ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

それにつけても日本の政治家の不甲斐なさが惜しまれてならない(学校で教えてくれない経済学)

2010-12-21 09:04:54 | 経済学
NHK/BS「おはよう世界」を見ることから一日がはじまる。こういう番組があること自体数年前まで知らなかった。その代わりに通常のテレビ番組をNHKに限らず見なくなった。人生、人それぞれであるが、あなたはいつ寝ているのかとよく聞かれる。退職後拘束される仕事から解放された。これほど爽快なことはない。仕事は朝の限られた時間に集中する。後は自由時間を楽しむことが日課となった。

ブルームバーグという経済専門のテレビ局が取引終了直後のNY株式市場の様子を約4~5分間伝える。クリスマス休暇に入り、通常一日20億株前後の取引が週明けのこの日は7億8,000万株にとどまったと紹介していた。40年ほど前の古い話だが、ワシントン郊外に住んでいた。文字通りアメリカ全土が12月頭からクリスマスムード一色になることに驚いた。

今ひとつ驚いた事は、朝起きると木々の葉が丸ごと落ちる光景を見たときである。秋のことをフォ―ル(Fall)(落下する)と呼ぶ。神戸と言うご機嫌なところで生まれ育ったせいもあり、葉が一晩でなくなる光景を知らなかったからだと納得した。ワシントン郊外は緯度で見れば日本の盛岡あたりに近い。ただ、夏は気温が30℃を超える日が結構多く、かつ蒸し暑い。その点では大阪に意外に似ている。

雪が降り始めるとあっという間に10センチは簡単に積る。NYからの帰路、危うく雪に閉じ込められそうになる怖い経験をした。そんな時、当り前のことだが、アメリカが大陸性気候であることを実感した。今朝の「おはよう世界」でイギリスBBC,ドイツZDFがヨーロッパの大雪で特に空港が大混乱に陥っている様子を詳しく伝えていた。今年の大雪はヨーロッパでも異例という。しかし、空港に限らずヨーロッパの各地で混乱が起こっているから、大雪対策について、従来から必ずしも十分手を打てていなかったようにテレビを見ていて感じた。

「おはよう世界」(経済情報)で、三井住友銀行、森谷亨氏が出演、「ムーディーズがアイルランドの複数の銀行に対して、3~5段階一挙に格下げしたニュースから、ユーロが対ドル、対円共に売られ、一時、1ユーロ=1.31ドル割れ、対円で1ユーロ=109.90~94円で取引された。米経済指標は比較的好調である。長期金利がこのところ調整をいれているが、今後どこまで上昇するか。景気回復と長期金利動向との綱引きになる。」と解説しておられた。

週明けのNYダウは、13ドル安、11,478ドルで取引を終了した。NY株式は先行き楽観的に見る専門家は多い。一方、ドルは対ユーロで上げたが、むしろユーロ安に反応して、NY原油相場がバレル79セント高、88.81ドル、NY金先物がトロイオンス6.90ドル高、1,385.50ドル、プラチナも16.50ドル高、1,706ドルとそれぞれ値上がりした。一部の投機的資金が商品市場にも流れているのかもしれない。

2011年はどんな年になるのであろうか。卯年だから大いに跳ねるだろうと明るい展望を持つ人は結構多い。それにつけても日本の政治家の不甲斐なさが惜しまれてならない。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする