ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

左の腰が痛い、右の膝が痛い、「京骨の部位」 (11/25の臨床実践塾)

2018-11-16 16:51:23 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。


写真① 膀胱経の京骨



イラスト① 膀胱系の京骨



筋力テスト① 膀胱経の筋力テスト



筋力テスト② 心経の筋力テスト



「右の腰が痛くて、膝も痛い」という方が来られました。
腰痛は「脊柱鍼」と鍼で取れたのですが、膝痛は取れません。
実はこの方、婦人科の大きな手術をしていまして、そこからの引き攣りがあったのです。

膝痛は、この頃は手技療法だけで大体治ってしまうので、鍼灸を使うことは少なくなってっきましたが、この方の場合は、手技療法だけではダメだと思いましたので、お灸を使うことにしました。
お灸の部位は写真①で示した通りです。

膀胱経の「京骨」(けいこつ)というツボです。
さてしかし、膀胱経の「京骨」は、10数年前に取穴部位が変更になったので、若い方々にはわからないかも知れませんが、イラスト①で示すように、従来のツボと現在のツボは位置が違うのです。
従来のツボは、リスフラン関節部にあったのですが、現在のツボはリスフラン関節より前のほうになっているのです。

さて、どちらが正しいでしょうか。

「正しいでしょうか」と言うと、「本に書いてあるのが正しい」と言われてしまいますので、そんな場合は実験をします。
つまり、どちらのツボが効果的か、という実験です。

方法は、上の「筋力テスト①」のように、筋力を調べるのですが、刺鍼前と刺鍼後の筋力を検査すればすぐにわかります。
① 最初に筋力を調べます
② どちらかの京骨に刺鍼して筋力を調べます
③ 七星論でのクリア穴を使って鍼刺激の効果をクリアします
④ もう一方の京骨に刺鍼して筋力を調べます

この方法は、  『人体惑星詩論奥義書』  を書くときに頻繁に使っていたテストの方法です。
このテストをすることで、「どちらのツボが効率がいいのか」がはっきりわかりますので、効率のいいツボを使うようにするわけです。
理論がどんなに素晴らしくても、治療効果がなければ「絵に描いたぼた餅」になってしまい、意味がないからです。

さらに、七星論(人体惑星詩論)の面白いところは、この効率のいいツボを調べるテストの中で、「七星論での対応経絡」というのを使うこともできることです。
つまり、水(腎・膀胱)≒火(心・小腸)という関係がありますので、筋力テスト②で調べることもできるのです。

それを利用して、膀胱経に刺鍼して、心経の筋力が上がるかどうかを調べるのです。
それで筋力が上がればOKというわけです。

臨床家は、
「本に書かれているから」ではなく、
「テストしてみたら」というようになってほしいと考えているのです。


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米中貿易交渉再開期待からNYダウ5日ぶり反発、サウジ検察、カショギ氏殺害容疑で5人に死刑求刑(学区で、教えてくれない経済学)

2018-11-16 09:58:14 | 経済学
イギリスのEU離脱メイ首相案を閣議了承の直後、2人の英閣僚と閣外閣僚2人が15日
辞任した。15日、NYダウは一時300ドル下落したが、月末開催のG20会合の際、開かれる予定の米中首脳会談で貿易問題解決期待から買い戻され、5日ぶりに反発208ドル高、25,289ドルで取引を終えたと16日朝放送のブルームバーグ通信は伝えた。NY外為市場では英閣僚辞任で一時1ドル=113.11円まで売られたが、株反発につれてドル買戻しから対円でドルは1ドル=113.56円で取引を終えた。英ポンドは対ドルで1.5%強売られたがユーロは相場を維持、対円で1ユーロ=128.61円で13取引された。NY原油(WTI)は小幅反発、バレル56.46ドルで取引を終えた。NY金はオンス1,215.00ドルと小幅上げた。

16日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「メイ首相によるEU離脱事務方案を閣議決定の後、まずラーブEU離脱担当相が辞任、ついでマクベイ雇用・年金担当相、閣外閣僚2人計4人が辞任を表明した。メイ首相は4人の辞任表明の後の緊急記者会見で「①イギリス国民はEUからの離脱を決めた、②離脱案は国民の安全保障と雇用を守ることが出来る、③再度の国民投票を実施しない、④首相を辞任しないと語った。英議会で与党保守党議員、コービン労働党首らがメイ首相を相次ぎ非難した。いずれにしろ離脱案はEU議会にかけられる。さらに英議会の同意が必要だ。メイ首相の立場はますます苦しくなってきている。」と伝えた。

16日朝放送のスペインTVEは「サウジ検察は15日カショギ氏殺害容疑者11人を起訴、内5人に死刑を求めた。ムハンマド皇太子は事件を知らなかったとして関与を否定した。11人の名前は公表しなかった。サウジ検察の発表によればカショギ氏に帰国を求めたが口論になり薬物を投与した後遺体を切断した。死刑求刑の5人の内4人が遺体切断に関与したと発表した。一方、トルコ、チャシオール外相は「21人がサウジ総領事館内でのカショギ氏殺害に関与した。なぜ11人のみ起訴したのか。不明な点が多い」と述べた。」と伝えた。16日朝放送のカタール、アルジャジーラは「総領事管内の事件の一部始終を総領事は見ていたがサウジ検察の11人に入っていない。総領事館の音声ビデオでカショギ氏は首を絞められた後殺害された。サウジ検察の発表は食い違いが多い。ムハンマド皇太子関与に一切触れられていない。今回の発表で事件の幕引きを図ろうとしている。」と伝えた。

16日朝放送のロシアテレビは「シンガポールでのロシア関係者のみの記者会見での質問にプーチン大統領は「安倍首相は1956年2島返還協定を交渉のベースとすると発言した。日露共同声明にはあいまいな箇所が多くある。今後さらなる協議が求められる」と語った。」と伝えた。16日朝放送の香港TVBは「ペンス米副大統領は「インド太平洋地域でのアメリカの影響力を強化すると中国を強くけん制した。ドヒンギャ問題に対応しなかったとミヤンマー政府を非難した。」と伝えた。16日朝放送の韓国KBSは「文大統領と会談したペンス米副大統領は「年明け早々に米朝首脳会談を予定している」と語った」と伝えた。(了)

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