ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

菅首相は、人と話をするときは、せめて相手の目を見て話して欲しい。

2010-12-17 10:43:51 | 経済学
日本が世界の舞台から姿を消して当然だろう。

(学校で教えてくれない経済学)



インドとの貿易拡大に中国が積極的に動き始めると温家宝首相がインド訪問の様子を16日付けのWSJ紙が大きく取り上げていた。中印両国は発電、通信などで160億ドル(1.3兆円)の商談が成立、中印貿易額は昨年度の420億ドルから600億ドルへ来年3末までの1年間で600億ドル(5兆円)へ飛躍する。インドは現在190億ドルの貿易赤字である。中国市場をインドに開放してインドの赤字解消に努力することを温家宝首相はインドに約束した紹介していた。

中国は現在2.6兆ドル(218兆円)の巨額の外貨を保有している。外貨を活用して、現在の鉄鋼石主体のインドの輸出構造を通信機器、農産品等含めて拡大する。その一方で、温家宝首相は、インドの国連安全保障理事国入りを含めてインドの国連活動を積極的に支援すると表明したとWSJ紙は書いていた。資金力に物言わせながら政治的にもインドの泣き所を中国は見事についた。

一方、今朝のテレビ東京「モーニングサテライト」に出演した米国みずほ、村上実奈子氏は「住宅指数、新規失業保険申請件数など米経済指標が景気改善を示唆している。S&P500社の利益見通しが平均で2010年の83ドルから94.65ドルへ拡大する。利上げリスク指摘は少数派である。」と来年の米株価について強気見通しを紹介していた。

NHK/BS「おはよう世界」(経済情報)に出演した大和証券、長谷川誠氏は「16日のNYダウは前日比41ドル高、11,499ドルで取引を終了した。「悪い」長期金利上昇から景気拡大を織り込む「良い」長期金利上昇への見方への流れが予測される。欧州財政不安、中国利上げのリスク要因は残るが、少なくとも来年前半は株高が予測出来る。」と解説していた。

16日の NY外国為替市場では、1ユーロ=1.3233ドル、 1ドル=84.01~06円でドル高水準で取引された。米債券利回りはこの日は3.440%台へ低下したが、米長期金利の先高観は続いている。将来の金融危機に備えてECBが現在の2倍までの増資を決めた。しかし、スペイン国債の格下げ懸念からユーロ買いの力は弱い。対ユーロでのドル高を予見している。

「おはよう世界」では、ドイツZDFが「ドイツはアフガニスタンに4,600人派遣している。2011年末に撤退を開始する」と発表したと紹介していた。米CNNはオバマ大統領はアフガニスタンからの来年7月からの撤退開始。14年に完了すると述べた。さらに1万人増派した。しかし「成果は確固たるものではない」と認めていた。米大統領選挙を2年後に控えてアフガニスタン問題が景気回復問題と併せて選挙の争点になりそうだ。

「おはよう世界」は、韓国KBSは、韓国が延坪島砲撃で訓練を再開する一方で、韓国政府は島民の延坪島への帰還を同時進行させている。ソウルでの防空訓練を実施したと伝えていた。右手で攻撃、左手で島民帰還。なんととも政治的パフ―マンスに見えて仕方がない。


日本は国民も内向きなら、政府も世界の舞台から姿を消した。政府がしっかりしないと国民も元気が出ない。菅首相はせめて人と話をするときは相手の目を見て話して欲しい。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする