「大船観音寺」のシンボルはなんといっても「白衣観音」と呼ばれる「大船観音」だが、当寺には観世音菩薩の白毫から放たれる光明は生命あるすべてのものに慈しみを与えるとされる「慈光堂」(正月3日だけ平安時代後期に作られた一木造りの 聖観音立像が開帳)や原子爆弾による犠牲者を弔う「原爆被災祈念碑」、「戦没慰霊碑」など第二次世界大戦による犠牲者を弔う「碑」や「地蔵尊」などが建ち並ぶ。その他、修行僧が照心古教する所から講習法要の場となっている「照心閣」や住職の居室と客間である「絶海庵」、「鐘楼堂」がある。観音山に位置し樹木と花に包まれた静寂さと見晴らしの素晴らしさは当寺ならではのものである。(1609)










