ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米S&P,米国債格下げ、NYダウ一時250ドル近く下げる、ギリシャ危機再燃、ユーロ一時116円

2011-04-19 10:35:47 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



ギリシャ財政悪化懸念からユーロが売られ、米格付け会社S&Pが米国債の格下げ発表した後、NYダウは一時、先週末比250ドル近く下げた。ただ、米国債格下げは、今すぐに起こる事態ではないとの見方から、取引終了にかけて下げ渋り、結局,140ドル安、12,201ドルで取引を終えたとNHK・BS「ワールド・ウエーブ・モーニング」(経済情報)で、三井住友銀行、呉田真二氏は解説していた。

NY外国為替市場では、ユーロが売られ、一時、円相場は対ドルで82円台前半、対ユーロで116円半ばまで上げたが、落ち付きを取り戻したあと、1ドル=82.48~53円、1ユーロ=117.35円で取引を終えたと先の呉田氏は解説していた。

テレビ東京系番組「モーニングサテライト」に出演した、シティバンクの尾河真樹氏は「ギリシャ国債は14%台まで利回りが既に上昇している。いまのところECBの利上げ観測で相殺されている。一方、ドル円相場は、米議会での民主・共和両党間での財政改善議論が膠着状態にあるが、それを打開を促す狙いがあるかもしれない。現状、ドルも安いが円も安い。1ドル=82台で当面推移するだろう。」と解説していた。

原発関連のニュースでは、「ワールド・ウエーブ・モーニング」が韓国KBSが、韓国の原発の一つが事故を起こし、再稼働の見通しが立っていないと伝える韓国時間今朝6時台のニュースを紹介していた。韓国は原発依存度が日本以上に高い。ここ1ケ月、日本の原発事故に神経質に反応して来た。足元での原発事故発生で、韓国政府が、その対応に苦慮している様子がテレビ画面にありありと出ていた。

「ワールド・ウエーブ・モーニング」の「世界の窓」コーナーで、ロシア政府は、日本の震災では160人を送り日本を援助したが、北方領土問題では、全く態度を変えていないとウラジオストック、松尾支局長がレポートしていた。今朝の放送では、3月22日に、クナシリから300人以上の代表団が北京入りした。現地でセミナーを開催、特に観光資源開発でクナシリの魅力をアッピールする映像を流していた。セミナーに出たある中国人は「北方領土はむしろ「売り」に使える。魅力がある。」と力説していた。いかにも中国人らしい。

「モーニングサテライト」で、人口7,700人の岩手県葛巻町が火力も原発にも頼らない、クリーンエネルギ―の町を「売り」にしてきた。風力、バイオマス(生物資源)からの発電で1万六千世帯の電力を賄える。ところが今回の震災で3日間停電したと伝えた。

なぜそのようなことが起こったのか。葛巻町は電力会社に「売電」、町の電気は、電力会社から買っている。その電力会社がトラブルを起こした。「送電」に自治体が関われない問題点が指摘されたと紹介していた。「発電」して「売電」出来ても「買電」出来ない。「送電」は電力会社が握っている。システム自体に根本的メスを入れる勇気が必要であろう。

リビア情勢では反体制派で千人以上が死亡、反体制派は、一層劣勢の状態に、とドイツZDFは伝えた。今朝はまた、シリアで反政府派に多数の死傷者が出たとカタ―ル・アルジャジ―ラが報じていた。ギリシャ危機再燃、ユーロ安、米国債格下げでドル安さらにNYダウは一時250ドル近く下げた。韓国でも原発事故。世界はなにやら騒然として来た。(了)

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オダマキ2(スケッチ&コメント)

2011-04-19 10:32:31 | スケッチ



オダマキ2

江嵜企画代表・Ken



描いた本人が納得していない絵だったから、花自身が納得しているはずはない。朝一番でもう一度オダマキを描きに阪神青木まで出かけた。相撲で言えば仕切り直しである。花の正面に腰をおろし、花とにらみ合った。昨日は鉛筆でスケッチした。今朝は、日ごろ使っている水性ペンでスケッチした。

甲子園球場でスケッチするときも水性ペンで一気に描いていく。当然描き損じ出来ない。鉛筆だと消しゴムで消せばいいという気持ちがどうしても残る。スケッチが出来たので、家に持ち帰って色を付けた。昨日は色鉛筆で色づけし、水で溶いて仕上げた。

オダマキパート2は、本画ではないが日本画の作法でトライした。膠(にかわ)を溶く。胡粉を用意する。水干で下塗りする。最後は岩絵の具で仕上げた。花が納得してくれたかどうか花に聞いてみないとわからない。ただ、描いた本人は改善したと自画自賛している。

今朝も通りがかりのご婦人が声をかけて来た。話好きの人と見えてかれこれ15分は対話した。水やりが大変でしょうと聞いてきた。水やりよりも駅前なのでたばこのポイ捨てを拾うことから仕事が始まると答えた。

電車ではたばこが吸えない。子供の時から駅前で育った。これは駅前の宿命ですと答えた。当のご婦人は、随分さとっておられるのですねと、あきれ顔で話を受けた。

絵のことなどそっちのけで、地震の話、洪水の話、戦後すぐの時米軍の空爆で至るところに爆弾池があったなど話があちこちに飛んだ。原発の方がもっと怖いという話になった。毎日朝刊に浜岡が一番危ないと出ていたと水を向けた。山科の日本画教室は福井が近い。福井原発がやられたら花を描いているどころでない。

オダマキの花は二人の会話をどんな気持ちで聞いていたのだろうか。(了)


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