ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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G20,米中首脳会談を控えてNY市場様子見、一方、トランプ大統領は「米中間で何らかのことが行われる。それは私の望まぬことだ」と語ったと米ABC(学校で教えてくれない経済学)

2018-11-30 10:09:42 | 経済学
「米中貿易戦争の停戦に向けた下打ち合わせが米中で進められている。トランプ米大統領は土曜日(12月1日)に習近平主席と夕食を共にする。トランプ大統領はツイッターに「何かが行われる(doing something)」かもしれないが、それは私が望んでいることではない」と書き込んだ」と30日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは伝えた。米ABCと英BBCは「トランプ大統領の元顧問弁護士、コーエン氏は29日「モラー特別検察官に自分は嘘の証言をした。トランプ氏を擁護する為だった」と発言した。トランプ大統領は「彼は弱い男だ。自分の罪を免れるためにウソをついている」とツイートした。」と伝えた。英BBCは「トランプ大統領はコーエン氏の発言の直後「プーチン大統領との会談をキャンセルしたとアルゼンチンへ向かう専用機の中でツイートした。トランプ氏は直前までプーチン氏と会う予定だった。ウクライナとロシアとの関係が悪化している。それを口実に使って米露首脳会談をキャセルしたに違いない。いま、トランプ大統領はロシア疑惑の渦中にある。」と解説した。

29日、NY市場は29日公表された米FOMC議事録で前日28日のパウエルFRB議長発言を裏付ける利上げ加速化に慎重な複数意見が確認された。これを受けてNYダウは100ドル以上反発してスタートした。しかし、G20会合、そのあとに米中首脳会談を控えて様子見姿勢に変わり前日とほぼ横ばいの27ドル安、25,338ドルで取引を終えた。NY外為市場では米FOMC議事録で利上げを急ぐことはないとの指摘を受けてドルは対円で売られ、1ドル=113.41円と小幅ドル安・円高に進んだ。対ユーロでは金融緩和は急がないとのECBドラギ発言でユーロが買い戻され、1ユーロ=129.22円とユーロが反発した。NY原油(WTI)はロシアがOPEC減産に同意したと伝えられ、バレル51.45ドルへ反発した。NY金はオンス1,230.40ドルとほぼ変わらずで取引を終えた。

30日朝放送のスペインTVEは「30日~12月1日開催のG20会合に合わせてアルゼンチン、ヴェノスアイレス空港に各国首脳が到着してきている。トルコ、エルドアン大統領、インド、モディ首相、カナダ、トレド―首相などをアルゼンチン首相がタラップ下で出迎えた。マクロン仏大統領は空港係官二人だけが出迎え建物の中に消えた。厳重な警備体制のため主要道路は通行禁止措置が取られている。要人が宿泊予定の2つのホテル周辺の道路は全て閉鎖された。「自分の家に戻ることさえ自由に出来ない」と話す人もいる。」と伝えた。

30日朝放送の韓国KBSは「30日から南北鉄道連結に備えて180日間の北朝鮮の鉄道調査が始まる。28人の調査官が参加する。」と伝えたあと「韓国中央銀行が30日,政策金利引き上げを協議する。韓国経済に与える影響と先のパウエル米FRB議長発言もあり現行1.5%からの利上げに踏み切るべきかどうか。一方、必要な時に備えて下げる余地を残しておく必要がある。見方は分かれている。」と伝えた。韓国KBSは「文韓国大統領はトランプ大統領
習近平主席との会談を予定している。特に米中首脳会談の行方が注目だ」と伝えた。(了)

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