「米石油増産でバレル30ドル台で採算可能、OPECに脅威」・「WTOは「世界は今保護貿易の脅威を受けている。週末のG20会合、米中首脳会談は重大」と22日付ブルームバーグ通信

（学校で教えてくれない経済学）


勤労感謝祝日で11月23日はNHK/BS[ワールドニュース]の放送なし。一方、NY市場はThanksgivingDayで休場。NYタイムズ紙、Washigtontimes(WP) 紙、WSJ紙、Bloomberg通信、FinantialTimes（FT）紙各Onlineは平常通り記事を掲載している。

2日付のFT紙トップは「ゴーン氏解任を受けて日仏両国ハイレベル閣僚が22日会談した。仏政府は「今は日産・ルノー提携解消の時期でない」と声明を出した。日産株価にリスク」と報じた。FT紙は「メイ首相はEU委員長と22日会談、イギリスのEU離脱暫定案で合意した。英ポンドが反発した。」と伝え、晴れやかな表情で2人が握手する写真を掲載した。FT紙は「これで終わりではない。スペイン政府が英領ジブラルタル抜きでは合意しないとクレームをつけた。EU.英国両議会での審議を控えている。」とFT紙は書き加えた。

22日付Bloombergは「アメリカの石油掘削ギル新規設置件数が昨年1,000ケ所を超えた。全てがバレル30ドル台で採算がとれる。これはOPECに重大な脅威だ」と伝えた。22日のNYタイムズ紙は電子版トップで「サウジ皇太子がカショギ氏殺害に関与したとのCIA発表前にサウジが原子力発電所建設を望んでいることをアメリカ政府に伝えていたことが明らかにされた。その先にあるのはサウジは自国での核兵器開発を密かに望んでいることだ。これはアメリカにとって脅威となる。サウジ皇太子は今年1月、ホワイトハウス訪問の際、イランが核兵器開発を進めれば、サウジは可及的速やかに準備に入る」と言明していた。」と伝えた。同日のNYタイムズ紙は「トランプ米大統領は、カショギ氏殺害にサウジ皇太子が関与していたと断定したCIAの判断をツイッターで拒絶した」と伝えた。NYタイムズ紙は「ヒラリー・クリントン元外相は「ヨーロッパは移民に門戸を開こうとしている。ポピュリズムの台頭にうまく対応しなければならない」と語った」と伝えた。

22日付のWP紙は「ペロシ民主党院内総務が、批判票を抑え、下院議長の椅子に一歩一歩だが近づいている。」と伝えた。今回の米中間選挙で民主党が下院で共和党を制して多数を確保した。ペロシ議長誕生となればペロシ氏の力に大きく影響される。同日のWP紙は「トランプ大統領はロシア疑惑をめぐり、検察側とスパーリング(論争)を戦わしている。一方、米最高裁長官は「大統領による司法批判は3権分立の理念から逸脱している。最高裁はオバマが選んだ裁判官もトランプが選んだ裁判官も全く同じだ。」と語った。」と伝えた。22日付のWSJは「習主席とドテウ比大統領との間で南シナ海油田開発協定に調印した。しかし、APECで騒がれたような中国が期待した中身と大きくかけ離れたものだった」と伝えた。

22日付のBloombergは「WTOは現在4,810億ドル（約54兆3,000億円）規模の貿易が保護関税下に置かれている。週末に予定されているG20会合、米中首脳会談は今後の世界貿易、世界景気に重大な意味を持つ」と伝えた。怖いことではあるがインターネット時代ではパソコンを叩けば世界の情報が、居ながらにして垣間見れることを改めて実感する。（了）

連鎖・連動の実験 （11/25の臨床実践塾）

この「診断即治療」は、 FC２ブログ にも転載しています。

　

連鎖と連動の実験で、患者さんに協力をお願いして参加してもらった。
これは、足の骨を動かして、股関節や仙腸関節まで調整しようとしたもので、結果的には成功したのではないかと思います。

流れとしては、最初に患者さんへのお願いから始めました。

「あのー、ちょっと股関節や仙腸関節の調整で、足骨を動かしてテストしたのですが、モデルになっていただけますか。あ、ぜんぜん痛くない方法ですので。で、写真も撮らせていただきたいのですが……」

「ええ、いいですよ」

「ありがとう。では最初にテストから行いますねー。はい。足を挙げてみてください」と足上げのテストをしました。
左の写真です。

それから
「ではちょっと足を触らせていただきますね」と足の骨を矯正して、次にTSTという、脊椎を揺らす操法をやって、

「はい。もう一度足上げのテストをしてみますねー」と足を上げたら、

「ええーっ、めっちゃ楽！」と言い、そばで見ていたスタッフも、

「あ！」とか

「ええー！」とかと声を出していました。

これは、 　明後日の臨床実践塾　 の課題にした「連鎖・連動」を証明するためのものでしたが、治療法としても使える方法です。

ご期待ください。（^o^）