ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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中国人の日本観光客が昨年比倍増、年間100万突破の勢い、一方、米住宅市場堅調うけて

2014-08-20 10:53:06 | 経済学
NYダウ80ドル高(学校で教えてくれない経済学)


「EUの対ロシア追加制裁は厳しいものだったが、金融当局者が見れば、EU全体に『飛び火』を抑える内容になっている。ロシア第2の銀行VTBなど主要銀行が欧米で中・長期的な資金調達は禁止されるが、90日以内の短期債務(総額335億ドル)の借り換え可能だ。VTBやロシア最大の銀行スペルバンクなどの欧州子会社も制裁対象外で、利益移転や親銀行への融資も可能だ。さらに制裁期間はわずか90日間。期間を制限し、ロシアの金融システム内部でパニックが発生する可能性を減らすことでプーチンがウクライナと和解する気になればーというのがEU当局の思惑らしい。」と近着、ニューズウイーク誌日本版にビル・パウエル記者が書いていた。「ヨーロッパはロシアから天然ガスの供給に依存し、ドイツの製造業はロシアで広範囲に事業を継続している。しかし、先月のウクライナ上空でのマレーシア航空17便が撃墜されて以降、より厳しい措置を取ることで欧米は一致している。しかし、『ロシアに対するより厳しい措置が「世界市場に深刻な反動」を招く可能性」は認識している。小さなきっかけから悪い事態に発展しかねないことを、私たちは学んできた。』とアメリカのある情報筋は語る。」とビル・パウエル記者は指摘した。

20日朝放送のNHK・BS「ワールドニュース」が伝えるドイツZDF,英BBC,フランスF2,ロシアRTRは19日もウクライナによるドネツク共和国空爆は激しさを増してきたと伝えていた。その一方で、今朝6時台放送の米ブルームバーグ出演の米投資家、JeremySiecel氏は『地政学的リスクと「live with」(同居する、甘受する)ことができる』と発言していた。今朝5時台放送のロシアRTRは「プーチン大統領は20日、ベラルーシ大統領と会談を予定している。カザフスタン大統領も同席する。関税同盟に関する協議を予定しているが、ウクライナ情勢も討議される。」と伝えていた。今朝5時45分から放送のモーニングサテライトは冴えない欧州経済データ発表にも関わらず、欧州株が週明け月、火と連騰、ロシア株は10営業日値上がりを続けている。」と伝えていた。

19日NY市場は、前日の大幅上昇も米住宅関連データが予想外に良かったことを受けて、NYダウは80ドル高、16,919ドル、ナスダック指数も連騰、2000年3月来の高値を更新した。米10年物国債利回りは2.4015%と小幅上昇、NY外国為替市場ではドルが買われ、1ドル=102.90円、1ユーロ=137.06円で取引された。一方、商品市場では株へのシフトのあおりを受けて、NY原油(WTI)はバレル94.48ドル、NY金はオンス1,295.10ドルへいずれも値下がりした。「経済情報」に出演したみずほ銀行、岩田浩二氏は「米FOMC議事録とジャクソンホールでのイエレン米FRB議長講演に注目している。」と話していた。

20日朝7時台放送のNHK・BS「キャッチ・インサイト」で日本を訪れた中国人観光客が今年1~6月で昨年同期を上回り年間100万人を超えるペースだ。年間9,800万の観光客中、昨年、日本は韓国、タイ、アメリカに次いで4番目。まだまだ伸び代を残している。日本を訪れてとても満足したと友達知人に奨められて日本を選ぶ人が多い。」と解説していた。(了)

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