ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

待望のユリが咲いた(スケッチ&コメント)

2015-06-23 07:07:06 | スケッチ


待望のユリが咲いた

江嵜企画代表・Ken


昨年秋、球根を新たに仕込んでいたユリが夏至を祝うかのように
朝一番で開花した。数日前からつぼみがうっすら黄ばんで来ていた。
そろそろとは思っていたが、梅雨時でもあるので、タイミングを逃すと
描けない。

 夏至のこの日、神戸の日の出は4時47分、日没は19時16分と出ていた。これからが
夏本番とはいうものの、日照時間は明日から短くなる。夏場のスケッチは朝一番に限
る。

 梅雨の晴れ間。朝から好天に恵まれた。神御影駅を朝5時46分乗車、
お目当てのユリの花をかぶりつきで、6時前からスケッチ出来て幸いだった。

 花弁の中心からカマキリの頭大のめしべを6本のおしべが競い合うかのように取り
囲んでいる様子を目にして厳粛な気持ちになった。樹液だろうか、おしべから透明の
水滴のような塊がぽとりと落ちる瞬間をはじめて見た。

 自宅に持ち帰り彩色した。花を描きながら元気をいつももらっていることを実感す
る。(了)

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柿の赤ちゃん:色紙(スケッチ&コメント)

2015-06-21 07:10:11 | スケッチ


柿の赤ちゃん:色紙

江嵜企画代表・Ken


先日スケッチしていた柿の赤ちゃんを材料に色紙に
はじめて絵を描いた。色紙といえば、干支か節句などを
題材にして今まで描いて来ていた。

 先日の教室で、日本画家、猪熊佳子先生から、スケッチの
構図がよく描けている。色紙で描いてみたら面白いかもしれ
ないとのアドバイスがきっかけだった。

 昨年暮れ柿の木を描いた。納得できる絵が描けなかった。
それなら丸坊主の時からスケッチを開始、花を附け、実がなり、
熟すまでの一年を追いかけようと決め、柿の木の傍を通るたびに
熱視線を送っている。

 柿の実の成長の速さに驚かされる。2~3週間も目を離している
と、ラムネ玉ほどだったのが、今ではソラマメ大まで成長している。
梅雨が明け、セミが鳴きはじめるころには青柿を見ることが出来る
かもしれない。

 ところで柿の実は成長の過程でよく実を落とすという話を聞いた。
自然淘汰だと思うが、誰に教えられるでもなく、木自身が残す実と
落とす実とを決めているのかもしれないと思うと厳粛な気持ちになる。

 干支や節句の色紙は全て嫁に出したので手元にない。今回描いた
柿の赤ちゃんの色紙は額に入れて書斎に飾ることにしている。(了)

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ギリシャの銀行は取り付け騒ぎ前夜の様相と20日朝放送の英BBC、リスク回避の動きからNYダウ99ドル安

2015-06-20 10:19:33 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


アテネの銀行では19日一日だけで10億ユーロ(約1,300億円)の預金が引き出された。今週だけで既に30~50億ユーロに上った。20日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBC、ドイツZDF,フランスF2が揃って伝えた。一方、ギリシャ、チプラス首相は、サンクトペテロスブルグで開催中の国際経済フォーラムに出席し「ギリシャは嵐の中にある船に乗っているが、世界の海は広い。新たな海を目指して進むつもりだ」と、欧州だけが選択肢でないとアッピールしたと英BBCは解説していた。あるアテネ市民は英BBCのインタビューに答えて「ギリシャ国民の誰もEUからの離脱を望んでいない。多少の犠牲を忍んででもギリシャ政府も欧州債権団も妥協を見つけて欲しい。昨日は800ユーロ引き出した。明日も引き出すつもりだが、銀行は明日にでも引き出し限度を設けるだろう。」と答えていた。チプロス首相は、今回のロシア訪問で援助はなかったが、ロシアからの天然ガスパイプラインをウクライナを経由せずにトルコ経由でギリシャに運ぶルート開設に調印した。ギリシャには権益料が入る。ロシアには欧州にくさびを打ち込む狙いがある。一方、ロシアは中国ルートでアジアへの天然ガスパイプライン延長プログラムにも調印したと伝えた。

