ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

有馬:喫茶「Hyoe」桜の木-スケッチ&コメント

2005-11-17 18:54:50 | スケッチ
自宅の窓越しに六甲山を眺めていると山の紅葉を急に見たくなり、JR三宮駅バスターミナルから有馬温泉行きの阪急バスに乗った。有馬温泉へは一時間1本か2本しか出ない。たまたま発車10分前ということもあり長い列が出来ていたが所要50分なので乗り込んだ。

新神戸トンネルを抜けると20分ほどで六甲の裏山に出る。バスの車窓の景色を楽しんでいる間まもなく有馬温泉終点に着いた。

一息入れるつもりで有馬温泉バスターミナル傍の喫茶「Hyoe」にはいったところ
窓越しに店のテラスを突き抜けるように立つ桜の大木が目に飛びこんできたので
思わず引き込まれるようにスケッチした。

店の女主人の話では春4月半ばに来られたら見事な桜を楽しんでもらえるから
是非また店に来て欲しいと勧められた。

有馬温泉は日本三古泉のひとつ。太閤秀吉がたびたび訪れたことでも
よく知られている。

温泉寺,瑞宝寺公園の紅葉もそろそろ見ごろという。



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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携帯文化ースケッチ&コメント

2005-11-17 11:54:23 | スケッチ
JR神戸線、大阪駅から新快速電車に乗ったところ夢中になって
携帯電話を追いかけている学生風の男性をスケッチした。次の尼崎駅から
乗り込んできた男性も座るなり携帯電話である。

シルバーシートでの携帯電話をお使いの方は電源をお切りいただくか
マナーモードに切り替えてくださるようにと車内放送しても馬の耳に念仏だ。
マナーもなにもあったものではない。注意しようものならにらみつけられるのが
おちだろう。困った世の中になったものだ。

携帯電話は、1979年12月に日本電信電話公社(現NTT)が自動車電話
サービスを開始したのがはじまりだそうだ。94年から爆発的に携帯電話の
需要が伸びたという。

淡路・阪神大震災は95年1月だった。あの時ほど携帯電話のありがたさを
感じたときはなかった。緊急時にこそ本来の携帯電話の威力を発揮した好例であろう。
ただ、10年前と携帯電話の普及率が現在は比較にならない。パニックになり利用者が
殺到するから、災害時に携帯電話は使えないものと覚悟しておいた方がいいという。

最近は車を運転しながら携帯電話をかける姿は罰則が科せられるようになってからは
それほど見かけなくなったので救われるが、携帯電話をかけながらの運転では神経が
集中できないから当然事故も多いはずだ。

携帯電話はなるほど便利である。しかし、一億総『携帯文化』よろしく、ところかまわず我が物顔で携帯電話を使われるとまさに糞飯ものだと言えばにらみ返されるだろうか。

スケッチをしていたら使っていた携帯電話を突然止めた男が自分をにらみ返しているように感じたのでスケッチの手を止めた。

「まもなく芦屋、芦屋。三宮まで止まりません。」の車内アナウンスが聞こえた。あわてて芦屋で降りて普通電車に乗り換えた。大阪、芦屋間は新快速電車でネット12分だから忙しい。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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インフレにもインフルエンザにも無防備な日本人ー学校で教えてくれない経済学

2005-11-17 08:52:16 | 経済学
11月16日、NYダウは、GM株が前日の4.8%安に次ぐ5.8%安が響いて、前日比11ドル強下げ、当面の壁と見られている10,700ドルからまたも押し戻されて10,674ドルで取引を終了した。

金相場がトロイオンス10.20ドル上げ、NYテロ攻撃のあった2001年9月11日以来の高値の479.10ドルで取引された。白金、パラジウム、銀いずれも値上がりした。2006年に入ればインフレ進行、ドルの目減りを見越した先回り買いかもしれない。

NY原油先物相場は、原油在庫が予想を大幅に下回ったことを材料にバレル54セント
上げ57.88ドルで取引を終了した。原油の製品在庫は増加している。原油相場は気温次第で売られたり買われたりするだろう。高値波乱の状況が続きそうだ。

