ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

線路の思い出

2005-11-08 11:13:17 | 情報や案内及び雑談


ブログで知り合ったカズさんが、「心の奥底にあるもの」というタイトルで、線路にまつわる子どもの頃の話を書いていた。

カズさんは優しい人なので、童謡を聴いているような気分でブログを読んだ。

先日の夕方、前にある踏み切りを渡ろうとした時、ふと、カズさんのブログを思い出し、カメラを線路に向けてシャッターを押してみた。

カズさんのような優しい物語は、どこからも出てこなかった。

ザーンネン!!!

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NYダウは、Fall(秋)にRise(上げる)?ー学校で教えてくれない経済学

2005-11-08 07:07:33 | 経済学
米国では、NYダウが年末にいくらになるかで騒がしいようだ。

米国では秋のことをFallとも呼ぶ。一晩寝ている間に、極端な話、木々の葉が全て落ちて、葉なしになる。「Fall(秋)にRise(上げる)?」と語呂合わせを見出しに使って、WSJ紙電子版(11月6日)はレポートしている。

過去1995年から2004年までの10年間、97年に過去の平均を下回ったのみで、その他いずれの年も5%以上値上がりした。2000年から2002年は不振の年回りだったが、第4四半期だけは上昇、平たくいえば9勝1敗だったとデータを並べている。

楽観論のひとつの背景には、原油相場はバレル70ドルで天井を打った。インフレ懸念後退で、利上げ打ち止め時期が近い。企業業績は底堅く推移しており、雇用情勢は改善する。雇用安定で個人消費は堅調に推移するから株価上昇は継続すると強気を流している。

ただ、米国でも見方はいろいろある。一部のアナリストは、年末までは余ったお金の行き場がなくそれがいま株式に流れているのみで、年が明ければ必ず値下がりする。原油の高値での居座りで個人消費にブレーキがかかる。利上げ継続、長期金利上昇、それが住宅ローン金利に連動して住宅バブルは崩壊する。株価が上げるなにひとつの保証もないと楽観論をたしなめている。

日本でも最近の株価堅調地合いを受けて、日経ダウは、1万5,000円を超えるか超えないかを話題にしている。変われば変わるもの、一昔なら考えられない様相を呈しているようだ。

日本での株価上昇に対する楽観論の背景には、ゼロ金利継続でリターンゼロの個人預金500兆円のお金の一部が、投信などを介して株式市場へ急激に流れ込んできていると指摘する向きが多い。日本人にはリスク嫌い、なかでも株嫌いが多い。それでも投資信託というオブラートに包めば、苦い薬(株式)もそれほど苦にならず飲めるのかもしれない。

企業サイドでも、企業は誰のものかとの問いかけの中で、株主にも配慮しょうとする意識変化が見え始めている。配当を増やし、個人株主を少しでも増やし、安定株主としようとする姿勢も徐々に強まりつつあるようだ。それがお金の流れを預貯金から株式へ後押ししていると指摘するアナリストが増えてきた。

NYダウは秋には上げる?強気、弱気と見方は分かれている。しかし、NYダウが上げ、日本の株価が上がれば、日本人の個人資産のバランス上からも悪い話ではなさそうだ。(了)

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米自動車ビッグ3、突然のリベート引き下げー学校で教えてくれない経済学

2005-11-08 07:03:35 | 経済学
WSJ紙(11月7日)は、なぜ2005年10月の米国の自動車販売高がここ7年間で最低の伸びにとどまったかについてレポートしている。

理由のひとつががメーカー間の価格戦争に急ブレーキをかけようとしていることである。

GMのマーケット責任者、Paul Ballew氏は、「ここ数年、新車販売価格を据え置いていたが、その間のインフレ率を勘案すれば年率1~2%の値下げになる。いまや米国にはリセッションが姿を消し、値下げ圧力が弱まりつつある」と話した。

10月から米自動車メーカービッグ3は平均リベートを昨年からGMは一台あたり989ドル、Fordは605ドル、Cryslerは464ドル減らしマーケットを驚かせた。

突然のリベート引き下げに対する米国消費者の反応は手厳しいとWSJ紙は紹介している。

ただ、リベート引き下げは、米国メーカーのFordは18%、Cryslerは13%下げたが、欧州メーカは前年比26%、アジアメーカーは7%それぞれリベートを引き下げた。

2000年12月の自動車購入費は、米家計費の8.6%だったが、2003年は6.1%、2005年9月は6.2%である。しかし、ガソリン代上昇で車の燃料代は、家計支出の2000年12月の3.2%、03年7月2.7%から05年は4.9%へ増加した。

ガソリン代にその他金融費用を合わせると、家計に占める自動車関係の出費は、2003年の8.8%から2,005年9月では11.1%へ増加した。

米自動車ビッグ3は、相変わらず中大型車を中心に商売を展開しているから、今回のリベート引き下げという実質値上げを長期にわたり展開できるかどうかビッグ3は問われているとWSJ紙はレポートしている。

自動車販売は米GDPに占めるウエートが高く、10月の自動販売の落ち込みにより第4四半期の米GDPが前期の3.8%から3%近くまで落ちるとする予測も出てきた。

原油相場は最高値からバレル10ドル値下がり、ガロン3ドルをこえたガソリン相場も2.5ドルまで下げてきた中で10月の米自動車販売の落ち込みをどう見るか。

今回のビッグ3のリベート戦略変更が吉と出るか凶と出るか大いに注目される.(了)


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