ロシアテレビは20日朝の放送で、国際経済フオーラムでの内外記者団との公開討論会で米国の記者が矢継ぎ早に繰り出す質問にプーチン、ロシア大統領は「自分の顔にツバをはきかけられてよろこぶ人はいますか。あなただってそうでしょう。ソビエト連邦がなくなりそこに空白が出来た。それをどこかの国がですよ、それはアメリカですが、その穴を埋めて独り占めしようとする。自分の考えをアメリカは押し付けてくる。ロシアにはロシアの利益がある。それを守るのは当然でしょう。ミンスク合意だって、ロシアが出来ないことがあれば合意しませんよ。ウクライナも合意しました。その他の国も合意しました。ロシア一国ではどうしようもないじゃないですか。」と語る様子をテレビ画面に映していた。

19日付のブルームバーグ電子版でAlessandroSpeciate記者は「欧州中央銀行(ECB)は、19日の緊急電話会議で、ギリシャの銀行向けの緊急流動性支援(ELA)の上限引き上げを決めた。中身は不明である。ギリシャはELAに30億ユーロの引き上げを要請していた。ECBは17日にELAの上限を17億ユーロ引き上げたばかりである。預金流失が加速化していることを裏付けた。デフォルテ回避に向けて集まった緊急財務相会議は決裂した。22日にはEU首脳会議が開かれる。」と書いた。

19日、NY外為市場では、既存のギリシャ救済合意は6月30日で期限を迎える。リスクは出来るだけ下げておきたいと、対ドルでユーロが売られ、安全資産として円が買われた。1ドル=122.65円、1ユーロ=139.20円で取引された。NYダウは前日の上げの後当面の利益確定の売りが出て99ドル安、18,015ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル59.61ドルへ小幅安、NY金はオンス1,201.50ドルと横ばいだった。外国人から見れば日本と云う国はギリシャもウクライナもMERSも他人事、薄気味悪い国に見えるだろう。(了)

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ギリシャ情勢混迷の中、米利上げは16,17年にかけて緩やかに進むとみて、NYダウ180ドル、

2015-06-19 10:47:27 | 経済学
ドル売られ一時1ドル=122円台(学校で教えてくれない経済学)


「ユーロ圏財務相会合は、ギリシャ債務問題で合意に至ることなく閉会した。ユーログループはいつでも再開する用意がある」と欧州委員会のドムブロフスキス副委員長がツイッターの公式アカウントで明らかにした。」と19日付WSJ紙電子版でViktoriaDendrinou記者が書いた。19日付ブルームバーグでStephanieBodoni記者は「オーストリー、シェリング財務相は『ゲーム・イズ・オーバー。ギリシャは全ての提案をただ拒否ばかりしている』と語った。一方、メルケル、ドイツ首相は、18日、財務相会議を前に『ギリシャが債権団の要求に応じることが条件だが、まだ合意の可能性はある』と語った」と書いた。19日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で、英BBC,ドイツZDF,フランスF2は「EU財務相会議決裂のあと、22日にEU首脳会議を開くことを決めた」と報じた。

19日朝放送の「ワールドニュース」で韓国KBSは「WHOチャン事務局長は『韓国でのMERSコロナウイルスが地域社会へまで広がる可能性は低い。病院の中のみでコントロールされているが、症状がでればすぐに病院に届けて欲しい』と語った。一方、北朝鮮当局はMERS流入防止策として国境を閉鎖、韓国、中東からの入国の検疫を強化した。北朝鮮の今回の措置は、国内で衛生管理が徹底していないことを裏付けた」と解説していた。MERS関連ではタイCH9は「6月18日、中東から帰国した75歳の男性がMERS感染者と分かった」と伝えた。上海東方衛視は「重慶を含む中国各地で大雨による被害が続出している」と伝えたあと「台湾政府が中国向けビザ発効条件を緩和した。」と伝えた。ロシアテレビは「サンクトペテルスブルクで開かれた世界経済フーラムは欧米による対ロシア制裁に関わらず大盛況で石油天然ガス関連中心に多くの商談が成立した」と伝えていた。

19日朝放送の「キャッチ!世界の視点」出演の西山WSJ紙日本版編集長は6月9日付のWSJ紙を紹介「キューバではサッカーが人気で、反面、野球離れが進んでいる。数年前までは想像も出来ない現象だ。なぜいまサッカーなのか?ボール一個でどこでも気軽にできる。野球はテンポが遅いから飽きる。野球離れはアメリカでも見られる。」と伝えた。WSJ紙6月12日付記事では「1972年、ニクソン政権時にはじまった中国関与政策から最近アメリカでは中国封じ込め論が出てきた。」と紹介していた。アメリカ関連では米ABCが米黒人教会で白人が銃を乱射少なくとも9名が死亡。犯人は逮捕された」と伝えていた。

