ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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先日の臨床実践塾 仰臥で行う骨盤矯正

2018-11-28 12:33:17 | 診断即治療と虹彩学
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第二部での実技 



第二部の後半で、「伏臥での骨盤矯正」として、手技での骨盤矯正法を解説したのですが、時間に追われて、サーッと見てもらうだけになりました。

骨盤矯正法もいろいろありますので、自分が使いやすい方法を使えばいいと考えているのですが、患者さんにとって、座位、伏臥、仰臥を繰り返されるのは、きっとしんどいことだと思います。
そこで、骨盤の構造から考え出したのが、この矯正法です。

伏臥のままで行なえる、この骨盤矯正法は、伏臥になったままで行う操法です。
骨盤は、仙骨と寛骨(腸骨・恥骨・坐骨)から構成されているのですが、「骨盤が歪む」というのは、言い替えると、それらの骨を結んでいる靭帯の歪みということになります。

つまり、靭帯が何らかの原因で縮んだり、緩んだり、左右差が出たりしたときに、骨盤が歪み、仙腸関節や股関節に障害を起こすわけです。
ですから、伏臥のままで、靭帯を整え、骨格を動かすことができれば、骨盤は矯正されることになります。

具体的には、仮に腸骨(腰の横の骨)が捻じれたとしますと、伏臥になってもそれを診ることができますので、伏臥の状態で、飛び出ていると思わる腸骨があれば、それは腸骨が内側に捻じれていますので、飛び出た部位を押えて、腸骨の捻じれを取ればいいわけです。

と言っても、腸骨は前傾や後傾も起こすので、ただ押し込むだけでは治まりません。
ですから先に、腸骨の前傾や後傾を整えてから、捻じれを矯正したほうがいいのです。

これは当院で、腸骨の前傾矯正の時に使うテクニックを展開させたものですが、前傾矯正をすると、仙腸関節が動きますので、そのついでに骨盤の歪みも取れるのではないかと考えたのが始まりです。

ただ、骨盤の軽い捻じれならこれで取れますが、骨盤の捻じれが起こって時間が経ったものや、捻じれが強かったりした場合の矯正には適していません。
つまり、軽い捻じれと言いますか、体幹や下腿に何らかの障害が出たせいで、骨盤が捻じれているという時などに用います。

この治療法の便利なところは、他の治療をしながら、「骨盤をもうちょっと動かしたい」と言う時に、体位を変えずにそのまま矯正できることです。

先日の実践塾では、この矯正法の解説も時間がなかったので、早口で解説し、モデルになった方を、ササーッと動かしてデモンストレーションをしたので、わかり難くかったと思います。
ですから、12月23日は、「頚椎矯正法」と一緒に、この矯正法もやった方がいいように考えています。
あ、その場合は、11月25日に参加した方々は無料にさせて頂きます。

※ 12月23日の実践塾参加募集の追加は5名ですので、ご了承ください。

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米株式、週末のG20での米中首脳会談の思惑めぐり乱高下、一方、過去の歴史が教える、原油急落は世界経済減速のシグナルか(学校で教えてくれない経済学)

2018-11-28 10:03:10 | 経済学
クドロー、ホワイトハウス経済顧問がG20で米中貿易問題妥結に向けて踏み出すと27日記者団に述べたことを受けて27日のNYダウは108ドル反発、24748ドルで取引を終えた。この日朝、トランプ米大統領は来年1月1日から2,000億ドル規模の中国製品に25%追加関税を当初の予定通り実施するとツイートしNYダウは200ドル下げてスタートした。
薄商いの中、要人発言で上下に相場が大きく動く不安定な状況が継続している。27日の欧州株はトランプ大統領が欧州からの自動車に追加の輸入関税関実施発言で下げた。28日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「ロシアが3隻のウクライナ艦船を黒海、クリミヤ沖で拿捕した。メルケル独首相はプーチン露大統領と電話会談を行った」と伝えた。27日付英フイナンシアルタイムズ紙は「黒海でロシアとウクライナ間でのトラブルから目を離していけない」と書いた。英国のEU離脱暫定合意案も英議会、EU議会を共にクリアしなければならない。い。英国の合意無き離脱になれば大混乱が予想される。投資家の不安心は収まっていないことが欧州株の頭を抑えている。

27日上海株価指数はG20を控えて様子見続落した。NY外為市場では株価反発とパウエル米FRB議長の米経済強気発言受けてドルが買われ1ドル=113.75円、1ユーロ=128.49円で取引された。NY原油(WTI)はバレル51.56ドルと小幅反落、NY金はオンス1,213.40ドルと小幅続落した。NY原油(WTI)相場は2018年10月4日、バレル77ドルでピークに達したあと10月7日に同70ドル割れ11月23日には同50ドル割れと急落した。過去2014年に100ドルをつけたあと2015年1月に50ドル割れ、一時30ドル割れを経験している。原油急落の背景には世界経済減速懸念が背景だ。今回の原油急落も米中貿易戦争拡大懸念に端を発し中国経済減速、ひいては世界経済成長率鈍化、原油需要減懸念が背景にある。

28日朝放送のフランスF2は「マクロン仏大統領は「フランスは2035年までにエネルギー源に占める原発依存度を現在の3/4から1/2に減らす。2020年までに2基、2030年までに6基、2035年までにさらに6基減らし都合14基廃棄する。その間風力発電を3倍、太陽光を5倍に拡大する。フランス政府は自然エネルギー開発・研究予算を70~80億ユーロ(約1兆円)用意する」と発表した。環境グループはまだまだ減らし方が足らないと主張している」と伝えた。28日朝放送の英BBCは「メイ首相は北アイルランド、ウエールズで市民集会に参加し英国のEU離脱暫定案がベストであることを説明した」と伝えたあと「国連の調査機関の発表によると「牛のゲップでメタンガスが大量に放出される。1キロの牛肉減で車20キロメートル走行分のガス放出量に比例する。世界全体で28億の家畜が飼育されている。肉を食べる量を減らさないと地球温暖化対策は機能しない」と発表した。」と伝えた。

28日朝放送の中国CCTVは「スペインとの国交回復45周年記念してスペインを訪問、習近平国家主席夫妻は、27日、スペイン国王夫妻と会談した。両国はウインウインの関係にあることを確認した」と伝えたあと「米中首脳会談での成果を期待する。」と報じた。(了)

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