ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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イタリア、リセッション入り、対ロシア制裁影Kを落とし、欧州株軒並み安、ドル売られ、一時、

2014-08-07 11:01:58 | 経済学
1ドル=101.70円(学校で教えてくれない経済学)


ロシアが欧米の対ロシア制裁の対抗措置として、制裁を科した国からの農産物輸入を制限することを決めた。日本も含むと7日朝放送のロシアRTRが伝えた。一方、ロシアRTRはロシアは、ウクライナからの難民をここ3ケ月の間に80万人受け入れた。イラク戦争で難民の数は11年間で150万、シリア紛争では3年で200万だったことと比べれば異常さがわかると伝えていた。何故ロシアへ逃げてくるのか。ロシアRTRによればウクライナからの爆撃は日々エスカレート。終わりが見えない。水が飲めない、電気がつかない、衛生状態が急激に悪化している。ロシアは国連総会でウクライナ支援の緊急動議を出したと伝えた。国連関連では7日朝放送の英BBCはガザ地区にある国連関連の学校をイスラエルが攻撃、多数の民間人が犠牲になった。6日、イスラエルの72時間停戦再延長宣言もつかの間の安堵。記者のインタビューでパレスチナ住民の一人は「避難命令が解除されても戻るべき家がない」と答えていた。パレスチナ住民が1900人命を落とした。一方、イスラエル兵60人近くが犠牲となった。ところがパレスチナでは「我々の勝利だ。」となるようだ。

難民関連ではアフリカ、エリトリア人からの難民が最終目標のカレーに入る。夜間休みを取っている大型トラックにもぐりこみ国境を超える。英BBC記者にマイクを向けられた難民の一人は「あなたたちには我々の悲惨な生活はわからないだろう。」と答えた。長距離トラックの運転手もトランクにかくまった難民を白昼堂々と逃がしてやる光景を映していた。元職場の先輩が小学校2年の時に中国東北部、昔でいう満州で一日違いでロシア軍の戦車に轢き殺されずに逃げ帰った怖い話を聞かしてくれた。つい69年前の話である。日本では政治家の中でも戦争体験者がいなくなった。マスコミでも言葉だけの難民が無機質に記事を埋めている。人間一度樽の栓を抜いてしまうと元に戻そうとしても簡単にいかない。

英BBCはジョンソン、現ロンドン市長が来年のイギリス総選挙に出馬表明したとトップで伝えていた。カメロン現首相の後を託す人物として彼しかいないと評価をする専門家がいると解説していた。話は飛ぶ。英BBCの今朝のニュースでアスピリンが大腸ガンなどの一部ガンの治療に有効だという研究結果が発表されロンドンで話題になっていると紹介していた。認知症に脳尿病に効果があるインシュリンを使用するケースもあると聞く。ものごと捨てたものではない。ガンと聞くだけで諦めるのは早いと今朝の英BBCは解説していた。

7日、NY市場では、ウクライナ情勢懸念、イタリア経済が2四半期連続でマイナス成長、リセッションに入った二ユースから欧州株が軒並み売られた流れを受けて、NYダウは気迷いから終値では前日比13ドル高、16,443ドルで取引を終えた。云うほどアメリカ経済は強くないとして、ドルが売られ、1ドル=102.07円、1ユーロ=135.38円で取引きされた。原油(WTI)は小幅安バレル96.92ドル、NY金はドル安に敏感に反応、オンス22.9ドル高、1,308.20ドルで取引された。ロシア制裁がジワリ欧州経済に影を落とし始めたようだ。ウクライナは遠い国か。さにあらず。狭い地球でひしめき合ってお互い生きているのだ。(了)

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