一方、18日のNY市場は前日のFOMC会合後、年内利上げのあと16年、17年とかなり長期間にわたって緩やかに進むとの安心感からNYダウは前日比180ドル高、18,115ドルで取引を終えた。米10年債利回りは2.335%へ上昇も、NY外為市場ではドルが売られ、1ドル=122.92円、1ユーロ=139.80円で取引された。ドル下落を受けてNY原油(WTI)は反発、バレル60.45ドルで取引を終えた。金利のつかない金相場は、米利上げのペースが緩やかになるとの見方から買われ、オンス1,201.50ドルへ急反発した。ギリシャ情勢が不透明さを増す中で、皮肉にも相場は反発している。相場は意外に物知りかもしれない。(了)

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米FOMC議事録発表後、年内利上げは確認も16,17年は急がず、NYダウ31ドル高、

2015-06-19 07:49:51 | 経済学
1ドル=123.38円とドル下落(学校で教えてくれない経済学)


米FOMC(連邦公開市場委員会)が17日、会合のあと議事録を発表、「米国経済活動は緩やかに拡大し、雇用の増加ペースは上向き、労働力の活用不足はいくらか改善した」と書いた。併せ公表した金融当局者の予測では、15年については、年内に0.25%の利上げ見込みが維持されたが、16年の金利予測が前回の1.875%から1.625%へ低下した。17年についても利上げ予測を引き下げた。日本時間午前4時半まで約1時間、イエレンFRB議長の記者会見の様子が日経CNBCで日本語通訳付きで生放送された。NYタイムズ、WSJ紙、ブルームバーグニュースなどの出席者が次々質問した。イエレン議長が一人一人に穏やかな表情で丁寧に答える自信に満ちた様子が画面通じて伝わった。記者会見通じて筆者個人の印象では米国景気は回復しつつあるのは確かだが、原油値下がりの影響で、予想外にインフレ率が上がらないと指摘した。2%のインフレ目標にいずれ達すると見ているが、そのスピードは緩やかなものになると見ていると述べた。利上げは正常化に向けた第一歩である。しかし、刻々変化するデータの動きを慎重に見極めたいと繰り返した姿が特に印象に残った。

17日のNY 市場は、米FRB議事録その後のイエレンFRB議長記者会見にそれぞれに反応した。17日付のブルームバーグニュースは概ね以下のように伝えた。NYダウは前日比31ドル高、17,935ドルで取引を終えた。インフレ率が当局の見通しを下回り続けている。市場は性急に動く必要はないと見たとJenniferKaplan記者は書いた。NY外為市場では、金融当局者が金利の長期的見通しを引き下げたことが影響してドルが下げた。ドルは対ユーロで1ユーロ=1.1333ドルまで下げた。対円では変わらずの1ドル=123.38円だった。1ユーロ=139.40円で取引されたとRachelEvans記者は書いた。NY原油(WTI)は米製油所稼働率が低下したと伝えられ一時バレル61.38ドルまで上げたが、その後58.85ドルまで急落、利上げはゆっくりとしたペースになるとのFRB発表後下げ渋り、バレル59.92ドルまで戻して終えたとMarkShenk記者が書いた。NY金市場ではFOMCが今回の会合でもっとタカ派的になると見ていた。一時前日比0.6% 下げたが発表後金への圧力は一部取り除かれたとして、オンス1,188.18ドルで取引を終えたとMilleMurshi記者が書いた。

18日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の情報」で米ABCは米FBI(連邦捜査局)がNYで新たなテロ計画を進めていた2人を逮捕したと伝えた。英BBCは女性子供を含むイギリス人10名がシリアへ渡航し連絡が取れない。当局になぜ渡航を止められなかったのか非難されていると伝えた。ドイツZDFはギリシャチプロス首相は債権団との交渉で一切歩み寄りを拒否していると伝えた後プーチン大統領は40発核弾頭ミサイルを新たに配備した。NATOによる挑発の結果と語ったと伝えた。英BBCはフランスの失業率は10.5%と英国の倍。ところが生産性はフランスの方が倍高い。フランスの方が賃金が高いことが背景だ。英国は移民に寛容なことも影響しているなどと解説していた。英BBCはFIFA賄賂疑惑でブラッター会長に捜査開始となれば、ロシア、カタールの開催にも影響すると指摘していた。韓国ではMERSの死者20人に達したがWHOは「緊急事態」宣言見送りを決めた。(了)

