ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米金利据え置き、NYダウ98ドル高ー学校で教えてくれない経済学

2007-02-01 14:00:53 | 経済学
1月31日、NYダウは、前日比98ドル高の12,657ドルで取引を終了した。米商務省は、昨年10~12月のGDPが3.5%増、一方インフレ率は過去52年来最低の0.8%との発表で様子見のあと、米FOMCで金利据え置きと声明文を歓迎して一気に上昇した。

NY原油先物相場は、石油流通在庫減少をはやしてバレル1.17ドル、2.1%上昇、58.14ドルで取引を終了した。原油高は株式市場には本来、悪材料だが、低インフレでのGDP増が原油高懸念を凌駕したようだ。

低インフレと金利据え置き決定を材料に債券相場が上昇し、10年物国債利回りは、4.83%まで低下した。NY為替市場では、金利差有利で動いていた米ドルは、利上げ見送りで、対円で1ドル=120円台まで下げ、対ユーロで1ユーロ=1.30ドル台まで値下がりした。

バーナンキ氏が米FRB議長に就任して丁度一年を迎える。いろいろあったが原油大幅値下がりという幸運にも恵まれ、市場との対話もまずまずの線で進んでいる。ただ、米経済が、住宅問題という難関をクリアしながら、インフレを克服して、最終的に軟着陸(soft landing)させられるかどうかでバーナンキさんの真価が決まるとする見方が多い。

今回、金利据え置きを決めた後の声明文には、「最近の経済の徴候(indication)は、経済成長はいくらかしっかりしてきている(somewhat firmer)。加えて、住宅市場で一時的ながら一部に安定化(some tentative stabilization)の兆しが見られる。」と書かれている。

さらに声明文には「変動の大きい食料とエネルギーを除いた、コアインフレは緩やかに改善し、インフレ圧力は緩和の見通しである」と書いている。その一方で、「企業の設備稼働率はフルに近く、インフレ抑制に必要な利上げはデータ次第であろう。」と付け加えている。

DreyfusCorporationエコノミスト&ストラテジスト、RichardHoey氏は、「住宅を懸念したが安定している。インフレを懸念していたがゆるやかに改善している。マーケットとFED(金融当局)とは、少なくとも目先は、同じテーブルに座っている」と話したと今朝のWSJ紙は紹介している。

グリーンスパン前FRB議長はマーケットとの対話で評価が高かった。一年生のバーナンキ議長も、今朝のNYダウの反発を見ていると「よくやっている」ということなのだろう。

日本はどうか。テレビ画面や新聞紙面で、政治家、経済界のトップが頭を下げない日がない。責任ある立場の大人が毎日、頭を下げる。日本の子供がおかしくならないか心配だ。全て大人の責任であるが、日本という国は本当に情けない国に成り下がったものだ。(了)

江嵜企画代表・Ken


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福岡で燃えたー!

2007-02-01 08:52:15 | 情報や案内及び雑談


去った日曜日、博多の≪中央市民センター≫で六然社社主の講演がありました。
会場はほんとに満杯。
朝にはみぞれも降っていたという気温でしたが、午前中は暖房も入ってないのに、熱気で寒さを感じなかった。



演題は「鍼灸治療院繁栄の秘訣」と「散鍼から巨針までの実技公開」でしたが、斯界の裏事情に詳しいだけに、ポロッ、ポロッとチクリを混ぜながら、次々と展開される話は爆笑の連続。

作り話でないので、知ってる人は知ってるなりに笑い、知らない人は知らないなりに笑っていたようですが、斯界を愛する人の講演だけに、その感動はしばらく冷めないだろう。

それは、針灸師になるための覚悟や、針灸師としての資質や、鍼灸学校や職員の裏事情等々の話に熱が入っていたからです。

ちょっとだけ内容を紹介しますと、
占い師は、「あなたの家に松の木があるだろう?」と言い、
相手様が、「あります、あります」と言えば、
占い師は、「そうでしょう、それがいけないのです」と言い、もしも
相手様が、「いいえ、うちには松の木はないのですが」と言えば、
占い師は、「そう、それは良かった」と言う。

これは、暗に診察のできない針灸師の話をしているように聞こえた。

午後は実技講演でしたので、我先にとモデルになる方々がベッドに上った。
巨鍼、打鍼と公開した後、70名余全員の腕に散鍼を施して感覚を味わってもらっていた。

で、講演会が終わったら、長春会が親睦会を開いてくれて、いろんな方々と知り合いになれた。

焼酎を飲みながら、こんなのを食べたり、




こんなのを食べたりで、料理はビックリするほど出てきたのですが、楽しすぎて写真を撮るのも忘れてしまった。^-^ゞ




長春会の皆さん、こんな機会を作って頂き、ほんとにありがとうございました。
m(._.)m ペコリ

(・_・)......ン? 何で私の裏メニューがゴルゴって知ってる人がいたのだろう。
地味な活動しかしてないつもりなのに?


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JRで京都国立博物館へ:スケッチ&コメント(1)

2007-02-01 07:58:52 | スケッチ
JR神戸線、住吉駅で乗り、国立京都博物館で開かれている評判の
京都御所の襖絵展を家族と出かけた。

天皇の日常の場であった「御常御殿」(おつねごてん)と隣の建物の
「御学問所」のなかの襖絵200面余りがゆったりとしたスペースに
見る者の気持ちを捉えて離さない。

ヘッドホーンをつけて聞いた解説も良かった。限られた時間だったが
花、鳥、動物、人物、漢詩に題材をとった場面などを堪能した。
会期が2月18日までだが機会があれば是非もう一度出かけたい。

御常御殿三の間の丸山応立筆の「和歌の意」(地網引図)の前で
会場の雰囲気をスケッチした。

四面ある襖絵は左下隅の海岸の松の姿の下の母子連れから
地引網を引く人々、沖合いに浮かぶ小船、それに乗る人々と
画面は左から右へ大きく展開して再び足もとの海辺に戻る。
網の引き手の声が聞こえてきそうな錯覚を覚えた。

子供のころ東灘区青木の浜は遠浅で松並木が続く美しい海岸だった。
魚釣りを楽しみ、地引網を引く場面もしばしば目にした50数年も前の
ことが懐かしく思い出される。

画家、丸山応立は、写生派の代表といわれる丸山応挙の三代目という。
しっかりとした写生に裏打ちされているのだろう、人、松、船、海岸風景が
丹念に描かれており印象的だった。

日本画家、森田りえ子さんは、京都新聞(1月15日)で、「初春の一日、
当時の雅びの空気をおすそ分けいただいて幸福な余韻にひたりながら
会場を後にした」と今回の「襖絵展」を観ての感想を結んでおられた。

必見の襖絵展である。ただ、いつものことながら会場はほとんどがご婦人
だった。人口でいえば半分近くおられるはずの殿方はいずこにおられるの
だろうか。残念でならない。(了)

江嵜企画代表・Ken



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)

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