(学校で教えてくれない経済学)
日本を訪れる中国人観光客の数が2014年1月、15万5,700人へ昨年の同月の7万2,300人からほぼ倍増していると3月11日放送のワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーで紹介していた。番組に出たNHK,上海支局、戸川武記者は「中国国内での反日ムードの後退と人民元レートの1元=12円から最近では1元=16円後半までの値上がりが影響している。」と総括していた。一方日本人の中国観光客は10年振りに年間300万を割り込む怖れが出て来た。理由は深刻な大気汚染と鳥インフルエンザなどの影響が大きい。上海の日本観光専門代理店は従業員解雇が目立つと解説していた。上海大阪間片道6,800円ツアーが新規発売され、日本観光の説明会に来ていたある中国人女性は「日本へ行った友達の話しだと、日本人は友好的だ。早く大阪へ行きたいです。」とたこやき、大阪城を紹介するパンフレットを見ながら話していた。別の女性は「桜も見たい。お寺も見たい。」と話していた。日本紹介の雑誌をここ1年間延べ20万部販売したという袁静さんは「最近は南部鉄器なども紹介している。中国人の中で、日本文化への関心も高まって来ている」と話していた。
日本関係の報道では11日朝放送の豪ABCが東北大震災後3年たったが、14万人が仮設住宅で生活している。4月1日に「帰宅」解除が出て、危険承知で帰宅する人もいる。しかし、アンケート調査では「帰宅」を決めた人は7%に過ぎない。ある住民は「始め1年で除染を完了すると言っていた。今頃になって「帰宅」出来るという。政府は全く信用できない。」とインタビュ―に答えていた。ある老婦人は「猫が家に帰りたがってるの。わたしも本当は帰りたいが不安だから帰らない。」と答えていた。「日本政府は、5万人が帰宅可能になったと言ったがガンの発症率が高いと言われている。帰宅実現には後数年かかると見られています。以上、フクシマからマッシュロ―記者がお伝えしました。」と放送を結んでいた。
一方、マレーシア航空機が消息不明後3日経ったが手掛かりがないままの状態が続いていると米ABC,ドイツZDF,中国CCTV,フランスF2いずれも詳しく報道していた。その中でフランスF2は「2009年のAF機事故の際、事故後2日で機体の破片発見、フライトレコーダーの発見に2年かかった。原子力潜水艦も出動した。」と伝え、「今回の事故原因の究明に時間がかかりそうだ。フライトレコーダーの電池の寿命は40日で1日も早い発見が望まれている。」と伝えていた。
週明け10日、NY市場では、目先のポジション調整の動きからNYダウは、先週末比34ドル安、16,418ドルで取引を終えた。ウクライナ情勢の進展を注目している。この日は中国の輸出減も相場の足を引っ張ったと10日付けWSJ紙電子版でMaattJarzemsky記者が書いた。10年物米国債利回りは2.784%へ低下した。NY外国為替市場では、1ドル=103.26~28円、1ユーロ=143.28~34円、NY金相場はオンス0.2%高、1,341.40ドル、NY原油(WTI)はバレル1.4%安、101.12ドルでそれぞれ取引された。三井住友銀行、山下えつ子氏は「ウクライナ、ロシアふくめ読み難い。難調相場が続きそうだ。」と総括していた。(了)
日本を訪れる中国人観光客の数が2014年1月、15万5,700人へ昨年の同月の7万2,300人からほぼ倍増していると3月11日放送のワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーで紹介していた。番組に出たNHK,上海支局、戸川武記者は「中国国内での反日ムードの後退と人民元レートの1元=12円から最近では1元=16円後半までの値上がりが影響している。」と総括していた。一方日本人の中国観光客は10年振りに年間300万を割り込む怖れが出て来た。理由は深刻な大気汚染と鳥インフルエンザなどの影響が大きい。上海の日本観光専門代理店は従業員解雇が目立つと解説していた。上海大阪間片道6,800円ツアーが新規発売され、日本観光の説明会に来ていたある中国人女性は「日本へ行った友達の話しだと、日本人は友好的だ。早く大阪へ行きたいです。」とたこやき、大阪城を紹介するパンフレットを見ながら話していた。別の女性は「桜も見たい。お寺も見たい。」と話していた。日本紹介の雑誌をここ1年間延べ20万部販売したという袁静さんは「最近は南部鉄器なども紹介している。中国人の中で、日本文化への関心も高まって来ている」と話していた。
日本関係の報道では11日朝放送の豪ABCが東北大震災後3年たったが、14万人が仮設住宅で生活している。4月1日に「帰宅」解除が出て、危険承知で帰宅する人もいる。しかし、アンケート調査では「帰宅」を決めた人は7%に過ぎない。ある住民は「始め1年で除染を完了すると言っていた。今頃になって「帰宅」出来るという。政府は全く信用できない。」とインタビュ―に答えていた。ある老婦人は「猫が家に帰りたがってるの。わたしも本当は帰りたいが不安だから帰らない。」と答えていた。「日本政府は、5万人が帰宅可能になったと言ったがガンの発症率が高いと言われている。帰宅実現には後数年かかると見られています。以上、フクシマからマッシュロ―記者がお伝えしました。」と放送を結んでいた。
一方、マレーシア航空機が消息不明後3日経ったが手掛かりがないままの状態が続いていると米ABC,ドイツZDF,中国CCTV,フランスF2いずれも詳しく報道していた。その中でフランスF2は「2009年のAF機事故の際、事故後2日で機体の破片発見、フライトレコーダーの発見に2年かかった。原子力潜水艦も出動した。」と伝え、「今回の事故原因の究明に時間がかかりそうだ。フライトレコーダーの電池の寿命は40日で1日も早い発見が望まれている。」と伝えていた。
週明け10日、NY市場では、目先のポジション調整の動きからNYダウは、先週末比34ドル安、16,418ドルで取引を終えた。ウクライナ情勢の進展を注目している。この日は中国の輸出減も相場の足を引っ張ったと10日付けWSJ紙電子版でMaattJarzemsky記者が書いた。10年物米国債利回りは2.784%へ低下した。NY外国為替市場では、1ドル=103.26~28円、1ユーロ=143.28~34円、NY金相場はオンス0.2%高、1,341.40ドル、NY原油(WTI)はバレル1.4%安、101.12ドルでそれぞれ取引された。三井住友銀行、山下えつ子氏は「ウクライナ、ロシアふくめ読み難い。難調相場が続きそうだ。」と総括していた。(了)