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オバマ米大統領のロシア制裁強化発言受け、26日、NYダウ98ドル安(学校で教えてくれない経済学)

2014-03-27 11:58:38 | 経済学
インド株式指数が3月26日、史上最高値の22,095ポイントをつけた。5月の総選挙を目前に控えて、安定政権誕生への期待感から海外資金が流入し株価を押し上げたと27日朝5時台放送のインドNATVが伝えていた。韓国KBSは27日8時台の放送でパク・クネ韓国大統領がメルケルドイツ首相との会談後の記者会見の様子を伝え「ドイツと韓国の中小企業との交流を活発化させることを目的に覚書を交わした。メルケル首相は科学技術分野での両国の協力を深めたいと語った。」と伝え、パク大統領は「50年前父がドイツを訪問した。感慨無量です。」と語る様子をテレビ画面に写していた。

ドイツZDFはオバマ米大統領がはじめて訪れたEU本部での会合のあとの記者会見で「アメリカとヨーロッパとの協調が今回のEU首脳との会談で確かめられた。」と語り、ロシア制裁強化を強調した。その一方、「EUは将来に向けて天然ガスを含むエネルギ―分野の自力調達を一層進めるべきだと指摘した。」と解説していた。スペインTVEは,スペイン経済の2014年経済成長は失業率は25%と改善していないが、年1.2%増加、来年は1.7%へ改善の見込みと伝えたあと、オバマ米大統領は、EU本部で、NATOによる東欧の安全保障を強化する必要がある。EUとアメリカはロシアに対する制裁強化を検討していると語った。その一方で、オバマ大統領は「大きな国が小さな国をのっとっていいのか。しかし、今は冷戦時代と異なる。軍事力によらない解決が求められる。制裁の応酬はお互いの代償が大きい。」と語ったと紹介していた。

冒頭のインド関連のニュースでは、ニューズウイーク日本版最新号で「インドと日本を結ぶ意外な友情」と題してバラシュ・ゴシュ記者は「次期インド首相と見なされるナレンドラ・モディ氏と日本の安倍首相との長年の関係と中国に対するお互いの警戒感が両国の絆をさらに固いものにするだろう。」と書いていた。一方、同誌は「インドと中国との貿易額は665億ドル、日印貿易は184億ドルに過ぎない。日本と中国の貿易額は3,119億ドル、中国に拠点を置く日本企業は2万社、一方、インドに進出している日本企業は1000社に過ぎない。だからこそインドと日本の貿易には大きな潜在力がある。」と書いていた。中国との貿易関連では27日朝7時台放送のフランスF2は「習近平中国国家主席はフランスを訪問、最大級の歓迎を受けた。意見の相違は禁物です。70機のエアバス売却含め180億ユーロ(約2兆5,000億円)の巨額の商談でフランスは中国と合意出来たからだ」と伝えていた。

27日、NY市場は、米経済統計好調を歓迎して高くはじまっていたが、オバマ大統領がEU本部で演説し、ロシア制裁を強化すべきだと強調したと伝えられたあと下げに転じ、NYダウは、前日比98ドル安、16,268ドルで取引を終えた。米債券が買われ10年物米国債利回りは2.694%へ低下した。NY外国為替市場ではドルが売られ、1ドル=102.06~08円,
1ユーロ=140.71~37円で取引された。NY原油はバレル100.26ドルへ上げ、NY金はオンス1,303.40ドルへ下げた。めまぐるしく動く国際情勢から目を離すことは出来ない。(了)

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