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北半球の厳冬化は北極の温暖化が原因か:異常気象は日常化する:ニューズウイーク誌日本版最新号

2014-03-06 09:59:05 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「北極の温暖化で気温差が縮まると「極渦(きょくうず)」という北極圏を反時計回りに吹いている風が、蛇行をはじめる。その結果、大量の寒気が南下したり、暖気が北上したりするわけだ。」とジョン・ホルドレン米大統領補佐官(科学技術担当)は話していると3月11日付けの最新版ニュ―ズウイーク誌日本版が紹介していた。「蛇行の幅が大きくなると、「極渦」は山脈などの障害物によって進路を遮られ易くなる。まっすぐ西から東へ吹くのでなく、南北方向に大きく揺れながらゆっくり東へ向かう。そのため寒気が特定の地域に通常より長くとどまる傾向になる。この冬の日本の大雪もそれが理由だ。」とジェ二ファー・フランシス(ラトガ―ス大学沿岸海洋科学研究所)と話したと同誌は紹介していた。

ワ―ルドWaveMorning「世界の天気」コ―ナ―で、米ワシントンDCの雪は例年の3倍、シカゴは2.5倍と雪の量が多い。ポトマック川の桜のつぼみはまだ固く、例年なら3月末の開花がことしは4月8日にかけて見頃となると解説していた。ニューズウイーク誌は「アメリカも猛烈な寒波に見舞われ、低体温症で死者が続出した。一方、12年、13年に米中西部を襲ったような熱波や干ばつが増えている。米東部では深刻な豪雨の頻度が増している。日本にとって最大の脅威は海面上昇だ。雪の多い冬も増えるがそれより、台風が冬の大雪より破滅的な被害をもたらすようになるだろう。」とフランシスは話したと記事を結んだ。

ワ―ルドWaveを見ることから一日が始まる。連日、ウクライナ、ウクライナであるが大きな進展はなかった。7日のソチパラリンピック開会式にはプーチン大統領が出席するとロシアRTRは放送していた。今朝のワ―ルドWaveで、おやっと思った二ュ―スの中でのひとつ、6日朝放送の英BBCが「WHOが糖分の取りすぎが肥満だけでなく様々な健康被害を及ぼしているとして食品に含まれる糖分の上限を従来の10%から「5%を超えない」ガイダンス作成を進めることを決めた」と伝えていた。糖分の取り過ぎは正しいことだと分かっていても改めるのは簡単ではない。その一方、アメリカの大手スーパーなどではカロリーカットを目標に動き出した。例えばスーパーTescoは糖分の比率に厳しい基準を設けていると紹介していた。WHOが決めたからと言ってそれに従わなければならないことはない。しかし、WHOの今回の動きは、糖分との闘いの始まりになるかもしれないと解説していた。

一方、5日,NY市場では、週末の米雇用統計発表を控えて小動きに終始、NYダウは、前日比35ドル安、16,360ドルで取引を終えた。米10年物国債利回りは2.705%へ上げた。NY外国為替市場では1ドル=102.32~36円、1ユーロ=140.54~60円で取引された。NY原油(WTI)は在庫増を嫌気して反落バレル101.45ドルNY金はオンス1,340.20ドルだった。

5日から中国全人代がはじまり、「改革こそが国に利益をもたらす。試練だが人民の力が必要だ。GDPは7.5%増、内需を拡大する。国防費は12.5%増を目標に置く。海は「青い国土」。中国は海洋権益を断固守ると李克強首相は語った。」とシンガポールCNAが伝えた。(了)

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