ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

北摂の旅 黄檗の寺とビール工場見学、西宮文化協会、11月行事、秋の見学会(スケッチ&コメント)

2018-11-20 21:52:42 | スケッチ


北摂の旅

江嵜企画代表・Ken



西宮文化協会、恒例の秋の見学会が、11月行事として11月15日(木)行われ、北摂の大覚山方廣寺、キリンビール神戸工場、三田市ガラス工芸館を訪れた。お目当ての訪問先の一つ、方廣寺を参拝、紅葉の境内、石庭を散策の後、同寺山門の前で、三三五五、しばし談笑されるところをスケッチした。今回は20数人が参加した。

バスは、ほぼ定刻の8時35分に西宮神社境内を出発した。恥ずかしながら方廣寺と聞いて、どんなお寺なのか、どこにあるのかも知らなかった。今回のバスは「窓がありません。装置で携帯電話がつながります。トイレも後部座席についています」と運転手さんが発車直後にアナウンスした。

西宮文化協会、山下忠男会長の恒例の挨拶の後、今回の企画全てを取り仕切られた理事の堀内陽光さんの解説から旅が始まる。開口一番、堀口さんは「私は晴れ男なんです。本日も見事な秋晴れの天気となりました。北摂の旅は今回で4回目となります。いずれもひなびた、人が余り訪れない場所を選びました。」と話した。

方廣寺には予定の午前10時より早く着いた。山門をくぐり、石畳を5、60メートル強歩いたところに本堂が見えた。本堂前で僧侶姿のご婦人が我々一行を丁重に出迎えてくださる。第11代鈴木龍珠住職の次女で第12代、忍明住職さんだとあとでわかった。「方廣寺へようこそお参り下さいました。ありがとうございます。この度は西宮文化協会の皆様とお聞きしております。文化にふさわしいお話ができればと思いますが」と、言葉選びされながら、物静かで、凛とした語り口調が印象に残った。

「方廣寺は350年前、それは、江戸時代。中国福建省の黄檗山萬福寺から隠元さんというお坊さんが日本へ渡来、宇治黄檗山萬福寺を創建されました。」と話を始めた。「その時幕府の命を受けて、麻田藩(現在、豊中市蛍池)二代藩主,青木甲斐の守重兼公が、所領の中でも最も幽玄、景勝の地に黄檗山を模して七堂加羅を創建されたのが方廣寺の始まりです」と話を続けた。

「明治・大正にはいり寺は荒廃しました。昭和10年(1935)、第11代が空き寺に移り住み、境内を整備した。父が苦労している姿を見て育った。自分はこの寺を守っていきます。」と話された。さきほど忍明住職から聞いた話ですがと前置きして、山下会長が「現在、檀家は20数家ほどに減った。寺の維持管理は正直厳しい。」などと話しておられた。この度の、私どもの参拝も少しはお役に立てたかもしれない。」と紹介された。

次にキリンビアパーク神戸での工場見学と昼食会場に向かった。神戸工場は、大正7年(1918)創業の元JR尼崎駅そばにあった工場が平成7年(1997)移転して出来た。ビール製造にはまず豊富な良質の水と日になん百トンという大量の物流をさばくことが出来る、交通の要所という必須条件を満たす場所として選ばれた。

昼前に神戸工場に着いた。見学時間は1時間。予め決められたコースを係の女性が見学者を手際よく案内する。窓から見える生産現場には人の姿が見えない。たまたま2人見えたので「何をしておられるのですか」と係の人に尋ねた。「ラベルがきちんと貼られているかどうかなどを目視で瞬時に見分けるため。人間でないと出来ない箇所のみに人を配置している」との答えが跳ね返ってきた。楽しみの試飲コーナーでは3杯までOK。当社自慢の一番搾りの黒とクラフトビールとをおいしくいただいた。

食事を済ませた後、最後のコース、三田市ガラス工芸館を訪問した。工房入り口で係員にお好みのガラスコップが渡される。配られるガラス製品の全てがクリーンセンター(ごみ処理施設)で発生する廃ガラスを利用しで出来た。思い思いにオリジナルコップの制作に幼稚園時代にタイムスリップしたようで大いに楽しんだ。

