧乃木邸」の家屋と緑が多く静かな園内は都会にいることを忘れさせてくれる「乃木公園」がある。園内には簡素な3階建の建物で、地下の天井が直ちに1階の床板となり、1階の天井が2階の床板を兼ねている。将軍は馬をこよなく愛し、今も立派なレンガ造りの「」が残されている。往時の住まい暮らしぶりが窺える。また乃木邸の傍には「乃木大将と辻占い売りの少年像」、「乃木家祖霊塔」がある。日清・日露戦争を戦った陸軍大将乃木希典を祀っていこともありどこか重々しいが凛とした清浄な空気が流れていた。(1409)


















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「観音寺」と江戸時代の面影残す「築地塀」

2014-09-27 17:49:07 | 寺院
台東区谷中に赤穂浪士が会合に用いたことで知られる新義真言宗寺院「蓮葉山観音寺」はある。慶長年間(1596-1615)神田北寺町に起立、延宝8年(1680)当地へ移転。当初長福寺と称していたが享保元年(1716)観音寺と改称した。本尊は大日如来・阿弥陀如来である。「山門」を潜ると「本堂」、「大師堂」、「赤穂浪士供養塔」があり、境内南面を画する練り塀で江戸時代に築造された土塀(延長37.6m/高さ2.06m)は土と瓦を交互に積み重ねて作った土塀に屋根瓦をふいた珍しいもので「台東区まちかど賞」を受賞するなど谷中のシンボルとして人気が高い。この「築地塀」の長さはさほど長くないが、まるで江戸時代にタイムスリップしたような歴史的風景が保存されている。また当寺は「御府内八十八ヶ所霊場42番札所」、「上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場32番札所」でもある。(1409)
















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巾着田 曼珠沙華まつり 2014年

2014-09-25 17:57:14 | 祭り・イベント
日高市西南部(高麗本郷)に日本一の「曼珠沙華群生地」(曼珠沙華の里)として知られる「巾着田曼珠沙華公園」はある。9/20から10/5まで「曼珠沙華まつり」が開催されされている。地元グルメや特産品の販売、ステージイベントが行われていた。まつり期間中には約30万人が訪れるという曼珠沙華の名所である。かつて水田であった約22haの川に囲まれた平地の雑木林の敷地内5haに500万本の彼岸花が群生し一面を埋め尽くすように咲き乱れもう満開、そこはまるで真紅の絨毯を敷き詰めたかのように妖艶で幻想的な美しさを魅せている。曼珠沙華は彼岸花のことで仏教梵語では「天上の花」「赤い花」という意味があるらしい。初秋を彩るこの花を見ているとなんとも心穏やかな気持ちにさせられてしまう。川原で清流のせせらぎに耳にし、咲き誇る曼珠沙華観賞はなんという贅沢な時間か。公園前にはコスモスの花も咲き、最盛期を迎えようとしている曼珠沙華とのコラボに多くの鑑賞客が訪れていた。(1309)
















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