京都観月の夕べコンサート風景
江嵜企画代表・Ken
京都観月の夕べコンサートが10月11日午後2時半から、京都コンサートホールであるが、時間があれば行きませんか、とその日の朝、友達のIさんから電話が入った。いつものように「経済学」をパソコンで叩いていたところだったので、一瞬、うーんと迷ったが、行きますと一呼吸置いて答えて現場に駆け付けた。素晴らしい演奏会だったので来てよかったと友達に感謝した。
第一部が、ザグレブ・ソロイスツ(The Zagreb Soloists)合奏団と清原信也氏のピアノでショパンのピアノ協奏曲第一番ホ短調、第二部が同合奏団とアナ・ヴィドヴィチさんのギターで、お馴染のアルハンブラの思い出いれて5曲の演奏を、休憩20分を入れて2時間半の演奏を堪能した。
ステージにバイオリンを手に手にもって楽団が立っているので、無知なものだからおかしいなと思ったら、パンフレットをよく読めば、指揮者を置かない演奏団体として活躍していることがわかった。一人一人の演奏者のからだの抑揚がもろに出て結構迫力があり面白く感じた。
ギター演奏したアナ・ヴィドヴィチさんは、5歳からギターを始め、13歳の時ザグレブの国立音楽院を史上最年少で入学を果たした天才少女である。ピア二ストの清塚信也氏は、NHK大河ドラマ「龍馬伝紀行」のテーマ曲の演奏を担当するなど若手ピアニストでも注目度ナンバーワンの存在であることも後で知った次第である。
演奏に聴き惚れていたせいもあり、あわただしく会場の様子をスケッチした。(了)