帰還予定時間午後5時より1時間早く夙川の堤が見えた。山下会長ご指名で、この日、バスツァーに参加された西宮神社、吉井良昭宮司さんは「ちいさいころはバスツアーによく参加させてもらっていた。先日、裏磐梯の紅葉を見る機会があった。それとは一味違った北摂、三田の紅葉を楽しむことが出来幸いだった。又時間見つけて是非参加したい。」と挨拶され、お開きとなった。貴重な機会をご用意いただいた理事の堀口さんはじめ西宮文化協会の皆様にひたすら感謝である。(了)

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連鎖と連動:慢性疲労症候群 (11/25の臨床実践塾)

2018-11-20 13:01:47 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。



慢性疲労症候群の患者さんではなく、写真だけ使っています



東洋医学は、人体の連鎖と連動を上手く活用した医学体系だと思います。
連鎖とは、物事が互いにつながっていることや、そのつながりのことで、経絡を利用するというのは「連鎖を利用する」と言ってもいいと思います。
それが、足の痛みを頭に鍼をしれ治したり、頭の痛みを手足のツボで治したり方法で、それは体の連鎖を知っているからできるわけです。

一方の「連動」とは、ある部分を動かすと、それに続いて何かかが動くことになるので、連鎖と連動は、二つのモノ、或いは二つ以上のモノが「何かで」つながっていることになります。

たとえば、東洋医学には、「病因と病機」という言葉があります。
「病因」とは病気の原因のことで、「病機」とは病気の機序のことです。
つまり、病気の原因があって、病気の機序が動き、病体に変わるわけで、簡単に言うと「病気の流れ」になります。

「病気の原因」は、ありすぎるので医師でもわからないのがたくさんあると思います
それで東洋医学では、病因を「内因」「外因」「不内外因」に分けて解説していきます。

【外因】 これは環境が体に与える影響のことで、「風寒暑湿燥火」に分けられています。
つまり、「風に当たりすぎると肝を病む」とか、「寒(寒い環境)では腎を病む」とか、「暑いと心が弱る」とか、「湿気が多いところに住んでいる脾を病む」などと、患者さんが過ごした環境を考えるわけです。
ただ、現代は昔と違って冷暖房が当たり前の時代ですので、クーラーや暖房の影響も出てきますので、そこも考慮する必要があります。

【内因】 現代医学でいうと「心療内科」の分野に入ると思いますが、人間の感情を病気の原因としてとらえるのです。
喜び、怒り、憂い、思い、悲しみ、恐怖と驚きで解説していくのですが、「怒りっぽい人は肝に異常がある」とか、「驚いたりビックリしたりすると腎に傷がつく」とかと、それらの感情と臓腑を関連付けて治療に応用するのです。
しかし、その人の職場や家庭での立ち位置によっても感情の変化がありますので、そこも考慮しておく必要があります。

【不内外因】 内因でもなく外因でもないという分類ですが、この不内外因に「労逸」(ろういつ)と「安逸」(あんいつ)というのがあります。
労逸とは、働き過ぎのことになりますが、これは「過重労働」と言えばわかりやすい。
安逸とは、何もせずにゴロゴロしている様子のことです。

そこで心配するのが、「慢性疲労症候群」の患者さんです。
慢性疲労症候群の患者さんは、最初は「怠け者」と思われて、いろんな避難を浴びせられることがあるようです。
しかし、「慢性疲労症候群」には、明らかな病因があると考えています。
ここには詳しく書けませんが、  今度の臨床実践塾  ではそれを発表するつもりです。

さらに、不内外因はライフスタイルが大きく関わるので、飲食、睡眠、運動も考慮されます。偏食、睡眠不足、過剰睡眠、無理はダイエットの問題も関係してきます。
その中でも、私は「飲食」が最も重要と考えており、運動器疾患(ケガや事故を除く)であろうが、内臓疾患(伝染病やウイルス疾患は除く)であろうが、心理的疾患(特殊な環境を除く)であろうが毎日の食事が大きく関わっていると考えています。

何故なら、私は7年ほど食事療法の講師をしていて、「食事だけでいろいろな病気が治る」のを見てきたからです。
その体験の中で、「飲食」が重要な病因であることを知ったからです。
つまり、病気とは、

飲食の間違い
消化器の異変
臓腑の歪み
発病
という機序であると思うわけです。

たとえば、腰痛の患者さんが来たとします。
その時、鍼灸診察をしながら、食養診断もしているのです。
つまり、この患者さんは「何を食べ過ぎているか」を診ているのです。
何を食べてないかではなく、何を食べ過ぎているかを診ているのです