NY為替市場では、ドルが引き続き買われた。9月の海外からの米国資産投資がネットで
1, 019ドル増加し、9月の米貿易赤字額の661億ドルを大きく上回ったことが好感
された。米国以外の通貨との金利差が作り出したゲームの色彩が強い。米国で利上げ打ち止め感が台頭すれば、投資家は手の平返して平然とドルを売ってくるに違いない。

債券相場も米純資産投資増加を好感して上昇した。その結果、10年物国債の利回りは4.47%、2年物利回りは4.41%へ低下した。短期の目標金利が4.0%であり年内に0.25%、さらに年明けにも利上げが予測されるから短期金利が長期金利を上回る場面があるかもしれない。そのとき利上げゲーム終了のベルが鳴るかもしれない。

米労働省は、10月の米消費者物価指数は9月の0.1%増に続き0.2%増加したと発表した。0.2%増は年率換算4.3%の上昇である。比較的小幅上昇に収まったのは
10月に入りガソリン相場の値下がりが影響した。

ただ消費者物価指数の構成比率で41%をカバーする住宅価格は9月の0.4%増に続き0.9%増、食料は牛、豚などの食肉、果物、野菜の値上がりで0.3%上昇した。医療費もが0.5%増加した。交通費は1.3%減、衣料費は0.4%減だが、細かく見ればインフレ傾向が色濃く出てきているようだ。

鳥インフルエンザに、1918年の2500万人が死亡したスペイン風邪の連想で欧米では特に警戒感が強い。インフルエンザとインフレ。似て非なるもののようだが、インフレにも欧米人が異常に敏感に反応するのは過去の忌まわしい記憶が蘇るからなのだろう。

日本人はインフレにもインフルエンザにも無防備でいいのだろうか。(了)


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バーナンキ氏、インフレ目標設定に積極姿勢:米議会証言-学校で教えてくれない経済学

2005-11-17 00:42:40 | 経済学
2006年2月に米FRB(連邦準備制度理事会)議長就任が予定されている
Ben Bernanke氏は、11月15日開かれた米上院での証言で、それが有効であるとの
コンセンサス(相互理解)を得られれば、インフレ目標設定を支持すると積極的姿勢を示したとWSJ紙電子版はレポートしている。

11月15日のNY株式市場は、はじめ40ドル上げたが、前日比10ドル高の
10,677ドルで取引を終了した。ベルナンキ証言をNYダウは予測の範囲内と受け止めたようだ。

10月の卸売り物価指数が0.7%上昇したが、10月の消費者物価指数が、エネルギー食料を除くコア指数が0.3%低下を示した。NYダウは物価データのまちまちの結果にも消化不良と見えて反応薄だった。

ところが、米小売大手のTarget株が業績見通し下方修正したことには反応して7%下げた。つれてWal Martが下げた。GMが値下げ販売を再開したことを嫌気して4%下げたこともNYダウの全般の地合いを悪化させた。クリスマス商戦も今年は昨年より弱いとの見方が次第に増えてきている。株価はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に素直に反応する。

11月15日、原油先物相場(WTI)は、バレル57.70ドルと前日比横ばいと
なった。ハリケーン・カトリーナ、リタ襲来直後につけた史上最高値バレル70.80ドルから約20%値下がりしているが、昨年と比べれば高値圏であることには変わりない。

NY為替市場では、ドルが引き続き買われた。一時1ドル=119.42円をつけたあと
1ドル=118円の高値圏で推移しているが1ドル=120円を目指す動きと見るアナリストは多いようだ。日本がゼロ金利政策を改めない限り、外債投資や外貨預金にはリスクがつき物にもかかわらず、日本からの個人資金の海外への逃避は止まらないだろう。

米国の海外資本の本国送金が税制優遇措置を受けられる12月半ばまで続くこと、小泉首相の金融量的緩和政策に後ろ向き発言もあり、為替市場が、日米金利差拡大は、当面続くとして、ドル買い・円売りの材料に利用するのは当然の流れであろう。

ベルナンキ氏は、議会証言で、政治からの独立性を改めて強調した。インフレ目標の設定は、物価安定と最大雇用がFRBのマンデート(政策課題)であると自信を示した。

ECB(欧州中央銀行)はインフレ目標を既に年2%に設定している。ただ、EUの失業率は米国より高く、GDPの伸び率も低い。インフレ目標設定の評価は分かれている。(了)


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