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ギリシャ情勢混沌も米利上げ先延ばしと見てNYダウ113ドル高、NY 外為市場動揺なし、

2015-06-19 07:48:10 | 経済学
1ドル=123.36円で変わらず(学校で教えてくれない経済学)


女子ワールドカップカナダ大会で、日本時間6月17日朝、日本はエクアドルに1:0で勝ち、グループC、1位で決勝トーナメント進出を決めた。ワールドカップ放送の為、この日、午前6時からのNHK/BS「ワールドニュース」と7時からの「キャッチ!世界の視点」の放送は共に中止された。「ワールドカップ」と「ワールドニュース」2つを同じテーブルに並べた時、日本の視聴者がいずれを選択するかを正直に教えてくれた。

16日、NY株式市場では、ギリシャ情勢が混とんとしてきた。ところが、それで、米FRBは利上げ急がずとの観測が生まれた。NYダウは113ドル高、17,904ドルで取引を終えた。5月の米住宅着工件数は前月比11%減少も4月改定値が117万戸へ上方修正、回復途上にある。先行指標の米住宅許可件数が2007年来の高水準を記録したことで買い安心感が出たと17日付ブルームバーグ電子版でJenniferKaplan記者は書いた。同記事によれば「ギリシャはデフォルテ回避のために一段の改善をする意思はない。しかし、投資家はあくまでギリシャの問題である。他に波及しないと見た。ドイツ、メルケル首相は『ギリシャをユーロ圏にとどめるために出来ることは全てしたい』と語った。シカゴオプション取引のボラティリティ指数{Vix}は14.81%へ3.8ポイント低下した」と書いていた。ブルームバーグ別ぺージ記事で、EleniChrepa記者は「ギリシャ、チプラス首相は『ギリシャを苦境に陥れた「犯罪」の責任はIMFにある。ECB(欧州中央銀行)はギリシャを「窒息」させようとしている』と責めた。メルケル首相は『残念ながら新しいニュースはほとんどない。18日のユーロ圏財務相会議での解決を期待する』と語った。いずれにしろギリシャは返済プログラムで30日までに合意するか延長が認められない限り債務を返済できない。」と書いた。

16日、NY外為市場では、ギリシャ問題不透明な中、ユーロが対ドルで下落した。ユーロは、1ユーロ=1.1246ドル、対円では、1ユーロ=138.74円で取引された。円は対ドルで、1ドル=123.36円で取引された。ユーロ圏インフレ率は底を打った。ユーロ圏経済は回復している。ドイツ株価指数が反発した。みずほ銀行、ストラテジスト、シリーン・ハラジュリ氏は『ギリシャ交渉の展開に対し、通貨市場は抑え気味に反応している。土壇場で合意でまとまるとの確信が強い』と述べた」とブルームバーグ、AndreaWong記者が書いた。
16日、NY原油(WTI)市場では、米国の石油在庫が減少、供給過剰感が解消、バレル59.97ドルへ反発した。NY金はドルが対ユーロで反発を受けて売られ、オンス1,180.90ドルへ小幅値下がりした。市場は米FOMC会合後のイエ―レンFRB議長発言を注視している。

阪神なんば線で大阪ミナミへ出る機会が多い。大袈裟でなくさながら中華街の様相を呈している。韓国MERSによる死者が増えた。近着のニューズウイーク誌日本版は、韓国の病と同誌表紙に韓国はパニック状態「MERS騒動と云う悲劇」と書き、韓国国家を混乱に陥れた朴槿恵政権の体質を掘り下げていた。過ぎたるはなお及ばざるが如し。こういう時こそ日本人一人一人がシートベルトをしっかり締めて事にあたることが必要なのだろう。(了)

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韓国でMERS感染拡大で中国人観光客日本シフトか、上海国営テレビ、ギリシャ問題不透明で欧米株共に下げる

2015-06-16 10:41:24 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


MERS感染者数が新たに5人増え150人,死亡者は16人に達した。現在5,200人が自宅などで隔離されている。隔離患者の20~30人が外国人でその中に日本人2人が含まれていた。韓国政府は出国制限している。ところが日本人2人は既に日本に帰国していたと16日放送のNHK/BS「キチャッチ!世界の視点」で韓国KBS放送を紹介していた。上海東方衛星視によれば、韓国でのMERS感染拡大で、韓国旅行をキャンセルする団体客が増え、昨年と比べ韓国訪問の観光客は30%減った。その結果、日本人気が急上昇している。夏休みに入る6~8月には昨年の倍と見込んでいると語る中国旅行代理店主の話を紹介していた。一方、キャンセルすると前払い金の6割程度しか戻ってこない。ホテル等へ支払済みの為止むを得ないとする代理店側と客の間で問題が多発していると紹介していた。

