ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

OPEC減産決定も原油再び56ドル台へ下げるー学校で教えてくれない経済学

2006-10-21 23:24:12 | 経済学
10月20日、OPEC加盟国はイラクを除き、現行生産実績ベースから日量120万バレル減産し11月1日から実施すると発表した。しかし、10月20日のNY原油先物市場では、11月物WTI相場は、バレル1.68ドル値下がりして56.82ドルで取引された。

減産幅の大方の予測は日量100バレルであった。減産幅を20バレル上乗せしてサプライズ効果をねらったようだが、市場は値下がりで答えた。今回のOPECの結論に対して実質的な減産効果にマーケットが疑問符をつきつけた証拠であろう。

相場の世界で常に起こることであるが、上げ相場のときは放置しても相場自身が上がりたがっているとひとりでに上がるものである。ところが相場が下がりたがっているときはいくら人為的な小手先の手を打っても効果がないことを分かり易く教えてくれた。

馬を川のそばまで連れてくることは出来ても馬に水を飲ますことは出来ない。馬(マーケット)が水(減産決定)を飲む気がない限り相場を上げることは難しいことを示している。

第一の疑問は全体の減産幅である120万バレルをどこにいくら分配するかについて実効性ある方法はあるか。それを誰が決めるのか。どう検証できるのか。誰も確認できない。結局最大生産国のサウジアラビアが責任をもって断固減産するかどうかであろう。

世界の原油需要は日量8,400万バレルといわれている。120万バレル削っても世界全体の1%に過ぎない。相場が上がるときはマスコミに発表する前に既に上がり始めている。相場が下がるときには新聞にいくら値上げを発表しても相場が上がったためしがない。

相場の世界では余りものに値なしということばがある。腹がもたれていると食べたくならない。在庫が増えているときは値段は下がり易い。腹が空けばひとりでにエサに手が延びる。世界景気が2007年にかけて鈍化するとの予測の中ではどうしても値上げは不利である。

それでもOPECが減産の道を選んだことはよほど今回の77ドルから56ドル台への相場急落が堪えたのであろう。イランでの核問題が沈静化し、期待したハリケーンは来ない、おまけに暖冬予測。非OPEC産油国の増産の話も出てきた。中国、インドでの根強い需要が続いていることは誰一人否定しない。にもかかわらず原油相場は下げ足を早めた。虎の子の原油、太平を謳歌した2年の後の急落で、OPEC加盟国は大いにあわてたのであろう。

世界的な金余り現象が続くなか、ヘッジファンドの動きが相場に与える影響は大きいと指摘する専門家は多い。10月20日、NYダウは9ドル下げたが株式相場の先行きに強気が増えてきた。原油から株・債券への金の流れをヘッジファンドが支えているようだ。(了)

江嵜企画代表・Ken


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虹彩の研究(子宮ガン)・・・(5)

2006-10-21 09:46:50 | 診断即治療と虹彩学
虹彩分析研究の連載 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)




虹彩分析をするには、それなりの経験と、別の診断方法も熟知していなければ、間違った診断をしてしまう場合があるので、虹彩分析だけで症状の原因を決定するのは、感心しません。

例えば、股関節に痛みを訴える方が来たのですが、私は「子宮の異常」と診断して病院での検査を勧めました。

しかし、ジェンセンマップで分析しますと、「病院での検査は必要ない」と言う結論を出してしまいそうです。




それは、ジェンセンマップで分析しますと、子宮の位置は青色で塗られた部分ですので、その角度にマイナスサインがあるかどうかを観ることになり、その角度に異常がなければ、「子宮の問題ではない」となるからです。




虹彩写真にジェンセンマップを載せてみますと、子宮には何の問題もないと分析されます。




しかし、当方の分析では「子宮の異常」と分析しましたので、当方の分析では、どのようになるかを説明してみます。

まず、虹彩写真に当会のマップを載せてみますと、このようになり、≪膀胱・直腸・子宮・膣・前立腺・肛門≫のいずれかに異常のあることがわかります。




異常のあると思われる部分をマークし、そこを拡大してみます。




ここのマイナスサインが、子宮に関係していたわけです。




しかし、これだけで「病院で検査を受けてください」とは言えませんので、婦人科に異常がある時に出てくる「反応点」を調べる必要があり、反応があって初めて病院での検査を勧めることになるわけです。
(虹彩分析と反応点の調べ方は、 ≪臨床実践塾≫ で教えています)

但し、この角度にマイナスサインがあるからと言って、全てが子宮に異常があるわけではありません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明石城巽櫓-スケッチ&コメント

2006-10-21 09:06:55 | スケッチ
明石城の一角、東隣にある明石市立文化博物館で秋季特別展
ー生誕100年記念 生命の賛歌-須田剋太展がひらかれているので
出かけた。

帰路明石城巽櫓(たつみやぐら)に寄りあわただしくスケッチした。
櫓の奥には子午線で有名な明石天文台あり、その右手はるか遠景に
明石大橋がかすかに見えた。

須田剋太画伯は母校の中学一年のときの美術の先生だった。今から思えば
須田先生に親しくご指導いただいたことが夢のようだ。褒め上手な先生だったことを
子供心にもよく記憶している。

須田刻太先生は具象から始まり抽象へ、そして雑誌「週間朝日」の司馬遼太郎の
作品「街道を行く」の挿絵を描いてから一躍全国的に広く知られるようになった。

今回の特別展には「街道を行く」の挿絵が20点並んでいた。この連載がきっかけで
須田画伯は具象画を復活されたようだ。以後書かれた具象画の作品が30点展示
されている。いずれも須田画伯のお仕事柄を十分伝えており見ごたえがあった。

ところで明石城の巽櫓は奥行き9メートル、高さ12メートルの入母屋造りである。
小ぶりだが品のいいたたずまいである。東西で対になって西にひつじさる櫓がある。
明石城には天守閣がない。やぐらでは日本で最大規模だそうだ。

たまたま、どこかの小学校低学年の女生徒たちが先生に引率されて楽しく遊んでい
た。
スケッチの間だけだったが、2人ずれのご婦人たちやぶらり訪れたのであろう高齢の
紳士の姿も見られた。

櫓そばの展望から下界を見下ろした。手前下のお城の中庭では菊点の展覧会の
準備だろう係りのひとが飛び回っているのが見えた。

いよいよ菊のシーズンである。須田刻太展は11月5日まで開かれている。
時間が許せば明石城もかねて時間が許せる方は是非尋ねて欲しい。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする