(学校で教えてくれない経済学)
週明け27日のNY市場では、英国のEU離脱のショックが続き、NYダウは260ドル安、1717,140ドルで取引を終えた。世界の中央銀行による諸策もほぼ底をつきセンチメントが悪化した。動揺が収まらない金融株が下げをリードした。」と27日付ブルームバーグ電子版でDaniBuerger記者が書いた。NY外為市場では引き続きドルが売られ1ドル=102.00円、1ユーロ=112円で取引された。米債券が安全資産として買われ、10年物米債券利回りは1.445%まで下落した。NY原油(WTI)はオンス46.33ドルへ続落、一方、NY金はほぼ横ばいのオンス1,322.50ドルで取引を終えた。
28日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「カメロン首相は英国のEU離脱を決めた国民投票後はじめての英国議会で辞任の意向は変わらないと述べた。新首相9月2日までに決める。EUとの交渉の準備は続くけているが、現時点では離脱通知はEUに対して行わない。」と述べた。週明けの市場は大荒れだった。労働党はそれ以上に大荒れだった。労働党の影の内閣が相次ぎ辞任した。コービン党首は辞任する意向はないと答えた時、議場には激しいヤジが飛んだ。次期首相候補として有力視されている元ロンドン市長、ジョンソン下院議員はこの日の議会に欠席した。スコットランド副首相は、スコットランドはEU残留を支持した。英国はEU離脱を決めた。スコットランドは英国からの独立で国民投票を検討すると語った。」と伝えた。ドイツZDFは「独仏伊3首脳がベルリンで集まった。英国はEU離脱通知をEUに提出を求める3国共同声明を出した。メルケル独首相は『リスボン条約50条に基づきEUに離脱を通知しなければならない。急ぐことはない』と語った。オランド仏大統領は英国はEUに早急に離脱通知を出すよう求めた。」と伝えた。フランスF2は「オランド、メルケル、レンチ3首脳がベルリンで英国のEU離脱後初の会談を行った。メルケル首相は「正式の離脱通知なしに非公式の交渉はありえない。」と語った。オランド大統領は「東欧諸国との関係でユーロ圏の規則整備を進める必要がある」と語った。」と伝えた。フランスF2は「英国に住むポーランドからの移民が30万いる。EU離脱派が移民を標的にしている。今や英国は完全に分裂した。」と解説していた。
一方、国営ロシアテレビは「トルコ、エルドアン大統領はプーチン大統領にロシア軍機がトルコ軍機に撃墜され、ロシア人パイロットが死亡した事件の責任はトルコにあるとして謝罪、パイロットの遺族に賠償する旨書簡を送った。ロシアが一貫してトルコ政府に求めていた結果となった。」と伝えた。スペインTVEは「27日行われたスペイン総選挙でラホイ首相率いる与党国民党が議席を伸ばした。躍進が予想された急進派、ポデモスは前回並みの議席にとどまった。英国のEU離脱で国民は安定を選んだ」と伝えた。香港TVBは「中国政府が香港行政長官あて書簡で中国に拘留され帰国を許されていない書店関係者について協議する用意があると回答したと伝えた。中国CCTVは「南シナ海問題は関係国間の交渉で解決する。仲裁裁判所に従わない」と伝えた。米ABCは「米ABCとワシントンポスト紙との最新の世論調査結果ではクリントン候補51%トランプ候補39% 」と伝えた。(了)
週明け27日のNY市場では、英国のEU離脱のショックが続き、NYダウは260ドル安、1717,140ドルで取引を終えた。世界の中央銀行による諸策もほぼ底をつきセンチメントが悪化した。動揺が収まらない金融株が下げをリードした。」と27日付ブルームバーグ電子版でDaniBuerger記者が書いた。NY外為市場では引き続きドルが売られ1ドル=102.00円、1ユーロ=112円で取引された。米債券が安全資産として買われ、10年物米債券利回りは1.445%まで下落した。NY原油(WTI)はオンス46.33ドルへ続落、一方、NY金はほぼ横ばいのオンス1,322.50ドルで取引を終えた。
28日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「カメロン首相は英国のEU離脱を決めた国民投票後はじめての英国議会で辞任の意向は変わらないと述べた。新首相9月2日までに決める。EUとの交渉の準備は続くけているが、現時点では離脱通知はEUに対して行わない。」と述べた。週明けの市場は大荒れだった。労働党はそれ以上に大荒れだった。労働党の影の内閣が相次ぎ辞任した。コービン党首は辞任する意向はないと答えた時、議場には激しいヤジが飛んだ。次期首相候補として有力視されている元ロンドン市長、ジョンソン下院議員はこの日の議会に欠席した。スコットランド副首相は、スコットランドはEU残留を支持した。英国はEU離脱を決めた。スコットランドは英国からの独立で国民投票を検討すると語った。」と伝えた。ドイツZDFは「独仏伊3首脳がベルリンで集まった。英国はEU離脱通知をEUに提出を求める3国共同声明を出した。メルケル独首相は『リスボン条約50条に基づきEUに離脱を通知しなければならない。急ぐことはない』と語った。オランド仏大統領は英国はEUに早急に離脱通知を出すよう求めた。」と伝えた。フランスF2は「オランド、メルケル、レンチ3首脳がベルリンで英国のEU離脱後初の会談を行った。メルケル首相は「正式の離脱通知なしに非公式の交渉はありえない。」と語った。オランド大統領は「東欧諸国との関係でユーロ圏の規則整備を進める必要がある」と語った。」と伝えた。フランスF2は「英国に住むポーランドからの移民が30万いる。EU離脱派が移民を標的にしている。今や英国は完全に分裂した。」と解説していた。
一方、国営ロシアテレビは「トルコ、エルドアン大統領はプーチン大統領にロシア軍機がトルコ軍機に撃墜され、ロシア人パイロットが死亡した事件の責任はトルコにあるとして謝罪、パイロットの遺族に賠償する旨書簡を送った。ロシアが一貫してトルコ政府に求めていた結果となった。」と伝えた。スペインTVEは「27日行われたスペイン総選挙でラホイ首相率いる与党国民党が議席を伸ばした。躍進が予想された急進派、ポデモスは前回並みの議席にとどまった。英国のEU離脱で国民は安定を選んだ」と伝えた。香港TVBは「中国政府が香港行政長官あて書簡で中国に拘留され帰国を許されていない書店関係者について協議する用意があると回答したと伝えた。中国CCTVは「南シナ海問題は関係国間の交渉で解決する。仲裁裁判所に従わない」と伝えた。米ABCは「米ABCとワシントンポスト紙との最新の世論調査結果ではクリントン候補51%トランプ候補39% 」と伝えた。(了)