小田急線松田駅を下車すると右上の丘にある「松田山ハーブガーデン」において「桜と富士と大パノラマ」の「第16回 まつだ桜まつり」が2/15(土)~3/16(日)まで開催されている。松田山の斜面の山肌を260本の早咲きの河津桜がピンク色に染め上げている。18度と4月の陽気となった快晴の今日、すでに満開となり見頃を迎えていた。桜と黄色も鮮やかな5000本の菜の花のコントラスト、そして雪化粧した雄大な富士山という大パノラマはここならではの美しい光景である。春を待ち焦がれてか花見を満喫しようと大勢の人がに訪れていたが、桜はやはり日本人の心をくすぐり、胸躍らせる不思議な魔力・魅力を有しているようである。あと数日で満開となるであろう桜のシチュエイション&被写体もう一度旬撮しておかねばならない。(1302)
センテンドレから悠久のドナウに息づく中世の古都ブダペストへ戻る。「東欧のパリ」、「ドナウの真珠」、「ドナウの薔薇」と称される美しい街、小高い丘には14世紀後半に建造されたゴシック様式の華麗な「マーチャーシュ教会(聖母マリア聖堂)」の尖塔、王宮の丘の一角に建国1000年を記念して建造された「漁夫の砦」、ドナウ川に架かる吊り橋で全長380メートルの「セーチェーニ鎖橋=くさり橋」は哀しい逸話をもつはしだがブダ地区とペスト地区を結ぶ重要な橋。ブダペストのカトリック教会のパシリカで新古典主義様式の建築様式の最も高い建造物「聖イシュトヴァーン大聖堂」。ドーム状の屋根は、直径22m、高さ96mと、高い建物の少ないブダペスト市内では、ひときわ目立つ存在となっている。また聖イシュトヴァーン大聖堂には、イシュトヴァーン1世の右手のミイラが保管されていることでも知られている。アンドラシー通りの突き当りにあり世界遺産に登録されている「英雄広場」、中央には聖イシュトヴァーンの王冠と大主教十字を握っているガブリエルを戴く柱が印象的である。夜はチャーター船で「ドナウ川クルーズ」、船上よりライトトアップされた国会議事堂、王宮、くさり橋や他の各橋はキラキラと宝石のように輝き煌めく。束の間の贅沢な気分を味わう。華やかな歴史の残り香が感じられるエリアで目の当たりにした数々の世界遺産、心揺さぶられる感動の2日目であった。(1401)
圧倒されるほど巨大なハンガリー・カトリック教会の総本山「エステルゴム大聖堂」を後にし、ドナウ川の曲がり角という意味でドナウベント、その入口に「ドナウの宝石箱」・芸術の街として人気の観光エリアといわれる「センテンドレ」(ブダペストから北へ約20kの距離)へ。センテンドレは14から17世紀にかけてトルコの襲来から逃れてきたセルビア人によって発展してきたことから今でも中世の雰囲気・趣きをそのまま残す美しい町(村)である。バロック様式の建築物が立ち並び、曲がりくねった美しい石畳の小道やカラフル家並み、小さな美術館、可愛らしい土産物店がが沢山建ち並ぶ。町の中央にある小さいが美しい「プレーバーニア教会」と「プラゴヴェシュテンス教会」が訪問者をやさしく迎えてくれる。ほんとうにどの角度から取っても一枚の絵葉書となるような美しく、可愛らしい町並みである。(2401)
ハンガリーの北部(ブダペストから150k)、そこは中世の香りを色濃く残す、美しい魅力的な街が点在するドナウベント地方。ハンガリーの建国の地「エステルゴム」(ハンガリーの中でも最も歴史のある街の一つで、その起源はローマ帝国の時代にまで遡る)にはハンガリー・カトリック教会の総本山「エステルゴム大聖堂」(新古典主義様式の建築)がある。教会の本館の長さは118メートルで、ドームの高さは100メートル。大聖堂内部はネオクラシック様式の構造には目を見張る。主祭壇の絵画はミケランジェロ、祭壇の左赤大理石の礼拝堂。また地下にあるクリプタの中には、数百年間のエステルゴムに居住した大司教の墓がある。ハンガリー最大の教会「エステルゴム大聖堂」は威風堂々、どっしりとした重厚感に風格を漂わせている。(14/01)
欧州の中央に位置する「ハンガリー」、「スロバキア」、「チェコ」、「ドイツ」、「オーストリア」の5ヶ国を巡る8日間の旅。成田空港からオーストリア・ウイーン空港12時間のフライト。着後、疲れる暇もなく最初のハンガリー・ブダペストへ。ブダペストはハンガリーの首都で「ドナウの真珠」、「ドナウの薔薇」と称されている綺麗な街。ブダペスト市街の夜景を一望できるスポット「「ゲレルトの丘」。眼下にはまるで宝石を散りばめたような幻想的な世界が待ち受けていた。流転の歴史を繰り返した「王宮」、小高くそびえるヤーニシュ山、裾野に広がる住宅街とドナウ川に抱かれた街の大パノラマはやはり絶品である。(1401)