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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

誰しも欠点はある

2010-06-13 10:47:48 | 時事
 
 鳩山さんと小沢さんと、どっちがどっちの道連れなのかは知らないが、両方とも辞めて、新しい内閣の支持率はアップ。これはこれで、めでたいと言えるのだろう。
 ただ8ヵ月後、あるいは1年後、菅総理も前任者と同じように叩かれているのかもしれないし、総理の座にはいないのかもしれない。そう考えると、「総理なんてやるもんじゃない」のかも。
 最近の子供は我慢する力が足りないと言うけれど、こう総理がコロコロ変わるのを見ると、僕ら大人も、許容する力が減っているんじゃないかとも思う。

 話変わって、たとえば元気がいい人間は、裏を返せば「うるさい」となろうし、頭がいい人間は、逆に見ると「小ざかしい」となろう。カッコいい人間は「すかしてる」ともなろう。誰であれ、この世に形として存在しているからにはある性格を持っている。それは見る人によっては美点ともなろうし欠点ともなろう。見る人の損得とも関わってくる話だ。
 つまり、どんな人間であれ、欠点はあるってこと。それをあげつらうかどうかは、見る人次第。下世話な点をあげつらうのは、あげつらう人間の下世話さを現しているのかもしれないと思うと、あまり人の欠点も言えないかなあと思う。
 欠点のない人間というのは、美点もないということ。欠点がないということは、存在しないということ。だから全知全能の神様というのは、形としては存在しえないのだろう。
 菅さんも、あの強気が裏目になることもあろう。そして自分はと言えば、気が短く頑固でわがままだし、少々へそ曲がりでもある。

 と、ここでサッカーW杯の話になる。
 人間で成り立つチームである以上、どんなチームにも欠点はある。。カメルーンは守りに足を、いや手を抜くかもしれないし、オランダは世界4位だという驕りがあるかもしれない。デンマークだってスタミナ面が弱いかもしれない。
 そういうこと考えたら、日本代表、希望は持てる。がんばれ!
(ここまでの5試合すべて見たが、いずれも見ごたえのあるもの。全然飽きることがない。)
 

コメント
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