鳩山さんと小沢さんと、どっちがどっちの道連れなのかは知らないが、両方とも辞めて、新しい内閣の支持率はアップ。これはこれで、めでたいと言えるのだろう。
ただ8ヵ月後、あるいは1年後、菅総理も前任者と同じように叩かれているのかもしれないし、総理の座にはいないのかもしれない。そう考えると、「総理なんてやるもんじゃない」のかも。
最近の子供は我慢する力が足りないと言うけれど、こう総理がコロコロ変わるのを見ると、僕ら大人も、許容する力が減っているんじゃないかとも思う。
話変わって、たとえば元気がいい人間は、裏を返せば「うるさい」となろうし、頭がいい人間は、逆に見ると「小ざかしい」となろう。カッコいい人間は「すかしてる」ともなろう。誰であれ、この世に形として存在しているからにはある性格を持っている。それは見る人によっては美点ともなろうし欠点ともなろう。見る人の損得とも関わってくる話だ。
つまり、どんな人間であれ、欠点はあるってこと。それをあげつらうかどうかは、見る人次第。下世話な点をあげつらうのは、あげつらう人間の下世話さを現しているのかもしれないと思うと、あまり人の欠点も言えないかなあと思う。
欠点のない人間というのは、美点もないということ。欠点がないということは、存在しないということ。だから全知全能の神様というのは、形としては存在しえないのだろう。
菅さんも、あの強気が裏目になることもあろう。そして自分はと言えば、気が短く頑固でわがままだし、少々へそ曲がりでもある。
と、ここでサッカーW杯の話になる。
人間で成り立つチームである以上、どんなチームにも欠点はある。。カメルーンは守りに足を、いや手を抜くかもしれないし、オランダは世界4位だという驕りがあるかもしれない。デンマークだってスタミナ面が弱いかもしれない。
そういうこと考えたら、日本代表、希望は持てる。がんばれ!
(ここまでの5試合すべて見たが、いずれも見ごたえのあるもの。全然飽きることがない。)