古墳時代後期から飛鳥時代にかけての住居跡が、自宅マンション隣地で新たに見つかった。2年前に調査されたが、さらにその下層からの発見で、古代のロマンに浸っている。
ひいきチームのマット・マートン選手が、210本安打を達成した。スポーツ紙だけでなく一般紙もアメリカで活躍するイチロー選手と対比させながら明るい二ユースとして取り上げた。
日本の新聞で明るいニュースを見つけるのは大変だが、今朝は、小沢一郎氏の強制起訴の話を各紙が一面トップで取り上げた。つい先日、日本国のトップの座を争った人の起訴の話しには、世界のメディアもその驚きを素直に伝えている。
今朝の「おはよう世界」では、ベルギー、ブリュッセルで4日からはじまったアジアヨーロッパ会議(ASEM)の様子を紹介していた。菅首相が尖閣問題で各国の理解をどこまで得られるか注目されるとNHK・BSのアナウンサーがコメントしていた。
菅首相の中国の温家宝首相との会談を危ぶむ声が日本にはあったが、朝7時のNHK・BSでは、日中首脳会談が実現した、と伝えていた。25分間という短時間だったようだが、中国も政治的に収拾策を模索しているのかもしれない。
中国関連では、フランス・ドウ―が、フランスに違法滞在している中国人がパリ市内のゴミ箱あさりをしている。「戦利品」は、路上で販売する。パリ警察が取り締まりをしているが、警官がいなくなると10分もたたない内に舞い戻り商売を再開する様子を結構時間を割いて紹介していた。
放送の中で、一日1,800ユーロ(約25万円)稼ぐとある中国人男性がインタビューに答えていた。パリの高級住宅街のゴミ捨て場が彼らの「餌場」で、中古のコンピューターなど金目のものも多いと解説していた。
不法滞在の中国人の多くは、奇跡的成功をおさめたと伝えられる中国だが、雇われるのは若者だけ。ある女性は、パリに来れば仕事にありつけると聞き、渡航費用含めて8,000ユ―ロ(約112万円)を払ってパリにやって来た。今はゴミ箱あさりをしているが、しっかりとした仕事について、出来るだけ長くフランスに留まりたいと話していた。
中国関連では、香港ATVが、温家宝首相が、ASEMの会合の前に2日間、ギリシャを訪問、「ギリシャは、中国は良い友人であり、良いパートナーである。」とギリシャ国債を買い、ギリシアシャ支援を続ける」と語った、と伝えていた。
一方、4日のNY株式市場は、薄商いの中、利益確定の売りが出て、前日比78ドル安、10,751ドルで取引を終了した。今週金曜発表の9月の雇用統計を見極めようとの空気が強いと伝えるブルームバーグ二ュ-スを「おはよう世界」が紹介していた。
NY外国為替市場では、アイルランドでの金融不安再燃警戒感からユーロが売られ、1ユーロ=1.37ドル台まで値下がりした。ユーロは買われ過ぎ、との評価から、利益確定売りが出たようだ。お金は本来臆病な「生き物」である。逃げ足が早く、深追いしない。
マット・マートン選手の話に戻す。最近、あるプライベートな集まりで、マートン選手を身近で見聞きした人から聞いたが、大記録を達成した人と言うことで、オ―ラがびんびん出ている人を想像した。しかし、そのような感じは全くなかった。温厚で、誠実感溢れる、どこにでも見かける普通の紳士だったと教えてくれた。
日本でのプレーの話が出た時、奥さんのおなかに赤ちゃんが宿っていた。日本行きは、とても引き受けられないと、思った。そんな時、[神様の思召しですよ。感謝しましよう。是非日本へ行きましょう。」と奥さんが言ってくれたので日本に来れた。「日本へ来るまでは、どんな国か分からず不安だった。来てみてまるで違うことがわかり、良かった。日本でプレーできることに感謝している。」と先の私的な会合で話していたと教えてもらった。
マートンは、敬虔なクリスチャンでもよく知られている。彼の話に必ず感謝という言葉が出て来る。日本人が忘れかけた日本文化や伝統、礼儀作法、日本人の優れた資質を、外国人の彼が日本人に気づかせてくれるかもしれない。
彼は「広角打法」でもよく知られている。右にも左にも平均してヒットが打てる。打撃の基本に極めて忠実だと、阪神タイガースの和田コーチの話がスポーツ紙に出ていた。二ガ手投手がいない。その点、アメリカで活躍するイチロー選手と共通している。
たかが野球と言うなかれ。野球から人生を学ぶ事は結構多い。日本人ひとひとりが、海図なき世界を生き続けていくためにも「広角打法」を、特に、政治家とマスコミの皆さんに期待したい。(了)
