ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

琵琶法師の世界:平曲弾き語り奏者:荒尾努先生at神戸国際大学(スケッチ&コメント)

2016-06-05 23:56:42 | スケッチ


琵琶法師の世界:平曲弾き語り奏者

江嵜企画代表・Ken


地元、六甲アイランドにある神戸国大学で6月4日(土)午後1時半から『琵琶法師の世界』と題して、平曲弾き語り奏者、荒尾努先生を迎えて語りと琵琶の演奏会があり、楽しみにして家族と出かけた。いつものように会場の様子をスケッチした。ご婦人が多かったが、おそらくご夫婦だろう、お二人連れもこの日は目立った。

荒尾先生は1979年生まれ。慶大法学部政治学科卒業、三菱重工航空宇宙事業本部に勤めながら、年間50回近く演奏,講演活動を行っておられる。20歳の時に故金田一春彦、須田誠舟先生に師事した。現在も研鑽を続けておられると事務局から紹介された。


語っては琵琶を弾く、弾いては語る。演奏は「祇園精舎」から始まった。おなじみの♪祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり♪である。二曲目は『敦盛最期』である。源義経は3千の兵を率いて一の谷を下る。平家は総崩れとなる。平敦盛も沖へ逃れようとした。熊谷次郎直実に呼び止められる。熊谷は敦盛を一たん逃がそうとするも供養のためと泣く泣く敦盛の首をはねる場面である。

三曲目は『那須与一』の場面である。講演の舞台には扇の的が立てられていた。義経は屋島に逃れた平家を
追う。背後から攻められた平家は海へ逃げる。美女を乗せた小舟が平家に近づいた。美女は紅地に金の日輪が描かれている扇を竿の先に挟んで手招きしている。義経は弓の名手、与一を呼ぶ。今まで強く吹いていた風が止む。40間(70メートル)離れた扇を見事射貫く。源氏平家両軍はどっと歓声を上げる場面である。

四曲目は「先帝御入水」の場面である。屋島の合戦に敗れた平家は瀬戸内海を西に逃れる。壇の浦での決戦の火ぶたが切られる。はじめ平家は優勢だった。次々寝返りに合う。潮の流れも変わった。もはやこれまでと清盛の妻、二位の尼は覚悟を決める。

八歳にならせおはします主上は「我をば何処へ具してゆかんとはするぞ」と仰せければ、二位殿、いとけなき君に向ひ参らせ、涙をはらはらと流ひて、「君はいまだ知ろし召ささぶらはず、波の底にも都のさぶらふぞ」と慰め参らせて、二位殿やがて抱き参らせて千尋の底にぞ志ずみ給ふ」と語りは最高潮に達した。

荒尾先生は平家一門の素晴らしさ、優しさを伝えたい。平家は、家族を愛し親が子を愛し、人の死に涙し、敵味方関係なく敬意を払い、生をむさぼらず絆や縁を大事にした。ひとの心の痛みのわかる心優しい平家一門の心を語り継ぎたいと講演を結ばれた。

荒尾先生は「今、日本には①心がない。②情けがない、③誠もないと、控室で、事務局の方に漏らしておられたそうだ。今回のような講演を聞いて欲しい人は足を運ばないのかもしれない。この日、質疑応答がなかった。学生さんとのやり取りがあればなおよかったと思いながら帰路についた次第である。(了)


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6月26日の臨床実践塾は、整体鍼、頭蓋JAA、長置鍼法の実技を行います

2016-06-05 07:09:49 | 診断即治療と虹彩学

 「顔も写してくださいよ!」と言われて 



先日、写真のように足を組むと、股関節が痛くて組めない、という方が来られました。
スタッフに頼んで「整体鍼」をしてもらいましたら、笑いながら「おおーっ!」「ええーっ!」「なんでー?」という声が聞こえていました。
整体鍼での治療効果にビックリしたのです。

そして、私がブースに行って、

「ブログに使いたいので写真を撮らせてくれませんか?」と尋ねると、

「いいですよ。どうすればいいんですか」

「痛かったスタイルをしてくれれば7、それでいいですよ」と言うと、写真のような座り方をしました。

そして写真を撮らせてもらったのですが、

「顔は写しませんからね」と撮った写真を見てもらうと、

「顔も写してくださいよ」と言うので、再び写真を撮ったのが上の写真です。

そして、「いいんですかね? ブログにアップしますよ」と言うと、

「いいですよ」と言う。

失礼致しました。m(_ _)m
ということで、ブログにアップさせて頂きました。


患者さんの写真をブログにアップするときは、許可をもらって、顔が写らないようにするのが基本ですが、たまにこの方のように「顔出しOK」の方もいます。
この方は「OK」と言うより、「顔も出させて」という感じでした。
ブログを見る人にすれば、顔出しのほうが、真実味があっていいですよね。

さて、何をしたかと言いますと、「整体鍼」です。
整体鍼は、整体鍼をする前に、主に肩関節や脊椎や仙腸関節の状態と、股関節の動きを調べますが、時に膝関節や足関節の状態を調べる事もあります。

この方は、主訴が「足を組むと股関節が痛い」でしたので、股関節のチャックをする目的で、立位で、足を挙げてもらう方法や、うつ伏せになってカエルのような恰好をしてもらったりしたようです。

その後、「整体鍼」をしてから、再度チェックしたら、あまりの変化に「おおーっ!」とか「ええーっ!」と声をあげていたわけです。
膝の近くのツボにチョンチョンと鍼をするだけなので、多くの人が驚いてしまうのです。
やってるこっちも驚いてしまうこともあります。(笑)

しかし、「整体鍼」だけでは上手くいかない時もあります。

この方が来られた翌日、左足を同じように組むと股関節が痛いという方が来られました。
整体鍼だけでは、楽にはなっても膝を強く押すと痛みが出てくるのです。
そこで、頭蓋JAAを使って(鍼は使いませんでした)、後頭骨を動かしたら、痛みが完全に取れました。
頭蓋骨と仙骨と関係があり、頭蓋骨を動かすことで仙腸関節が動き、股関節まで動いた分けです。

その患者さん曰く、
「股関節が痛かったのは、頭だったのですか」

私はニコッと笑いながら、首を前後に振りました。
すると、
「へー、頭だったんですねー。頭が悪かったんですねー」と不思議そうでもあり、嬉しそうでもあるような顔をして微笑んでいました。

この臨床でお気付きだと思いますが、「整体鍼だけだと残る場合があるので、他にも何か必要ではないのか、頭蓋JAAとは何なのか」ということです。
頭蓋JAAとは、2014年に発表した治療法で、主に頭部の縫合部に鍼をして体を整える方法です。


頭蓋JAAのプロモーションビデオは ユーチューブでどうぞ!


慢性疾患の治療法講習会の内容は こちらでどうぞ!


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