この春転勤してしまったTさんに続いて、かわいい飲み友達とまた別れがあったというちょっと悲しい話。
お人形さんみたいにかわいらしい20代のMさんで、今度は僕の方から別れることにしたもの。キャバクラの子とはいえ、2年近く“付き合って”きたので、予め「そろそろ終わりにしようかと思います」とメールしておき、ジビエ料理の居酒屋で待合せ。
理由はいろいろあるが、大きくは2つ。
①キャバクラという所に自分がなじまなくなってきたこと。特に新しい店は、キラキラし過ぎてどうも合わなかった。
②ただでさえフラつきがちなところ、大して飲んでいないのによろけるようになったこと。(そのせいで転んでしまい、メガネ壊すわ顔ケガするわ)
要するに僕が年とったってこと(もうちょっと頑張りたかったが)。だから「Mさんが悪いわけじゃない」とは充分伝えた。もちろん毎回そこそこの出費もバカにならないというのもあるが、それ言うとカッコ悪いんでおくびにも出さず。
Mさん「納得できない」とは言っていたが、ちょっと高価なお酒を注文し、最後は両手で握手してきて「長い間ホントにありがとう」と気持ちよく送り出してくれた(と思う)。一番長い〈お客さん〉だったようだ。
翌日には長い長いメールも。「最後なのは悲しい」「大変お世話になりました」「お体に気を付けて」と。何だか可哀想なことしてしまったような気もする。
はっきり理由を告げることができたし、冷たい/熱いケンカ別れみたいにならなくて良かったとは思うが、時々届いていたメールもぱたりとなくなり、寂しい思いをしている。ひょっとしたらどちらか、また急に会いたくなるかも。
切ない気持ちでこれ書いているところ。…ちょっとキザでした。