14日付のWSJ紙電子版に、中国人旅行者の間で、香港への旅行者が減り、台湾人気が出ている。労働節の連休(5月1~3日}に中国本土から台湾を訪れた旅行者数は前年同期比33%増の3万2,000人、これに対して香港を訪れた38万8,000人と多いが、前の年に比べて2%減った。1~3月で見れば、前年同期比36%増、約100万人が台湾を訪れた。台湾政府は今年、前年の287万人を上回る335万人を目指している。中国人の台湾での費用全体の6割がショッピング、2位の香港、マカオの旅行者はショッピングの割合は3割と書いていた。16日朝放送の先の「キャッチ!世界の視点」で、マカオがカジノ依存から脱却を始めた。習近平主席による汚職撲滅キャンペーンの影響をもろに受けた。カジノに落とす金の60%が中国人官僚政府要人といわれている。中国政府の取り調べ強化で摘発を恐れ、マカオから姿を消した。ゲーム機のメーカーの一人はカジノに対する規制緩和が進む日本市場に中長期的には期待すると話していた。

一方、「ギリシャに不平不満でも見捨てない欧州に裏事情が影響か」と題して、16日付ブルームバーグ電子版にMariaPetrakis記者が書いた。記事によれば「アテネ市内にトルーマン元米大統領のブロンズ像が立っている。1947年、トルーマンは米議会で、共産主義封じ込めのための軍事的および経済的支援をこの時期に行わなければ西にも東にも影響が及ぶと語った。メルケル首相がチプラス首相と会ったときトルーマン演説とほぼ同じ趣旨の話をした。チプラス政権と債権者側は財政目標でのわずかな数値の違いで対立しているが、首脳らの頭にあるのは安全保障と政治の問題だ。ギリシャのゴザス外相は『四半期の収益ベースで考える株主総会やその場しのぎの行動ではない、将来を見据えた運営が出来るかどうかだ』とオックスフオード大学の講演で述べた。」と書いていた。極めて興味深い記事だ。

週明け15日のNY株式市場ではギリシャ問題不透明と弱い米経済統計の影響で、NYダウ
は107ドル安17,791ドルで取引を終えた。10年物米国債利回りは2.36%と低下NY外為市場では1ドル=123.38円、1ユーロ=13.15円と動揺が見られない。NY原油(WTI)は
バレル59.52ドル小幅安、NY金はオンス1,185.30ドルと小幅高と小動きに終始した。(了)

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ハナショウブ全開at白鷺公園(スケッチ&コメント)

2015-06-16 04:45:00 | スケッチ


ハナショウブ全開at白鷺公園

江嵜企画代表・Ken


女子ワールドカップ、カメルーン戦2:1勝利を確認して、阪神なんば
線、南海高野線と乗継ぎ、白鷺公園に着いたときは午後3時を回っていた。今すぐに
でも降り出しそうな雲行きだったので急いだ。

 先日、下見していたのが幸いした。頃合いの場所を見つけて腰を下し、小一時間集
中、念願のハナショウブをキャッチすることが出来、正直ほっとしている次第であ
る。いつものように自宅に持ち帰り彩色した。

 一枚一枚の花弁が、色も形も微妙に違う。それに、花弁は時に吹く風に前後に揺れ
る。よく見ると既に枯れた花もあった。花には主役もわき役もないが、出番を待つ沢
山のつぼみが勢いよくせり出している姿に大いに力をもらった。

 そろそろ手じまいをしようかと、思った時、一匹の水鳥がハナショブの足元に飛
び込んで来た。惜しむらくは、人の気配を感じてか、あっという間に姿を消した。

 体全体は黒身を帯びていた。首筋から体の真ん中にかけて走る白いラインと赤いく
ちばしが印象に残った。特別出演の水鳥を入れて仕上げた。(了)

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咲いた、咲いた、グラジオラスが咲いたよ(スケッチ&コメント)