ひいきチームのマット・マートン選手が、210本安打を達成した。スポーツ紙だけでなく一般紙もアメリカで活躍するイチロー選手と対比させながら明るい二ユースとして取り上げた。
日本の新聞で明るいニュースを見つけるのは大変だが、今朝は、小沢一郎氏の強制起訴の話を各紙が一面トップで取り上げた。つい先日、日本国のトップの座を争った人の起訴の話しには、世界のメディアもその驚きを素直に伝えている。
今朝の「おはよう世界」では、ベルギー、ブリュッセルで4日からはじまったアジアヨーロッパ会議(ASEM)の様子を紹介していた。菅首相が尖閣問題で各国の理解をどこまで得られるか注目されるとNHK・BSのアナウンサーがコメントしていた。
菅首相の中国の温家宝首相との会談を危ぶむ声が日本にはあったが、朝7時のNHK・BSでは、日中首脳会談が実現した、と伝えていた。25分間という短時間だったようだが、中国も政治的に収拾策を模索しているのかもしれない。
中国関連では、フランス・ドウ―が、フランスに違法滞在している中国人がパリ市内のゴミ箱あさりをしている。「戦利品」は、路上で販売する。パリ警察が取り締まりをしているが、警官がいなくなると10分もたたない内に舞い戻り商売を再開する様子を結構時間を割いて紹介していた。
放送の中で、一日1,800ユーロ(約25万円)稼ぐとある中国人男性がインタビューに答えていた。パリの高級住宅街のゴミ捨て場が彼らの「餌場」で、中古のコンピューターなど金目のものも多いと解説していた。
不法滞在の中国人の多くは、奇跡的成功をおさめたと伝えられる中国だが、雇われるのは若者だけ。ある女性は、パリに来れば仕事にありつけると聞き、渡航費用含めて8,000ユ―ロ(約112万円)を払ってパリにやって来た。今はゴミ箱あさりをしているが、しっかりとした仕事について、出来るだけ長くフランスに留まりたいと話していた。
中国関連では、香港ATVが、温家宝首相が、ASEMの会合の前に2日間、ギリシャを訪問、「ギリシャは、中国は良い友人であり、良いパートナーである。」とギリシャ国債を買い、ギリシアシャ支援を続ける」と語った、と伝えていた。
一方、4日のNY株式市場は、薄商いの中、利益確定の売りが出て、前日比78ドル安、10,751ドルで取引を終了した。今週金曜発表の9月の雇用統計を見極めようとの空気が強いと伝えるブルームバーグ二ュ-スを「おはよう世界」が紹介していた。
NY外国為替市場では、アイルランドでの金融不安再燃警戒感からユーロが売られ、1ユーロ=1.37ドル台まで値下がりした。ユーロは買われ過ぎ、との評価から、利益確定売りが出たようだ。お金は本来臆病な「生き物」である。逃げ足が早く、深追いしない。
マット・マートン選手の話に戻す。最近、あるプライベートな集まりで、マートン選手を身近で見聞きした人から聞いたが、大記録を達成した人と言うことで、オ―ラがびんびん出ている人を想像した。しかし、そのような感じは全くなかった。温厚で、誠実感溢れる、どこにでも見かける普通の紳士だったと教えてくれた。
日本でのプレーの話が出た時、奥さんのおなかに赤ちゃんが宿っていた。日本行きは、とても引き受けられないと、思った。そんな時、[神様の思召しですよ。感謝しましよう。是非日本へ行きましょう。」と奥さんが言ってくれたので日本に来れた。「日本へ来るまでは、どんな国か分からず不安だった。来てみてまるで違うことがわかり、良かった。日本でプレーできることに感謝している。」と先の私的な会合で話していたと教えてもらった。
マートンは、敬虔なクリスチャンでもよく知られている。彼の話に必ず感謝という言葉が出て来る。日本人が忘れかけた日本文化や伝統、礼儀作法、日本人の優れた資質を、外国人の彼が日本人に気づかせてくれるかもしれない。
彼は「広角打法」でもよく知られている。右にも左にも平均してヒットが打てる。打撃の基本に極めて忠実だと、阪神タイガースの和田コーチの話がスポーツ紙に出ていた。二ガ手投手がいない。その点、アメリカで活躍するイチロー選手と共通している。
たかが野球と言うなかれ。野球から人生を学ぶ事は結構多い。日本人ひとひとりが、海図なき世界を生き続けていくためにも「広角打法」を、特に、政治家とマスコミの皆さんに期待したい。(了)