ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

左頚部の凝りと痛みをクラニオセイクラルで治す (6月26日の臨床実践塾)

2016-06-08 12:53:13 | 診断即治療と虹彩学

 前頭上顎縫合は七星論で「心」に配置されます 



 七星論での顔面配置 



先日、「左頚部と左肩が異常に凝って辛い」と訴える方が来られました。
(この方は肩凝りが主訴ではなく、打撲で歪んだ体を整えるのがメインでした)
診ると、確かに胸椎上部が左に引っ張られていて、「心・心包」の問題があることはすぐにわかりました。

そこで、「整体鍼」で股関節や仙腸関節を整えてから、クラニオセイクラルで頭蓋骨の調整をしました。
方法は、頭頂上顎縫合をゆるめるように、頭頂骨を上に軽く、ほんとに軽く引くだけです。
そして、前頭骨、後頭骨、側頭骨等を整えました。
※すぐに頭蓋骨を動かすよりも股関節や仙腸関節を調整してからのほうが、かなり効率のいい治療ができます。

その他の症状もありましたので、七星論での陰査穴などへの刺鍼もしましたが、治療が済んでから、肩の凝りを触ってみましたら、すごく軟らかくなっているので、

「だいぶ楽になったみたいですね」と言うと、

「はい。楽になりました」と言っていました。

これは、クラニオセイクラルのテクニックを使ったのですが、なぜ、頭頂上顎縫合かと言いますと、上の画像を診るとわかるように、頭頂上顎縫合というのは、七星論で視ると「心」にあたるからです。
そして、この方が訴えていたのは、「心」からの症状だったからです。

ちなみに、この診断方法は、2014年の頭蓋JAA(頭蓋骨関節調整鍼)で発表したのもで、心に異変がある場合、その部を押圧すると痛みがあります。
ここには普通、鍼をすることはないのですが、鍼灸では、眉間の間に「印堂」というツボがあり、脳からの症状の場合は、その印堂へ鍼をすることもあります。


クラニオセイクラルとは、オステオパシーの創始者の直弟子だったウイリアム・ガナー・サザーランドによって開発されたもので、より穏やかで繊細なタッチを用いてクライアント自身の自然治癒力の働きを促すテクニックを用いて頭蓋骨を調整する方法です。

オステオパシーとは、ギリシア語のOsteon(骨)とPathos(病理・治療)の2つを語源として、運動器系、動静脈、リンパなどの循環器系、脳脊髄液の循環を含む脳神経など、解剖生理学的な知識を元に手技で治療する方法のことで、そのままでひとつの哲学となっています。
オステオパシーの基本は、
① 身体全体をひとつのユニットとして考える。
② 身体の機能と構造は一体のものであると考える。
③ 自然治癒力を鼓舞することを主眼とする。

となっていますので、今までの東洋医学だと、「診断」⇒「治療」となるのですが、クラニオセイクラルでは、特に「診断・治療」というパターンは考えないようです。
つまり、誰にでも基本的なテクニックで治療(施術)が行なえるわけです。

しかし、クラニオセイクラルに七星論を投入することで、「診断」⇒「治療」のパターンが作れそうです。
次回の 6月26日(日)の臨床実践塾 では、いくつかのパターンを紹介したいと思います。

このように「診断」⇒「治療」のパターンを作ると、鍼灸師でもクラニオセイクラルが学びやすくなると考えるからです。


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NY原油バレル50ドル台へ回復、10ケ月ぶり、NYダウ大幅高のあと失速、前日比17ドル高

2016-06-08 10:35:38 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


2016年の世界経済成長率を7日、世界銀行が今年1月時点見通しの2.9%増を2.4%増へ引き下げたと8日付けブルームバーグ電子版でAndrewMayeda記者が書いた。同記事によると「商品輸出国の状況悪化や新興市場の大国での民間債務増加、政策、地政学的リスクの高まりなど多くの問題が浮上している。米国は2.7%増から1.9%へ引き下げた。原油安でエネルギーセクターの設備投資が壊滅状態、強いドルと輸出伸び悩みが背景。日本も1.3%増から0.5%増へ引き下げた。中国は6.7%増を据え置いた。ブラジルはマイナス2.5%から同4%へ引き下げた。ロシアはマイナス0.7%から同1.2%へ引き下げた。原油相場はバレル51ドルから同41ドルへ下げた」と紹介していた。

一方、7日のNY原油(WTI)相場はバレル50.36ドルへ10ケ月ぶりの高値で取引を終えた。年初から36%値上がりした。北海ブレントは同51.44ドルへ値上がりした。NYダウは原油高でエネルギー株高がリードして大幅上昇して始まったがバイオ株下げから失速前日比17ドル高、17,938ドルで取引を終えた。NY外為市場は一時1ドル=107.60円までドルが買われたが失速、1ドル=107.27円、1ユーロ=121.81円で取引を終えた。NY金はほぼ横ばいのオンス1,244.40ドルで取引を終えた。

8日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「香港家禽市場で中国から輸入された家禽類からH7N9鳥インフルエンザウイルスが検出された。5,500羽が殺処理された。香港衛星当局は6月4日から21日間販売停止を決めた。20~30万羽に及ぶ可能性がある。9ケ所が検査を受けた。」と伝えた後、北京で開かれていた米中戦略・経済対話が7日閉幕した。広州で9月開かれるG20で世界経済に自信と活力を与えられると確信している。大国として中米両国の意思疎通が欠かせない。』と習主席は語った」と伝えた。上海「東方衛視」は「米中戦略・経済対話では、人民元の国際化、金融市場の安定化について意見が交わされた。2,500億元を上限に米国の人民元建て投資で合意された。」と伝えた。

英BBCは「米大統領選挙戦で、民主党クリントン候補指名が確実となった。アメリカでの女性初の大統領に向けて一歩近づいた。ガラスの天井を崩壊できるかもしれない。ただ、共和党はトランプ氏に一本化されている。民主党候補のサンダースは撤退を表明していない。世論調査ではトランプ氏もクリントン氏も共に好ましくない候補として比率が高い候補者同氏の争いとなる。好ましくない比率が少しでも少ない候補が選ばれる異例の展開だ。さらに第三の候補としてリバタリアン党のケリー・ジョンソン氏へクリントン、トランプ両氏の不支持票がどこまで流れるかで不透明な要素を残している。」と総括していた。ドイツZDFは「トルコ、イスタンプールで車にしかけられた爆弾で警察関係のバス2台が爆破、警官含め11名が死亡した。犯行声明は出ていない。エルドアン大統領は犯人を特定して処罰すると語った。」と伝えた。豪ABCは「NATO軍がバルト海で3万人が参加して演習が7日から始まった。ロシアが猛反発している。」と伝えた。(了)

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