2015-06-15 13:26:47 | スケッチ


咲いた、咲いた、グラジオラスが咲いたよ

江嵜企画代表・Ken


週明け朝一番で、今か、今かと、心待ちしていたグラジオラスを
スケッチした。土曜日つぼみがほころびかけていた。月曜日朝が
タイミングとにらんだ。

 何事もタイミングを外すと後手後手に回る。グラジオラスの花は
なぜか花もちが意外に短いから急いだ。

 以心伝心、気心の知れた仲と云えばおこがましいが、期待通り
笑顔いっぱいで出迎えてくれた。咲く花の順番がなぜか、年に
よって違う。今年は、ほんのり桜色が先陣を切った。

 白、赤、黄色と植えている。次々咲いてくるだろう。気配
からどうやら次は白のようだ。バックに今を盛りと咲く、キキョウを
描き、足元に這っていた朝顔の葉を添えて仕上げた。

 花を描いているといつも元気をもらう。感謝、感謝である。(了)

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ギリシャデフォルト懸念再燃、9月米利上げ見通し受けて、NYダウ140ドル安、

2015-06-13 09:52:04 | 経済学
NY外為市場でドル買戻しの動き(学校で教えてくれない経済学)


「TPA法案最終採決に持ち込む前提の『外国との貿易によって失職した労働者を支援する』法案が賛成126、反対302で米議会で否決された。民主党で賛成した議員は40人、ペロシ下院院内総務を含む民主党議員144人が反対票を投じた。オバマ大統領は議会にしばしば足を運び法案支持を訴えた。しかし、その数時間後に同法案は否決された。」と13日付ブルームバーグ電子版でCarterDougherty記者が書いた。13日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でブルームバーグニュース出演のJoeWeizenthalキャスターは「オバマ大統領のレイムダック振りを露呈した。12日NYダウは前日比140ドル下げ、17,898ドルで取引を終えた。米FRBの利上げ懸念、ギリシャ問題の混迷に加えてTPA法案成立が先延ばしされたことが影響した」と総括していた。余談ながらレイムダックとは直訳すれば「びっこのアヒル」。再任の見込みがない状態の現職の大統領が1年半残して機能マヒを起こした状態を指すとき使われる。

13日朝放送のドイツZDFは,ドイツメルケル首相は、ギリシャ問題解決について記者団に質問を受けたあと『すべての人々に解決の意思があれば解決できる。成せばなる。」と語り、ギリシャ政府が問題解決に期待感を表したとニュース冒頭で紹介したあと「ギリシャはIMF、EU、ECBからなる債権団の支持を失えば国が破たん、デフォルトに陥る時間切れが迫っているが、ギリシャ、チプロス首相はまるでお祭り騒ぎの振る舞いだ。直近の世論調査では、ドイツ人の24%がギリシャ支援に賛成だが70%が反対だった。ドイツ人はうんざりしている。一方、富裕層は、ギリシャデフォルテは時間の問題と、ギリシャの銀行から預金を引き出し、スイスの銀行に移すか欧州の高級車を買っている。」と伝えていた。

13日朝放送の英BBCはアフリカからのヨーロッパへ脱出を試みる難民が後を絶たないと伝えた。一方、ミヤンマーからの難民を豪州に上陸させないように豪州政府自らが密航業者に金を払い、パプアニューギニアへ運んでいた。難民キャンプでは悲惨な生活が待っている。あっせん業者に金を渡したことに対して、豪州政府は否定している。豪州の政策なのか。単なる拷問なのかが問われると総括していた。豪ABCは豪アボット首相は、難民あっせん業者への支払いを否定したあと、豪州は難民受け入れを断固拒否すると語ったと伝えた。ドイツZDFはドイツにやってきたアルバニア人が難民キャンプでひどい環境での生活している。難民受け入れ費用の80%は州、自治体が負担、国の補助は10~15%に満たない。難民を国が受け入れるのであれば国の支援は余りにも少なすぎると自治体が政府に訴えたと伝えた。

12日のNY市場ではギリシャ問題が暗礁に乗り上げ、米FRBによる利上げが9月にも始まるとの見方が過半数を超えた。株が売られ、ドル買い戻しの流れが強まった。債券は横ばいも、NY外為市場では、1ドル=123.37円、1ユーロ=139.00円で取引された。NY原油(WTI)は小幅続落、バレル59.96ドル、NY金も下げオンス1,178.80ドルで取引を終えた。市場はギリシャデフォルテを念頭に16~17日開催の米FOMCを控え様子見している。(了)

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