そして、病因に関係する飲食物があまりにも過剰だと思う時は、その患者さんの発病の機序を説明しながら、飲食物への注意を促します。
その注意を守ってくれる患者さんは、すぐに治るし、注意を無視する患者さんは、当院のお得意さんになるわけです。(^_^;)

これは、学校出たての治療師や、経験の浅い治療師では理解できないと思いますが、臨床を続けているとだんだんわかってきます。
鍼灸学校で、「この病気はこのツボで治る」と教えられたからだと思うのですが、治る人もいれば、治らない人もいるということはだんだんわかってきます。
だから、臨床経験の長い治療師は、必ず自分で「食事療法」を心掛けています。

また、不内外因に、体質を入れる分類もありますが、体質というのも食物で作られると考えると、遺伝でない体質なら飲食に分類したほうが賢明かと思います。

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悪材料山積、週明け米株式市場大幅安で始まる、NYダウ一時500ドル以上下げる(学校で教えてくれない経済学)

2018-11-20 10:08:15 | 経済学
APEC首脳会議で共同声明が出ない異例の事態を招いた結果、米中貿易戦争激化懸念が拡大、中国関連のボーイング、キャタピラー株が急落、アップル株がアイフォン売り上げ減情報で4%安、フエイスブック株がロシア疑惑関連で6%安と安値をリード、週明け19日のNYダウは一時500ドル以上値下がりした。あと戻したが395ドル、1.6%安、25,017ドルで取引を終えた。ハイテク株ナスダックは3%安、S&P5001.6%安と全面安の展開となった。今週は木曜日が感謝祭休日、金曜日も半日取引を控えての薄商いが下げ幅をより大きくした。韓国KBSは「ゴールドマンは19日、米経済は18年2Q4%,3Q3%,4Q2.5%、20年年間1%に低下する。リセッションの懸念はない」と発表した」と伝えた。19日のNY外為市場では米株急落と米FRBに利上げペースが速すぎるとの批判から債券が買われ利回りが低下したことを受けてドルが続落、1ドル=112.51円、1ユーロ=128.90円で取引された。NY原油(WTI)はバレル56.76ドル、NY金はオンス1,225.30ドルと小動きに終始した。

「英国のEU離脱に関する英国とEUとの大詰めの交渉が11月25日に予定されている。成り行き如何でメイ首相が退陣を余儀なくされる。ゴーン氏逮捕でルノー株が一時13%以上急落、8%安で取引を終えた。欧州株は下げたが、NY市場への影響はなかった」と20日朝放送のブルームバーグ通信は伝えた。20日朝放送のフランスF2は「日産、ルノー、三菱会長のゴーン氏が19日逮捕された。ゴーン氏が有価証券報告書に虚偽記載していたと内部告発され、かねてから内部調査が進められていた。フランス政府はルノー株を15% 保有するが、マクロン仏大統領はゴーン氏逮捕による影響はないと語った」と伝えた。英BBCは「ゴーン氏が19日、東京で逮捕された。今週中に解雇される見通しとなったと日産ルノーの西川社長が19日夜の緊急記者で明らかにした。世界に衝撃が走っている」と伝えた。

20日朝放送の英BBCは「メイ首相はCBI(英産業連盟)総会で演説しEUとまとめた離脱案を説明、合意を取り付けた。一方、バルニェEU交渉担当官は英国案をバランスが取れており歓迎するとの声明を出した。ただ、スペインはジブラルタルに関する説明がないと反発している。」と伝えた。スペインTVEは「ボレル、スペイン外相は「ジブラルタルの扱いが明記されていないEUと英国との合意案にスペインはサインしない」と表明した」と伝えた。20日朝放送のドイツZDFは「マース、ドイツ外相は「EUと英国との合意案を支持する」と語った」と伝えた。11月25日開かれるEU首脳会議では①貿易交渉、②安全保障条項について主に協議予定である。」と伝えた。

20日朝放送の豪ABCは「APEC首脳会議の成果を期待していた豪州で首脳宣言なしに終わったことに失望が広がっている。」と伝えた。シンガポールCNAは「APEC首脳会議で習中国主席とペンス米副大統領が鋭く対立した。11月30日のG20で米中間で貿易合意が図られるかどうか懸念が広がっている。」と伝えた。20日の韓国KBSは「20日から朝鮮半島非核化、道路鉄道開設などワシントンで韓米実務者協議が開始される。」と伝えた。(了)

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