ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

九州国立博物館(8)

2007-02-09 13:46:03 | 旅行記
九州出張 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)



九州国立博物館 は、東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館に次いで開館した新しい国立博物館で、大宰府天満宮と直結されていますので、エスカレーターで移動することが出来る。





大宰府天満宮側から上ってくると、ドドドーンと荘厳な姿が現れてくる。
一枚の写真に納めようとしても、無理!

それはそうだ、全長250mほどもあると言うのだから、山の上に登らなくては入らない!
仕方がないので、2枚の写真をつなぎ合わせました。

クリックで拡大します。

 


中に入ると、沖縄のハーリー船が設置されていた。
この船を運ぶときのことは、お世話になっている学芸員の方から、「何度も沖縄まで足を運んで最終交渉までこぎ着けた」という苦労の程を聞いていたので、その光景をゆっくりと空想しながら見学させてもらった。




となると、普段はサッと読んでしまう説明文まで、丁寧に読んでしまう。

クリックで拡大します。

 


もっと詳しくし知りたい方は、こちらの「きゅうはくの絵本」≪エイサー ハーリー≫をお買い求めください。
同じシリーズで、≪はらのなかのはらっぱで≫もよろしくお願い致します。
何故なら、和方鍼灸友の会会長の長野仁先生が関係しているからです。(o^v^o)

クリックで拡大します。

 


本は、九博の中でも展示販売されていましたので、しつこいようですが、ヨロシク!




これは、動物の剥製で本物です。




学芸員の方の車で美味しいカレー屋さんへ連れて行ってもらったり、一般の方が入れない「楽屋裏」まで案内してもらったりしたのですが、博物館の中は撮影禁止がほとんどですので、写真はアップできない。

博物館の中では、古い書物や陶器などの修復も行っており、まるで大学の研究室のようでした。
いや、ある分野では、大学よりも施設や技術は高いはず。

コメント (2)
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京都市バスで博物館へ:スケッチ&コメント

2007-02-09 08:13:31 | スケッチ
見納めになるかもしれないとの気持ちを抑え切れず
京都へ向った。JR京都駅前から京都市バスに乗ったが
目的地は国立京都博物館、京都御所障壁画展である。

お昼時だったが珍しく道路もバスの中も空いており
スイスイ進み、スケッチを描き始めたら10分強で早や
博物館前である。

博物館の中は前回と比べてかなり見物客は多く
人気の程がしのばれた。目立ったのは団体客で大型バスが
着いたのであろう絵の前が人でみるみる埋まった。

二度目ということもあり、前回素通りした襖絵を重点的に解説ガイドを
聞きながら丹念に見ることが出来た。

中島華陽筆の「常盤木二猿図(ときわぎにさるず)」の前に椅子が
あり襖絵をバックに会場風景をスケッチした。

解説によれば、御常御殿,申口の間(北)は、天皇に仕える女官が
控えた間である。全三十帖ある中の襖十二面が展覧されていた。

襖の左半分は檜の大木、右半分は松の大木。太い幹から
襖二面を使って枝を目一杯広げている。なんと猿の親子が枝のなかに
見え隠れしているではないか。猿のからだを良く見れば細かく金泥で
毛が描かれていることに気付く。

中島華陽は丸山四条派の横山華山の門人である。細かい描写と
大胆な構成に見事に力量が発揮されていると解説にあった。

猿の親子がなんともいえない親しみをかもし出してくれる。
多くの人が親子ザルの前で止まった。車椅子で入ってきた
老女が数分間動かず、しみじみと眺めていたのが強く印象に残った。

おそらく女官たちもそうであったに違いない。彼女たちもこの絵を前にして
しばしの心の安らぎを覚えたのではないかと想像をたくましく
しながらスケッチを続けた次第である。(了)

江嵜企画代表・Ken



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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