肝臓からくる湿疹とは明らかに違う
皮膚炎を訴えて来た方がいました。
「ダニですか?虫刺されですか?」と聞いてきましたが、診ると明らかに違う。
これは、高齢者にたまに診る湿疹で、腎臓が原因の湿疹です。
その時、ちょうど病院での検査表も持っていましたので、検査表を見て「やっぱり!」と思いました。
腎臓に関する項目が3つも異常値を示していたからです。
ですから、「これらはみな腎臓に関する数値ですので、腎臓の疲労と考えていいと思いますよ」と話しておいた。
それで治療は、巨鍼で背部の左右の膀胱経に刺鍼しました。
ご本人も、腎経が弱いことを知っていましたので、
「やっぱりそうですかー」と言っていました。
こういう場合も巨鍼は便利なので、すぐに巨鍼を使うのですが時々、お灸で経絡治療をすることもあります。
と言っても、足へのお灸だけですが・・・。
このような皮膚炎は、これから夏になると患者さんが増えてきます。
なぜですか?
それは、腎臓に負担をかける食べ物を食べる機会が増えてくるからです。
これは食養を知らないとわからないかも知れませんので、治療師は食養のことも勉強しておく必要がありそうですね。(^o^)
とりわけ、今度の臨床実践塾では説明しておきますが、聞くだけでは意味がないので、自分でも実行してみてください。
ポイントは、「何を食べないか」です。
巨鍼療法講習会のご案内
日時 :6月23日(日)13:00~15:00
会場 :新城針灸治療院
参加費:20.000円(税込)
講師 :新城三六(日本巨鍼療法創始者)
会場 :新城針灸治療院
参加費:20.000円(税込)
講師 :新城三六(日本巨鍼療法創始者)
申込 :06-6765-7622(木、金、土以外は留守録)
shinjo36アットマークsunny.ocn.ne,jp